07-ブログ

[2022全米オープン] アルカラスがルードを破ってグランドスラム初優勝&最年少ランク1位!どうなる今後のATPツアー?

全米オープン2022・アルカラスが優勝・ルードが準優勝

アルカラスがルードを破って2022全米OP優勝

本日最終日を迎えたUSオープン。

ベスト8の時点で新王者誕生が確定した今大会でしたが、最終的にはアルカラスが3−1でルードを下し初のグランドスラムタイトル獲得を達成。

2022年前半の破竹の勢いで勝ち続け”数年のうちには確実に”と言われていたグランドスラム優勝まで成し遂げてしまいました!

アルカラスの優勝までの道のり・スコアはこちら

【FINAL】
vs Ruud
6-4 / 2-6 / 7-6 / 6-3
【SF】
vs Tiafoe
6-7 / 6-3 / 6-1 / 6-7 / 6-3
【QF】
vs Sinner
6-3 / 6-7 / 6-7 /7-5 / 6-3
【4R】
vs Cilic
6-4 / 3-6 / 6-4 / 4-6 / 6-3
【3R】
vs Brooksby
6-3 / 6-3 / 6-3
【2R】
vs Coria
6-2 / 6-1 / 7-5
【1R】
vs Baez
7-5 / 7-5 /2-0RET

特に4Rからは3試合連続のフルセットの戦いとなり、決勝では体力面での心配もされていました・・・が、結果的に杞憂に終わりました。

その中でもシナー戦は今大会ベストバウトと言っても良い、最初から最後までレベルの高い打ち合いが繰り広げられた一戦でした。

同時にATPでは最年少でランキングNo.1を達成

これまでレイトン・ヒューイットが保持していた最年少ランキング1位記録である”20歳8ヶ月”を大幅に更新する、”19歳4ヶ月“での記録達成となりました。

フィジカルの強さも求められるATPツアーでは10代の選手が2nd Weekに勝ち残るだけでも難しいというのに、他を圧倒するフィジカル・身体能力で1位へと文字通り”ジャンプアップ”を果たしたのでした。

使用ラケット+ストリングはこちらからチェック

アルカラスが使用しているのはピュアアエロVS2020に、ピュアアエロ2022のデザインを施したもの。

しばらくすると”ピュアアエロ98″が発表されると予想されていますので、かなり売れそうな予感がしますね!

ルードはYONEXのEZONE100を使用。

ストリングはポリツアースピン、ポリツアープロのハイブリッドにしているそうなので、近日中に自分の試してみようと考えています!

決勝戦:圧倒的パフォーマンスを見せたアルカラス

引き出しの多さと積極性でアルカラスが上回る

最終手には3-1で勝利したアルカラスでしたが、フルセットマッチになってもおかしくない内容ではありました。

強烈なサーブとストロークを軸に攻撃を仕掛けるアルカラスに対し、安定したストロークで簡単にはポイントをさせないルード。

アルカラスは重要なポイントでこそ”積極的なプレー“を披露し、要所でのボレースキルも試合のハイライトとなりました。

ルードも安定したプレーであと一歩まで追い込む

一方のルードも自身の強みを生かし終始堅調なプレーを披露。

特に3rd setは劣勢から逆転し、ゲームカウント5-6でセットポイントを迎えた場面もありました・・・ここのポイントが取れていればセットカウント2-1リード、試合の結末は違ったものになっていたかもしれません。

ラリーでスライスを織り交ぜるなどペースを変化されるスキルを発揮してはいたので、あとはもう少し攻撃的なプレーのオプションを増やすのが今後期待される点でしょう。

決勝戦でもフェアなスポーツマンシップを忘れないルード。

選手としての評価の前に、素晴らしい人間性であることを教えてくれました。

ちなみにマイアミの決勝でも相手有利になるリプレーを許諾するスポーツマンシップを披露。

素晴らしい人間性ですが、例えばジョコビッチの時に非情ともとれそうなくらいの冷徹さも今後必要になってくる・・・かも?

同時期のナダル以上の完成度、フェデラー以上の破壊力

BIG4など偉大なプレイヤーたちのGS初優勝時と比べても、アルカラスのプレーはあらゆる面において高水準

2005RGのナダルはここまでタッチ系ショットやボレーを打つことはなかったですし、基本的にはディフェンシブなストローク主体だったのも大きな違い。

2003WBのフェデラーもオールラウンドで優れたスキルを持っていましたが、アルカラスのような破壊力・圧倒的なストロークの球威というのはありませんでした。

2008AOのジョコビッチと比べても、アルカラスの方がスキル・スタミナの両面で上回っているというのは間違いないでしょう。

アルカラスの今後:GSでの活躍+ロードマネジメント

Embed from Getty Images

19歳にしてATPツアーの頂点に立ったアルカラスですが、今後の気になるポイントについてまとめました。

まずは全豪、全仏でも結果を残せるかが注目ポイント

実はアルカラスはGS本戦出場はまだ8大会目。

2020年のティエム、2021年のメドベデフと全米制覇した選手はその後2つ目のタイトル獲得を果たせていません。

やはり戦術的により研究されてしまうこと、試合数が増えて消耗が大きくなること、ジョコビッチ・ナダルがある程度コンディションを整えた時の支配力・・・複数GSタイトルを取ることの果てしなく高い難易度をアルカラスが超えられるかが今後の注目ポイントでしょう。

サーフェス的にはRG(全仏)は本命、AO(全豪)でも十分優勝候補に挙げられるので、2023年シーズンの活躍も今から楽しみなところ。

BIG4もケガは避けて通れなかった道

現状ではフィジカル、体力、メンタル、スキル、あらゆる面で大きな隙が見当たらないアルカラスですが、最大の懸念点はBIG4ですら避けては通れなかったケガでしょう。

毎ポイント全力を尽くし、時に理解不能なコートカバーリングを見せてくれるアルカラス。

特にティアフォー戦で見せたフットワークは常人のそれを大きく逸脱し、もはやアニメか漫画のよう。

それだけに身体に掛かる負荷は間違いなく大きく、活躍するほどに試合数が増えるトーナメントのシステム上、来年はより一層ロードマネジメント(※負荷管理)が大切になりそうです。

ボレーに繋げてショートポイントで終わらせるスキルは有しているので、試合全体/トーナメント全体を俯瞰して要所でレベルをあげるマネジメントスキルが求められるようになるかもしれません。

BIG4(3)時代の終焉?

この10年言われ続けているATPの「世代交代」、「脱BIG4」ですが、ようやくその兆しがこの数年で顕著になってきています・・・

“独占状態”ではなくなっただけという印象

しかしながら個人的にはまだまだ「世代交代」というには不十分だと感じています。

確かにマレー、フェデラーの2人がGSタイトルに絡むのはかなり難しくなってきてはいますが、ジョコビッチ・ナダルの2人はコンディションさえ問題がなければ十分優勝候補筆頭になれる存在。

世代交代というよりもBIG4の独占状態が緩和された、というのが現状なのではないかと思っています。

ここからが本当の群雄割拠の時代。

思うにここからが本当に幅広い世代が入り混じった群雄割拠の時代になるのではないかと予想しています。(何度目の予想か・・・)

20歳前後ではアルカラスを始めシナー、ルーネやムゼッティなど球威と機動力を持った選手が多数存在しています。

20代中盤〜後半の選手ではすでにGSタイトルを持っているティエムやメドベデフ、今年好調だったキリオス、ベレッティーニ、ズべレフ、チチパス、フルカチュ、ノリー、ポールなど、それぞれに異なるスタイルを持った選手が頑張っています。

YG世代はチリッチだけが元気な状態となっています(笑)
堅調なカレーニョブスタ(※YGじゃないかもですが)、時折輝きを放つディミトロフ、復調しそうでしきれないゴファン、復帰するのかしないのかモヤモヤさせる錦織選手・・・おそらく一番きつい世代がここになるでしょう。

まとめ:アルカラスが2022USOで初優勝

・2022USはアルカラスが優勝
・最年少ランキングNo.1を達成
・10代で1位は史上初
・GS2勝目が挙げられるかに注目
・今後のATPはより混戦模様に!?

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Follow-me-1-1024x213.jpg

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。