インプレッション・感想

Wilson Ultraシリーズ – ラインナップが色んな意味でウルトラ級。

ウイルソングリップエンド

(この記事はウイルソンウルトラが発表されたすぐ後に書いたものを、最近の事情も再考してリライトしたものになります。)

ウィルソンのウルトラが発表されてからしばらく経過し、2017全米オープンでも何人かの選手が使用しているのが確認出来ました。
ウルトラって所謂黄金スペックだったと思うのですが・・・

<黄金スペック>
ウイルソン ウルトラ100CV
( Wilson Ultra 100CV)

1番の主力モデルのウルトラ 100CVのスペックは正真正銘黄金スペックとなっています。
フェイス:100平方インチ
重さ:300g
バランス:320mm
フレーム厚:23.0 – 26.5 – 22.5mm
長さ:27インチ
ストリングパターン:16 x 19

よく見るスペックですねぇ。笑

ウルトラ = ピュアドラの対抗・・・・?

ピュアドラ対抗機として真っ向勝負を挑んでいるウルトラ100CV。
新しいピュアドラがかなり明るいブルーを採用してるのに対し、最近のウイルソンデザインを踏襲した黒ベースの明るいブルーの塗装が施されています。
配色も綺麗で、スッキリとした良いデザインだと思います。
(ほぼ全部デザイン同じですもんね、ウィルソン。)
同じスペックでリバースモデル、ブラックモデルもあるので3本バラバラのカラーにする事も出来ちゃいます。笑

黄金スペックじゃない!?ウルトラハードスペック!

全米オープン(2017年)で、このウルトラシリーズを使用していた主な選手を挙げると・・・
ガエル・モンフィス ( Gael Monfils )
ボルナ・コリッチ ( Borna Coric )
マイク・ブライアン ( Mike Bryan )
フェリシアーノ・ロペス ( Feliciano Lopez )
といった選手たちが使用してました。
ロペスはこれまでもJUICEや、旧型ウルトラなど同等のスペックを使用していたので特には気にならなかったのですが。

まさかモンフィスとコリッチも使用するとは!
二人ともハードなスペックのラケット使ってたよなー?
そんなに性格の違うラケットにして平気なの??と思ったそこのあなた。

ULTRA TOURというモデルが存在してる!

実は海外にはTourというモデル設定がある模様。
tennis warehouse Wilson Ultra Tour
スペックの詳細はTennis Warehouseを見て頂ければ、と思うのですが、とにかくびっくりするぐらいハードスペック、なんですね。
フェイス:97平方インチ
フレーム厚:20mmフラット
ストリングパターン:18/20
もう、黄金スペックなんてかすりもしないハードさ。笑

2019年2月現在、ウイルソンの日本語HPにもツアー97が。
(この記事を最初に書いた2017年時点では海外限定モデルだったようです・・・)

モンフィスやコリッチに使ってもらって
よりハードなプレイスタイルにも対応出来ますよー、というイメージ獲得の為の戦略なんでしょうか・・・?
調べみたらどうやら「モンフィスがこの色を気に入ったから。」ってという理由らしいんですけどね・・・そんな軽いノリでOKなのか、と突っ込みたくなりました。

錦織選手までウルトラ戦士に・・・

なんて事を言っていたら2019年、錦織選手が使っていたラケットもウルトラツアー95というネーミングでウルトラ入りしました。笑
もはやなんでもありです。クラッシュゾーンさえ搭載してればいいのです。
(97のツアーはクラッシュゾーンついてないし、どうやら錦織選手が実際に使用しているラケットにもついていないっぽいです・・・)

Embed from Getty Images

黄金スペックとしてデビューしたウルトラですが、ツアーという名前のもとでハードスペックまでカバーしたこのモデル。
せっかくなので2019年2月時点でのウルトラシリーズのラインナップを一覧にしてみました!

・ウルトラ 100 CV
・ウルトラ 100 L
・ウルトラ 100 UL
・ウルトラ 105S CV
・ウルトラ 110
・ウルトラ TOUR 97
・ウルトラ TOUR 95 CV
・ウルトラ TOUR 95JP CV
・ウルトラ TOUR 100 CV

(ジュニアラケット除く)

こんなんになってしまいました!
まさにウルトラ級のラインナップの広さ!

プロスタッフも取り込んだらいいのでは。笑

次はウルトラプロスタッフとか作ったらええんじゃないかと思ってます、個人的に。
クラッシュゾーン付けてさ、なんて。
そんなわけでおそらく日本ではバーンの代わりに猛プッシュされるであろうウルトラシリーズ。
今後もウルトラ級の戦略で僕達を驚かしてくれることでしょう!