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オリンピック:テニス男子シングルス・金メダルはズベレフ!
Embed from Getty Images灼熱の東京で繰り広げられたオリンピック・テニス。
男子シングルスの金メダルを獲得したのはドイツのアレクサンダー・ズベレフでした!
ドイツ男子初のシングルス金メダル!
ドイツの男子選手として初めてのシングルス金メダリストになったズベレフ。
Embed from Getty Images2000年のシドニー大会では、トミー・ハース(Tommy Haas)が決勝進出を果たすもエフゲニー・カフェルニコフ(Yevgeny Kafelnikov)に破れ銀メダルでした。
Embed from Getty Images奇しくも今回の決勝もロシア(ROC)のカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)が相手でしたが、圧巻の攻撃力・精度でストレート勝利を納めました。
優勝までの勝ち上がり:アレクサンダー・ズベレフ
ラウンド | 対戦相手 | スコア |
F | カレン・ハチャノフ (ロシア/ROC) | 6-3 6-1 |
SF | ノバク・ジョコビッチ (セルビア) | 1-6 6-3 6-1 |
QF | ジェレミー・シャルディ (フランス) | 6-4 6-1 |
3R | ニコロズ・バシラシビリ (ジョージア) | 6-4 7-6 |
2R | ダニエル・ガラン (コロンビア) | 6-2 6-2 |
1R | ルー・イェンシュン (台湾) | 6-1 6-3 |
準決勝:ゴールデンスラムを狙ったジョコビッチを撃破!
Embed from Getty Images今大会最大のハイライトと言っても良い準決勝:ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)戦。
ジョコビッチは全豪・全仏・全英の3大会を連続で制覇し、グランドスラム4大会+オリンピックの5タイトル全てを獲得する”ゴールデンスラム“を狙っていました。
Embed from Getty Imagesその目標達成に向け、ジョコビッチはQFの錦織選手相手にも圧勝するというパフォーマンスを披露。
ズベレフ相手にも1st setを奪い、優勝間違いなしという空気でしたが・・・そこからズベレフが盛り返して逆転勝利。
やはりGSとは違って3セットマッチなのも影響したのかもしれませんね。
アレキサンダー・ズベレフの使用アイテム
以前の記事でもまとめていますが、アレクサンダー・ズベレフが使用しているアイテムの数々をご紹介!
ラケット:ヘッド グラビティプロ
ラケットはHEAD GRAVITY PRO (ヘッド グラビティプロ)。
(※市販品とは異なるカスタムモデルを使用している場合があります。)
薄めでしなやかなフレーム、トップ寄りで捉える現代的なストロークで最も威力を発揮するタイプのラケットになっています。
2021年モデルはカラーリングが一新され人気急上昇中。
ズベレフ効果でさらに売れそうな予感・・・
ストリング:ホークタッチ x タッチVS
ストリングは縦にヘッド・ホークタッチ、横にバボラ・タッチVS(ナチュラル)を組み合わせたハイブリッドストリングだと推測されてます。
トッププロのナチュラルハイブリッドも定番になっているようですね!
シューズ:アディダス ウーバーソニック4
ズベレフが使用しているテニスシューズはアディダス・ウーバーソニック4。
長年愛用していたウーバーソニック2の意匠を一部踏襲した設計。
198cmながら抜群の機動力を誇るズベレフのパフォーマンスを支えています。
ウェア:アディダス

これまでの大会ではノースリーブを好んで着用することが多かったズベレフですが、今大会は袖ありのウェアを着用。
(着用モデルの販売は見つけられませんでした・・・)
今後は袖ありでプレーするのかも?笑
これから:狙うは初のグランドスラムタイトル獲得
Embed from Getty Imagesズベレフは今回オリンピックの金メダルを獲得しましたが、それ以外にもATP FINALS優勝、マスターズ1000でも4回も優勝しています。
しかしながら未だグランドスラムでは優勝がありません。
優勝目前まで迫った2020全米オープン
昨年の全米オープンでは決勝に進出。
ドミニク・ティエムを相手に6-2,6-4と2セットを連取し、優勝まであと1セットに迫るもプレークオリティーが徐々に下がって逆転負けを喫してしまいました。
ジョコビッチの”年間グランドスラム”を阻止できるか!
Embed from Getty Images今年のグランドスラム大会も残すは全米オープンのみ。
オリンピックでは望んだ結果にはならなかったものの、ジョコビッチはまだ”年間グランドスラム”の可能性を残しています。
(オープン化以降ではロッド・レーバーが男子では唯一の達成者)
しかも決勝はすべてNextGen世代。
全豪:ダニール・メドヴェデフ
全仏:ステファノス・チチパス
全英:マッテオ・ベレッティーニ
昨年のリベンジ、ジョコビッチの年間グランドスラム阻止など、ズベレフにとってモチベーションになるのではないでしょうか。
金メダル獲得により、自信を深めたズベレフがグランドスラムでも覚醒するのか?
今後もATPから目がはなせません!