プロ関連

[全仏オープン2021]今年はどんなニュースとドラマが生まれるか!アドブロ的デイリーレポート

2021/5/30に開幕した全仏オープン。
開幕前から様々なニュースやトピックが飛び交っている今大会。
大手メディアが書かないであろう、役に立たない(?)豆知識やぼやきをメインにまとめていきます!


14日後、トロフィーを掲げているのは誰なのか。
この特別な2週間を一緒に楽しんでいきましょう!

DAY1:ティエムと錦織選手と大坂選手と。

開幕初日からニュースが盛りだくさん。
全仏を待っていた多くのテニスファンが、各コートの勝敗を追いかけるのに苦戦したに違いない1日でしたね。

ティエムの敗退、錦織選手の5セットマッチ、そして大坂なおみ選手の会見ボイコットが

ティエム:初戦敗退の衝撃

Embed from Getty Images

DAY1最大の衝撃は第4シード:ドミニク・ティエムの初戦敗退。
相手は前哨戦でフェデラーを撃破していたPablo Andujar。
(ラケットのペイントがファントムに変わってましたね。)

ティエムは2016/2017にベスト4、2018/2019は準優勝、2020もベスト8と、GSの中で最も実績を残している大会だっただけに・・・本人の落胆も大きいはず。

2021年に入ってから早期敗退や、エネルギーが感じられず勝ちきれない試合が目立っていたティエムだったので・・・今回の2セットアップからの逆転負けも驚き半分、納得感半分というところでしょうか。
(艶あり紫ウェアはあまり似合ってなかったし、今後はきっと着ないのでは?)

初期から変わらぬプレースタイル

キャリアを振り返っても基本的にプレースタイルは変わっておらず、ベースライン後方からの強打が生命線。
ただやはり今年28歳になることを考えると、連戦が年々厳しくなってきているのでは?という意見も出てくるお年頃。

ナダルもキャリア中盤ではサーブやボレーにも積極的にトライしたりして、戦い方の幅を広げるチャレンジをしていました。(頻繁に使うわけじゃないけど確実に進化した部分ですよね)
ティエムもGSを複数勝つためには、新たな何かが必要な時期に差し掛かっているのかもしれませんね。

錦織選手:安定の5セット

予選勝者のAlessandro Giannessiを相手に、5セットマッチでの決着となった錦織選手

5セットマッチを戦うイメージはすっかり定着してしまっているようで、記者会見で出た質問が上のツイートの内容だったというワケです。
1観戦者としてはニヤッとするよな皮肉のきいた質問だなぁと思うものの、本人としてはどんな気持ちだったんでしょうか。

とは言え、今回の回答は120点くらいは叩き出してると思いますが(笑)

かく言うワタクシTRUEMANも錦織選手の5セットマッチ経験者でして(笑)、灼熱のオーストラリアで(待ち時間とかも含め)5時間炎天下にさらされて熱中症になるかと思ったのでした。

大坂選手:記者会見拒否

試合内容は関係なく話題をさらっているのがこの大坂選手の会見拒否宣言。
この問題自体は賛否両論でしょうし、権利の主張の仕方はともかく本人の苦悩に関しては他人がとやかく言うことじゃないのかなと思いますが。

ただびっくりしたのが、この問題がお昼のミ●ネ屋でガッツリ取り上げられてたんですよ。
全仏オープンがどうこう・・・じゃないくらいの広がりを見せていきそうな予感。

DAY2:フェデラー復帰とシナーの逆転劇

2日目も1回戦が行われ、みんなが待っていたフェデラーの復帰戦、次世代のシナー(シーネル)の大接戦など、この日も盛りだくさん。(全部は追いきれなかったw)

フェデラー:華があるよね!

全仏にフェデラーが帰ってきました。
とにかく華が違いますよね・・・フェデラーがいるというだけでテニスを観るモチベーション(?)が3倍くらいに跳ね上がるとか。

対戦相手もベテランのイストミン。
ずっとT-Fightで戦い続けていて、そこもなんだか好感がもてるポイントな気がする。

シナー:窮地から生還!

細身から強烈かつ安定したストロークを打ち込み続けることが出来るシナー(シーネル)
初戦の相手はダブルス巧者エルベール。

ストロークの地力ではシナーが明らかに勝っているものの、巧みなボレーやタッチショットなど、リスクをとった展開で肉薄。
第4セットではMPを握るところまで持ち込みました・・・

がやはり最後はシナーが押し切り勝利を収めました。
しかしあの細身で、あのショットのキレと長時間戦えるタフさを兼ね備えてるのって一体・・・次世代のNo.1候補なのも納得。

DAY3:ナヴァーロ最後の全仏、ルブレフ敗退。

大会3日目はダニエル太郎選手や内山選手なども登場しましたが、アドブロ的にピックアップしたいのはWTAからカルラ・スアレス・ナヴァーロ、そしてATPからはルブレフとムゼッティのニュースを。

ナヴァーロ:最後の全仏へ

昨年の夏にホジキンリンパ腫の治療が必要なことを明かしたナヴァーロ。
昨シーズンで引退をする予定だったそうなんですが、「コートでしっかりさよならを伝えたかった」という言葉の通り、治療やトレーニングを経て全仏オープン出場を叶えました。

Embed from Getty Images

スティーブンスにフルセットで敗れたものの、正直勝敗は関係ないと思うんですよね。
カムバックを果たした彼女に対して尊敬の気持ちでいっぱいです。

この大会が引退試合となるのか、日本語のメディアでは明言されてなかったんですが・・・可能であれば、無理のない範囲で今シーズン終了まで出場してくれたら嬉しいですね。

エナン以降ではほぼ唯一と言ってもいい片手BHの女子選手だったナヴァーロ。
もう少しだけ、そのバックハンドを見せてくれる事を期待しつつ。

第7シード:ルブレフの初戦敗退

ティエムに続き、初戦敗退となったのがルブレフ
この1~2年、サーフェスを問わず安定してトップ級の活躍を続けていただけに驚きのニュースでしたね。

とはいえ相手はストルフ。
強烈なサーブとフォア、ダブルスでも最高21位までいった事からも分かる通りボレーもこなせる大型選手。
フルセットの戦いとなり、紙一重のところでルブレフは勝ちを掴み切ることが出来ませんでした。

その陰で、全仏未勝利だったメドベデフがブブリクを破って初の2回戦に進出。
今年の全仏は予想が難しい。

ムゼッティがゴファンを撃破

次世代の担い手:ムゼッティが13シードのゴファンを撃破。
初の本戦とはいえ、ムゼッティの実力やゴファンの調子を考えると妥当な結果かと。

ムゼッティがいてシナーもいる・・・イタリアンテニスには希望が満ち溢れております。

DAY4:再び錦織選手の劇場がオープン

大会4日目はやはりこの人が主役でしたね。

錦織選手:安定の5セット(2回目)

錦織選手は2試合連続5セットマッチで勝利。
完全にインタビューでもネタされております。笑
(そもそも5セットマッチを連続で戦えるってだけでもすごいのですが)

ハチャノフに勝つっていうだけでもすごいんですけどね・・・5セットの戦いだったという事の方がインパクト強くなってしまってますね。

DAY5:天才達の攻防。

5日目のハイライトはガスケvsナダル、そしてかつてのGS決勝の再現となったフェデラーvsチリッチの2試合。

ガスケvsナダル

同じ1986年生まれ、ジュニア時代からライバルとして戦い続けているガスケとナダル
ツアーレベルではナダルが圧勝しており、今回の勝利で17勝0敗となりました・・・が、健康な2人の戦いをまたGSで見れたのは嬉しいですよね!

Embed from Getty Images

ガスケといえばATPでも信じられないほど、フォアハンドが変化してしまった(?)選手。
キャリア初期はi.Prestige MP XLでグリップはちょい厚めのフルウェスタンに、肘が曲がる(ベンド)タイプの打ち方だったのですが・・・

Embed from Getty Images

ラケットはほぼ黄金スペックのLMインスティンクト(XL?16×19)に、エンドを極端に太くしたバットのようなグリップ。
そして握りはほぼイースタンで、肘もほぼ伸びきるストレートタイプに変化。

ここまで変化するっていうことはあり得ないレベルですよ・・・感覚に優れた、天才過ぎたゆえの変化だったのかなと推測してます。

フェデラーvsチリッチ

2018全豪、2017ウィンブルドンの決勝の再現となったこの1戦
二人ともベースライン近くにポジションを取ることが多く、目まぐるしく攻守が入れ替わるテンポの速いラリーはやはり面白い。

ナダル、ティエム、メドベデフがベースラインから3m以上下がって打つことも珍しくないので・・・ある種、全仏らしからぬ攻防を楽しむ事が出来ましたね。

2004年SFのコリアvsヘンマンも全仏らしからぬ攻防が楽しかった試合でしたね。
クレーとの相性最悪と思われた(実際戦績は微妙)のヘンマンが、S&Vやチップ&チャージ、リターンダッシュを連発、赤土の上でウィンブルドンのような戦いを展開。優勝候補のコリアをあと一歩のところまで追い詰めました。(3セットマッチならまだ勝機があったかも)

DAY6:ルードvsダビドビッチ・フォキナ

Embed from Getty Images

第15シードのC・ルードをフルセットの激闘の末に破ったアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(Alejandro Davidovich Fokina)。
これまでの最高ランキングは45位でしたが、今大会の活躍で大きくジャンプアップしそうな予感。

フットワークが良くて、スピン系の強打も出来る・・・タフなストローカーっていう感じがしますね。
(いまいちまだADFのプレースタイルや強さの要因が掴めておりません。笑)

使用しているラケットは、市販されているEXTREMEと同じ形状してますね(笑)

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です