皆さんこんにちは。先日の台風により千葉県は大きなダメージを受けました。
僕が住む千葉市も数日に渡って停電が発生。
電車やお店はもちろん、信号機も停止。
街としての機能が脅かされるような事態となりました。
今回は先日の台風のあと、
備えていて良かったぁ!と思ったものと
備えておくべきだったぁ!と思ったものをまとめました。
今後の防災対策に参考にしてもらえると幸いです!
<TOPICS>
台風による被害は?
今回、千葉県千葉市は台風15号の直撃により、大規模な停電が発生。
最終的には丸2日間、停電が継続する事となりました。
僕の住むアパートも当然停電が発生。
幸い、水道・ガス(都市ガス)は使用可能な状態でした。
備えていて良かったもの5選!
・懐中電灯/ランタン
・乾電池
・非常食
・モバイルバッテリー
・ボディーシート/冷感スプレー
懐中電灯 / ランタン
まず役に立ったのが懐中電灯とランタンでした。
日中は台風一過の晴天だったこともあり、部屋の中もとても明るい状態だったのですが日が暮れると一変。
部屋の中は真っ暗。
この暗さは想像以上。
まぁなんとかなるでしょう・・・なんて思っていたんですが、街全体が停電している中での部屋の暗さはなめちゃいけませんでした。
手を洗ったり、トイレに行ったり・・・普段当たり前にしている事が、明かりがない事で一気に難しくなりました。
そんな時にも、ランタンが1個あるだけで部屋全体が明るくなります!
大活躍のランタン。 ソーラー充電も可能。 ハンドルを回して充電。 USB端子から携帯の充電なども。
今回は電池式の懐中電灯、小型のソーラーパネルも備えたランタン2個を備えていた為、なんとか乗り越える事が出来ました。
このランタンは
①ソーラーパネルによる充電
②ハンドルを回す事による手動充電
③単4電池3本 etc…
と複数の方法で電源とする事が出来たのでかなり助かりました。
またUSB端子もあり、携帯やモバイルバッテリーの充電をする事も可能。いやもう、大活躍でした。
乾電池
やっぱり電池は備えておいて正解でした。
懐中電灯やランタン、(持っていれば)ラジオや手持ちファンの電源として使用出来ますからね。
今回のように大きな災害があった後、必要に迫られて買いに行かざるを得ない時もあると思います。
しかし台風が直撃して感じたのは、
①お店自体が休業になる可能性がある
②お店までの移動にリスクが伴う場合がある
③お店の商品が無くなってしまう可能性がある
と、災害直後には手に入れらないかもしれないのです。
店頭に置いてある電池は、購入者が殺到して売り切れる可能性が高いですし。
苦労して営業してるお店まで行ったのに目当ての電池が買えなかった・・・とならないよう、予め数を備えておきたいものです。
非常食
そして非常食も非常に役に立ってくれました。
特に水だけでも食べれるアルファ米は便利アイテムでした!
開封してお湯を注げば約15分、水の場合は約1時間で出来上がり!!
僕の住むアパートは幸いな事に水・ガスが問題無く使用出来ていたのですが、それでも空調が効かない部屋の中でガス調理は大変。
そんな時に水を入れて待ってるだけで食べれるようになる、アルファ米は感動レベルの便利さ。
近隣のコンビニやスーパーも休業中。
冷蔵庫も機能していない状況で、調理簡単・長期保存可能な非常食は救世主のような存在でした。
モバイルバッテリー
いつも通りの充電が出来ないなかで、とても役に立ったのがモバイルバッテリー。
iPhone6sより小さめ。 USB-Cで充電。
大きさはiPhone 6sよりちょっと小ぶりで、厚さはバッテリーの方が少し厚め。
持ち運びにも困らないサイズ。
わたくしごとですが、自宅の停電が続く中でしたが東京〜神奈川に出勤して作業していました。
ほとんど被害の無かった東京でモバイルバッテリーを出来るだけ充電→自宅で携帯などを充電!という形で使えたのは大きな助けになってくれました。
ボディーシート/冷感スプレー
今回1番辛かったのは、停電によって冷房がない中で暑さに耐えなければいけなかった事でした。
35度を超えた日もあり、ちょっと動けばすぐ汗が出るような状況。
シャワーを浴びれば良いのですが、給湯器が動かないので水しか出ない!
そんな時はボディーシートで身体を拭いてスッキリ!
これでかなり助かりました。拭いた後はしばらくサラサラ感が続くので、暑い中でも少し快適になりました。
夜の寝苦しさも一苦労。どうやっても暑い。
そこで活躍したのは、服にスプレーするとひんやりするという冷感スプレー。

もともと夏場の勤務中、Yシャツで汗だくになってしまう事もあったため、見かねた奥さんが買っていてくれたもの。
Tシャツやステテコにスプレーすれば15-20分くらいはスースー感が持続。暑さによる寝苦しさから少し解放されました。
※刺激が強いので、肌に直接塗布するのは避けましょう!多分結構お肌が痛くなります!
備えておくべきだったもの3選!
そしてここからは台風被害にあってみて、これはもっておきべきだったなぁ!と後悔したアイテムをまとめました。
とにかく今回の件で分かったのは
・情報源が遮断されてしまう事
・暑さに対処しなければならなかった事
この2点が大変で、なおかつ備えが足りない部分でした。
ラジオ(電池式)

テレビは見れないし、インターネットも使えない。
こんな時に活躍するのがラジオ。
普段は携帯電話のラジコで聞いているので、今回もラジコを・・・と思いきや!
想定外だったのは携帯は圏外にはなっていないものの、データ通信は行えずラジコも聞く事は出来なかった、ということ。
そんな時にこういう電池で使えるコンパクトなラジオが1つでも良いから持っていたなら・・・と反省。
早速一つ購入しておきました。
小型ファン
暑さ対策として持っておくべきだった!と強く反省したのが、小型のファン(送風機)でした。
流行りの手持ちファンなども持っておらず、暑い部屋の中でもただひたすら耐えるしかありませんでした・・・。
もしこれがあれば少しは楽だったろうにと後悔。
防災的な観点で考えると
・乾電池でも使用可能
・置いて使用可能
・普段はコンパクトに収納出来る
という点が大切かなと思います。
手持ちオンリーは疲れてしまいますし、充電式だけのタイプは充電切れした後が辛い。
コンパクトなタイプなら非常食などと一緒に保管しておくのもありですね。
冷却パック
最後に持ってなくて後悔したのがこちら。
種類にもよりますが、袋を握る・叩くなどすると急激に温度が下がって冷たーくなる冷却パック。
冷凍庫の中には保冷剤があったのでそれを使ったりもしていたのですが、1日目・2日目と時間が経つにつれて室温に戻ってしまいました。
そうなるとどうしようもない・・・。
そんな時にこれがあれば暑さをしのぐアイテムになったはず。
猫や犬など室内でペットを飼っている人にも、熱中症を防ぐため強くおすすめしたいアイテムですね!
当たり前の事だけでもOKだから。
災害はいつ発生するか分かりません。
自分たちがいつ被災者となってしまうのかも分かりません。
被害が出てから災害の対処するのはとても難しいです。
だからこそ、普段から当たり前の備えだけでもOKなので、ほんの少しでも防災対策をしておくことが大切だと思い知らされました。
この記事が少しでも皆さんの防災の参考になれば幸いです。