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2019全仏オープン・ベスト8!選手プロフィールと使用ラケットについて。[FRENCH OPEN]

テニスラケット

2019年全仏オープンもベスト8が出揃いました。
各選手のプロフィールと、使用しているラケットについてまとめました。

2019全仏オープン・ベスト8が決まりました!

みなさん、こんにちは。
今年の全仏オープンもベスト8が出揃い、いよいよ終盤戦へと突入していきます。
そこで、今回はベスト8に残った各選手のプロフィールと使用している道具についてご紹介していきたいと思います。
最後にトロフィーを掲げるのは、この中の誰になるのか・・・楽しみですね!

(1) ノヴァク・ジョコビッチ ( Novak Djokovic ) SRB
VS
(5) アレキサンダー・ズベレフ ( Alexander Zverev ) GER
head to head : 2-2

(4) ドミニク・ティエム ( Dominic Thiem ) AUT
VS
(10) カレン・ハチャノフ ( Karen Khachanov ) RUS
Head to Head : 0-1

(24) スタン・ワウリンカ ( Stan Wawrinka ) SUI
VS
(3) ロジャー・フェデラー (Roger Federer ) SUI
Head To Head : 3-22

(7) 錦織 圭 ( Kei Nishikori ) JPN
VS
(2) ラファエル・ナダル ( Rafael Nadal ) ESP
Head to Head : 2-10

No.1 SEED
ノヴァク・ジョコビッチ (Novak Djokovic)

1R:6-4 / 6-2 / 6-2 H.Hurkacz
2R:6-1 / 6-4 / 6-3 H.Laaksonen
3R:6-3 / 6-3 / 6-2 S.Caruso
4R:6-3 / 6-2 / 6-2 JL.Struff
失セット数:0

2016年の全仏チャンピオン、ノヴァク・ジョコビッチ ( Novak Djokovic )。
クレーシーズン前半では調子が心配されていましたが、ATP1000マドリードで優勝、ATP1000ローマで準優勝し、この全仏でも失セット数ゼロと盤石の勝ち上がりを見せています。
全仏では2016年に優勝の実績を持っており、その時は2015年ウィンブルドンからGS4大会連続優勝+生涯グランドスラム達成をしました。
今年も2016年に近い安定感を醸し出しており、2度目のGS4大会連続優勝も現実味を帯びてきています。
ゴムゴムの実の能力者ばりに、柔軟性の高いフットワークでどんな攻撃も跳ね返す超人テニス。
あっさりと優勝しちゃいそうな気もします。

ラケットはHEADのG360 SPEED PROを使用中。
ですが、中身は思いっきり特注品。市販品とは全然別物です。
ストリングパターンも18×19という変わり種。
これぞプロストックなモデル。

リアルなジョコビッチモデルを出してもきっと売れると思うんですけどねぇ・・・

No.5 SEED
アレキサンダー・ズベレフ (Alexander Zverev )

1R:7-6(4) / 3-6 / 2-6 / 6(5)-7 / 6-3 John Millman
2R:6-1 / 6- 3 / 7-6(3) M.Ymer
3R:6-4 / 6-2 / 4-6 / 1-6 / 6-2 D.Lajovic
4R:3-6 / 6-2 / 6-2 / 7-6(5) F.Fognini (9)
失セット数:5

NextGenの筆頭、アレキサンダー・ズベレフ( Alexander Zverev )が今年はベスト8へやってきました。
GSでは早期敗退が目立ってしまっていましたが、今年は苦戦しつつも勝ち上がってきました。
テニスのパフォーマンスとしては本当にいつGS優勝しても全くおかしくない選手なのですが・・・ここぞという時になかなか勝てていない印象。
次戦ジョコビッチ戦ですが、対戦成績は2−2のイーブン。
ここを突破すると自身初の四大大会ベスト4に進む事が出来ます。
若干ラケット破壊のイメージが定着しつつありますが、ナーバスになり過ぎずジョコビッチという巨大な壁を打ち崩す事が出来るのか・・・見ものです!

長身から繰り出すサーブ、ストロークはいずれも球威があり、安定感もあります。ただメンタル的な問題と、ジョコビッチ相手に決め切るショットが打てるかどうかが試されます。

そんなズベレフが使用しているのはHEADのG360 SPEED MPです。
薄々勘付いていたかもしれませんが、これもペイントジョブです。
中身はどうやら旧型のスピード MPだと思われます。
(現行品は厚く、ヨーク部分は8本ストリングが通っており、設計が違います。)

そんなワケで、スピードではない名前でズベレフモデルが出るようです。笑

【ヘッド】期待の新シリーズGravity(グラビティ)!?ズべレフ使用が確定か!?

RACKET LABO様より引用
https://senchaaan.com/2019/05/21/head-gravity-mp-impression-2019/

ヘッドのそういうとこ・・・たくましいと思います。

広告塔として頑張らなきゃサッシャ!

No.4 SEED
ドミニク・ティエム (Dominic Thiem)

1R:6-4 / 4-6 / 7-6(5) / 6-2 T.Paul (W)
2R:6-3 / 6(6)-7 / 6-3 / 7-5 A.Bublik
3R:6-3 / 4-6 / 6-2 / 7-5 P.Cuevas
4R:6-4 / 6-4 / 6-2 G.Monfils (14)
失セット数:3

2016年・2017年はベスト4、2018年準優勝と着実に成績を上げてきているドミニク・ティエム ( Dominic Thiem )。
コート後方から抜群の回転量で撃ち抜くストローク、相手を外へ弾き出す強烈なスピンサーブ・・・まさにクレー無双。完全に優勝候補の一人になった感がありますね。
1995年には同じオーストリアのトーマス・ムスターが全仏を制覇しており、本人もその事は意識しているはず。
失セット数は3ですが、戦いぶりは安定しているように見えます。
次戦、0勝1敗を喫してしるハチャノフが相手。
クレーでは負けられないティエム。
ハチャノフ相手にどれだけの強打を披露してくれるのか楽しみです。

ティエムは今大会から新型のバボラ ピュアストライクを使用開始。
詳細は別記事にも書いたので、こちらもご参照ください。
2019新ピュアストライク:ドミニク・ティエム仕様スペック!
これまでは初代ピュアストライク(黒x赤)を、2017年モデル(白ベース)のペイントジョブで使用していたようでしたが・・・今回のモデルチェンジにより、実際に新しいフレームを使用しているようです。

ここで優勝したら新型の宣伝効果は抜群だ!

No.10 SEED
カレン・ハチャノフ ( Karen Khachanov )

1R:6-1 / 6-1 / 6-4 CM.Stebe
2R:6-3 / 7-6(6) / 0-6 / 7-5 G.Barrere
3R:6-1 / 6-4 / 6-3 M.Klizan
4R:7-5 / 6-3 / 3-6 / 6-3 JM.Del Potro (8)
失セット数:2

NextGenの中でもズベレフと並びすでに実績を残しつつあるのが、このハチャノフ (Karen Khachanov)。
すでに2018年のATP1000パリ (Rolex Paris Masters) でタイトルを獲得しており、実力は申し分なし。
独特のフォームから繰り出す強烈なストローク、恵まれた体格に加え十分なフットワークもある大型選手。
2019年前半戦はちょっと失速気味な印象でしたが、ここにきて盛り返してきた模様。
4回戦のデルポトロ戦、グランドスラム大会でのトップ10選手に対する初めての勝利になったそうです。

次戦はティエム。
下馬評としてはティエム有利と思いますが、ここまで失セット数がわずか2、ティエムに対し過去1勝0敗なので、簡単には決着しなさそうな予感。

そんなハチャノフですが今年に入りHEADラケットの黒塗りモデル使用して契約の発表まで出ましたが・・・・
そこから調子を崩したようで今はまたウィルソンのブレードに戻っています。
(ステンシルが入っていないので契約の有無は不明ですが。)

・・・はい、そうです。これもプロストックです。
写真を見ても、ブレードの特徴であるフレームの外側の丸みは確認出来ず、シンプルなBOX形状のものと思われます。
ベルベットコーティングはなく、光沢のあるクリア塗装になっています。

ここで結果を残せば、ウイルソンと復縁かな?

No.24 スタン・ワウリンカ (Stan Wawrinka)

1R:6-1 / 6(3)-7 / 6-2 / 6-3 J.Kovalik
2R:6-1 / 6-4 / 6-0 C.Garin
3R:7-6(5) / 7-6(4) / 7-6(8) G.Dimitrov
4R:7-6(6) / 5-7 / 6-4 / 3-6 / 8-6 S.Tsitsipas (6)
失セット数:3

2015年全仏オープンチャンピオン、スタン・ワウリンカ。( Stan Wawrinka )
強烈なフォアハンド、ウィナーも取れるバックハンドの強打が持ち味。
怪我によりランキンを下げてしまっていましたが、いよいよ完全復活かも。
勝ち残った8人の中では、最も低い第24シードとなっています。

ディミトロフ戦はストレート勝ちでしたが全てタイブレーク、チチパス戦では本当に最後の1ポイントまでどちらが勝つか分からない大接戦でした。
激闘を勝ち抜き、次戦は同国のフェデラー。
対戦成績では3-22と、分が悪い感じは否めません。
全仏では今回が4度目の対戦。
2010年4回戦・2011年4回戦がフェデラーが、2015年QFではワウリンカが勝利しています。
フェデラーに勝てば準決勝・決勝と一気に行ける爆発力もあるので、次戦の戦いっぷりに注目です。

ワウリンカが使うのはヨネックス・ブイコアプロ97
はい、そうです。ペイントジョブです。
外観こそブイコア風になってますが、中身はどうやら初代ブイコア95Dらしいです。
厚みもフェイスの形状も明らかに市販品とは違うので・・・ヨネックスも結構ペイントジョブ多いですね。

大坂選手は負けちゃったけどヨネックスにはまだスタンがいるよ!

No.3 SEED
ロジャー・フェデラー ( Roger Federer )

1R:6-2 / 6-4 / 6-4 L.Sonego
2R:6-4 / 3-6 / 6-4 O.Otte
3R:6-3 / 6-1 / 7-6(8) C.Ruud
4R:6-2/ 6-3 / 6-3 L.Mayer
失セット数:0

2015年大会以来となる全仏参戦となったフェデラー ( Roger Federer )。
おそらく事前予想では優勝候補に挙げた人は少ないのでは?
ここまで失セット数ゼロで勝ち上がってきています。

他の選手を圧倒する引き出しの多さ、スキルの高さがあるので、短期決戦に持ち込む事が出来れば・・・もしかして、もしかするかも?。
2004年にはサーブ&ボレーヤーのティム・ヘンマンがベスト4に入った前例もありますし・・・それから15年後、今フェデラーの戦い方はある意味それに近いのかもしれません。
4回戦のメイヤー戦のハイライトを見ても、ポジションは下げずに速いテンポ・速いボールでラリーしていて、メイヤーのつなぎのスライスに対してはすかさずネットプレーに出て得点を重ねていました。

次戦のワウリンカ戦、本人としても2015年の敗戦は記憶に残っているはず。
強打に対してどこまでポジションを上げて対応出来るか、それとも後ろでじっくり打ち合ったりするのか・・・戦術的なところも気になります。

ワウリンカもフェデラーも好きだから、どっちも応援したい。笑

フェデラーのラケットは言わずと知れたプロスタッフRF97
(やっとまともに紹介出来ます!笑)
340gという重量級のラケットにも関わらず、コートで頻繁に見かけるのはフェデラーの魅力によるところが大きいかと。

2019年モデルはまた黒x黒に戻ります。
もちろん、きっと売れるに決まってます。

なれるものなら、誰だってフェデラーになりたいよね、そりゃ。

No.7 SEED
錦織 圭 ( Kei Nishikori )

1R:6-2 / 6-3 / 6-4 Q.Halys (W)
2R:4-6 / 6-4 / 6-4 / 6-4 JW.Tsonga
3R:6-4 / 6(6)7 / 6-3 / 4-6 / 8-6 L.Djere (31)
4R:6-2 / 6(8)-7 / 6-2 / 6(8)-7 / 7-5 B.Paire
失セット数:5

この8人の名前の中に、日本人の名前があるっていう事だけでも凄く誇らしい事だと思うのです。
第7シードの錦織選手がベスト8に残りました。( Kei Nishikori )
フルセットの戦いが続き、コンディション面での不安が残りますが・・・
ズベレフと同じ失セット数5
フルセットマッチの勝率がATPツアーNo.1と良く紹介されていますが、今回も2試合連続で勝負強さを証明してくれました。
しかしながら・・・さすがに消耗は大きいと思われます。
次戦のナダル戦までに回復する事を祈ります。

そんな日本の至宝、錦織選手が使用しているはウイルソン・ウルトラツアー95CV

最近、ウルトラのラインナップが幅広すぎてシリーズとしてのコンセプトが分かりにくい気がするんですが・・・・多分、最低限、青ければいいんです。笑

↑ そして錦織選手といえばコレ!
のどち◯こ型の振動止め!これは100%間違いなく実際の使用モデルですから。笑

もしもナダルを全仏で倒しせたら日本どころか世界的なニュースになります!
ベストなパフォーマンスを発揮できる事を願ってます!

No.2 SEED
ラファエル・ナダル ( Rafael Nadal )

1R:6-2 / 6-2 / 6-3 Y.Hanfmann(Q)
2R:6-1 / 6-2 / 6-4 Y.Maden
3R:6-1 / 6-3 / 4-6 / 6-3 D.Goffin (27)
4R:6-2 / 6-3 / 6-3 JI.Londero
失セット数:1

クレーの王者、ラファエル・ナダル ( Rafael Nadal )。
前人未到、全仏12回目の優勝を目指す今大会。
3回戦のゴファン戦では1セット失うものの、今のところ大きな不安要素はなさそう。
33歳を迎えたナダルですが、やはりこの赤土のコートでナダルが負ける姿ってのは想像しにくいですよね・・・。
錦織選手に対しても10勝2敗と大きく勝ち越しています。

そんなナダルが使っているのはバボラ・ピュアアエロ
はい、そうですね、ペイントジョブですね。
噂によると今だに最初のアエロプロドライブがベースらしいです。
コアテックス無し、ウーファーが見える構造・・・写真から推測するに、そういう事だそうです。
ちなみに今大会でも現行ピュアアエロデザインではなく、全仏10回目の記念に作られた「LA DECIMA」デザインになってます。

変わらないのがナダルの強さの一要因でもあると思います。

まとめ:誰が勝っても不思議じゃない。

そんなわけで長々と書いてしまいましたが・・・結局ベスト8の顔ぶれを見ると誰が勝ってもおかしくない状況だと思います。

そしてやっぱりプロのプロストック率・ペイントジョブ率の高さを改めて感じるのでした!