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めっちゃ強うまな町田さんと知り合うという幸運。

僕個人の2021年における大きな幸運のひとつ、それが町田さんというプレイヤーと知り合えたことでしょう。
普通に過ごしていれば、決して交わるような事の無いくらいレベル差があります(笑)
キレイ・上手い・強い、そんな相手だ・・・
どうしても見たかった2人のシングルス😂
— アドブロ / TRUEMAN(とぅるーまん) (@ADVNTG_kotodama) March 7, 2021
・EXTREME TOUR使用:町田さん(@big_tennisman)
・CX400TOUR使用:ずぉさん(@zuo_tenniskurui)
左右に振り回す町田さん、走らされても粘るずぉさん🏃♂️💨
ふむふむ🤔 pic.twitter.com/QZDlrAkz3f
まずフォームがキレイ、ショット全般をそつなくこなせるうまさ、当然強い。
それもそのはず。
柳川高校、早稲田大学というテニスの名門でテニスを磨いて来られた方なのです!
アドブロは何を勘違いしたのか、そんな彼にシングルス対決をお願いして来たのです!
先に言っておきます。もちろん負けました。
身の程をわきまえず町田さん(@big_tennisman)にシングルス対決をお願いしてきましたっ!
— アドブロ / TRUEMAN(とぅるーまん) (@ADVNTG_kotodama) March 9, 2021
ある程度作戦も考えたし肩が本調子ではない町田さんになら少しは競れるかも?🤔
結果
1-6
1-6
STB : 6−10
キープ数ゼロ。
圧倒的な差!
常に余裕がなかった私😂
実力差あるのに試合して頂いて超絶有難や!🙇♂️ https://t.co/wRcYy4lh98 pic.twitter.com/3Q5lHGqtqP
火を見るよりも明らかな実力差。
もちろん負けて来ました。笑
2セットやって1-6/1-6、キープ数ゼロ。
手加減はしてもらっていたし、町田さんは肩のコンディションが万全ではない、でもこの圧倒的差でした。
負けから学ぼう!というのが今回の趣旨!
でも負けるのなんて当然だと思うんです。
大切なのはこの試合から一体何を学ぶ事が出来たのか?という点。
今回の記事では超格上の選手と戦った分かった事を考察しています!
・どんな作戦を立てて試合に挑んだのか?
・実際試合で作戦はどう作用したのか?
・格下側が成長の為に取り組むべき事とは?
どんな作戦を立てて試合に挑んだのか?
まずは試合前に、どんな風に戦うべきか?という点をじっくり考えてみました。
過去に町田さんと一緒に練習して頂いた時の事などを思い出して、現状を考えてみました。
・アップのラリーくらいなら打ち合える
・町田さんは無理に打ち込んで来ることは少ない
・ストロークの精度、安定性は段違い
・肩を痛めているのでサーブはスライス系
・フォアはしっかりスピンのかかったボール
・両手バックは厚く捉えて深く飛んで来る
・ボレーのタッチも上手い
・・・リアルに何も勝ってないとかあるんか(笑)
こちら大きな武器なし。でも競りたいから考えた
念のためこちら(アドブロの中の人)のお話も。
テニスを始めたのは高専に入学してから。5年間テニスにどっぷりハマるものの、個人として大きな戦績は特になし。
大学以降は週1テニスだったり、ひどい時には年数回にまでプレー頻度が下がりましたが・・・20代後半からは週一テニスをコンスタントにキープ出来てきている感じです。
シングルスは基本慎重にプレーするタイプです。
ただし戦略的シコラーとかではなく、ただ打てないだけな感じ(笑)
ショットは全般に打てるものの大きな武器はなく、もちろんオールラウンドさでは町田さんには遠く及ばない感じ!
少し作戦を考えてみた。
じゃあどう戦うか?っていう作戦を考えて臨みました!
サーブゲーム:球威よりも回転とコースを最優先
1.5サーブを打って、しっかりコントロールとスピンをかけるのが最優先。
散らす事で、多少優位性は築けるはず。
リターンはセンターセオリー・深めのレシーブが多い印象だったので、それに対してネットプレーに繋げるスパイスもリスクを取りながらやって行きたい。
リードしたらネット出るくらいの気持ちがあっても良いかも。
リターン:普段よりポジションは後ろでしっかり打ち抜く
まず相手のスピンボールを前で全部捌くのは難しいのを理解しておく。
後ろからしっかり距離を出したショットで打ち合えるようにしたい。
こちらが打ち勝てる可能性があるのは、相手のセンターに深く入った時くらいかも。
左右に振ろうとしてエラーするのが1番不毛なミス。センターセオリーで行くほうが現実的。
まずは膠着状態に持ち込む事、先行するポイントを少しでも増やして競り勝つ事が目標。
センターセオリー&積極的なボレーへ!
そしてもう1つ、全体として心がけていたのは基本的にはセンターセオリーを徹底する事、リードしたら積極的にボレーに出るなどリスクを取って行く事を狙ってました。
実際の試合の様子から振り返る!
サービスゲーム:2セットやってキープ出来ず!
回転系で散らす・・・と考えてたサーブですが、2セットやってもらってキープ数ゼロでした。これは本当無念。
・確率はそれほど悪くはなかった!
→サーブポイントはほとんどなかった!(ほとんど返された)
→リターンされた時点でほぼイーブンになってしまっていた
町田さんにもアドバイスをもらいましたが、「3球目攻撃がなかったのでプレッシャーがそれほどかからなかった」との事。
確かにサーブを返されると3球目は入れに行ってしまってたなぁ・・・
またポイントリード時には積極的にサーブ&ボレーを試みたのですが、「ボレーにきてもらった方が点が取りやすかった」と!
これはもう本当に作戦ミスだったなと(笑)
・1回もキープ出来なかった!
・サーブはほとんど返されてしまった
・3球目攻撃がないからプレッシャー小
・S&Vはタイミングと頻度を再考すべし
↓
サーブから3球目攻撃の強化が直近の課題!
リターンゲーム:深く返せた時は良かった!
・センターに返す
・深くに返す
この2つを心がけていたものの、実際にはなかなか十分な深さが出ずに左右に振られてしまって終了(笑)。
今回は打ち込もうとするとショットが浅くなりがちでしたね。
こちらが左右に振り回されるという最も避けたい状況が頻発!
数球深くに返った時にポイントを取れたので、ペース以上に深さが大切なんだなぁと実感。
・センター+深さを意識
・実際には深さが出なかった!
・浅くなって左右に振られる展開
↓
ゆっくりでも深く返す練習が必要かも!
全体:攻め方が極端過ぎた・・・
試合後、町田さんから指摘されたのは「攻め方が極端」という事。
確かにストロークをゆるく繋ぐ、強く打って前に出るのどっちかしかなかったかも(笑)
例えばもっとスライスで粘り強く戦うとか、ループ系のスピンボールで繋ぐなど、”無理はしてないけど少し攻めてる”・”甘くならない程度に繋ぐ”というった引き出しを使えるようになるのが、週末プレイヤーとしても非常に重要と実感。
あとはトップスピンストロークの球威を高めるのを目指すのも必要だとは思いますが、現実的にはスライスの精度や展開をより充実させて行くほうが現実的な選択肢かも知れません。
・攻め方が極端過ぎた
・もう少し色んな引き出しが欲しい
・スライスの展開力を上げる方が現実的
↓
プレーバランスを高めたい!
最後に:とはいえ焦らず楽しもうよ(笑)

真面目に戦術や戦い方について書いてきましたが、とはいえ週末プレイヤーは楽しく健康的にプレーするのが最優先(笑)
時にシリアスに、時にストイックに追い込みつつも、無理せず焦らず長期的に改善して行ければ十分だと思うんです!
そういった同士(?)向けのお役立ち情報も少しずつ増やしていきますので、今後とも一緒に楽しんで行きましょう!