01-ラケットインプレ

2019新ピュアストライクはどう違う?どう良くなった?[Babolat Pure Strike 2019]

ピュアストライク2019はどこが良くなっているのか
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2019年モデルへと進化したピュアストライク。
実際のところ2017年モデルと比べてどう良くなったのか、どのような差があるのかを確かめました!

この記事のポイント

・ピュアストライク2019/2017を比較
・実際にどこが変わったのかをまとめました。
・あなたのプレーに合うのは2019?2017?を検証!
・パーツの入れ替えで変化を検証

2019新ピュアストライクはどう良くなった?

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新しいデザインや素材、新しい形状の部品などを取り入れた2019年型ピュアストライク。このラケットになってからのティエムの活躍は圧巻。
2019年は5大会優勝に加えて全仏オープン・ATP Finalsで決勝進出、2020年も全豪で優勝まであと一歩という所まで迫りました。

ピュアストライク2019

そんなティエムが使用している2019年モデル、前作に比べてどこが・どう良くなったのか?という疑問を深掘りしていきます!

変更点:C2ピュアフィール&樹脂パーツ

2019モデルになって大きく変更されたのは2点。
バンパー&ヨーク部分の樹脂パーツの形状変更C2ピュアフィールの採用

ピュアストライク2019/2017

2019年モデルではヨーク部の樹脂パーツが赤くフラットな形状になっています。(2017モデルはウーファー形状)
C2ピュアフィールはSMAC社の高機能素材をフェース部に配置、振動吸収性の最適化を図りより心地よい打球感を実現するというもの。

2019:フィーリング&コントロールの向上

新しい形状やテクノロジーの採用によって、進化したポイントは2つ。

進化ポイント

①フィーリングの向上
②コントロール性の向上

In blind playtests , compared to the previous Pure Strike,
71% of testers reported the new Pure Strike has better feel at ball impact.

https://www.babolat-purestrike.com/en/

In blind playtests , compared to the previous Pure Strike,
78% of testers reported the new Pure Strike has more control.

https://www.babolat-purestrike.com/en/

プレイテスターの多くがこの2つを実感出来たとの事。

新型をペイントジョブで使用していたティエム

新型ピュアストライクの詳細が発表される前の2019年春(インディアンウェルズ大会)時点で、ティエムのラケットは新型へとスイッチ(ペイントジョブ)していたようです。

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ヨークの樹脂パーツ形状が2019タイプなのが分かりますよね!
バンパーも両端の形状に特徴があり、これも2019モデルで採用されたもの。開発段階から携わっていたようですし、少しでも早く実戦で使いたい!という気持ちだったんじゃないかと、このペイントジョブから想像してしまいます。

インプレ比較:2019はよりクリアな打感

僕は2017年モデル、2019モデルのいずれもメインラケットとして愛用してきたので、その違いをまとめました。

ラケット・ピュアストライク 16×19 2017
・ピュアストライク 16×19 2019
ストリングバボラ ブリオ 1.30mm
テンション45ポンド
張り方一本張り
カスタム・レザーグリップ巻き替え
・振動止め無し

同じセッティングで打ちましたが、2019年モデルの方がインパクト時の感触がハッキリしてます。
一方の2017年モデルはスイングスピードが多少遅くても食いつきが感じられ、マイルドよりの打球感になっています。

性能自体はほぼ同等。
2019の方がかっちりしていて真っ直ぐな速いボールを打ちやすく、2017の方がスピンが掛けやすいかも・・・極端な差ではないけど、違いは分かる、絶妙な進化だったと思います。

2019の樹脂パーツを旧型仕様に変更。

じゃあ2019に2017の樹脂パーツつけたらどうなるの?
という質問に答えるべく、グロメットセットを取り寄せて交換してみました!

実は黒いバンパーの方が1.5g〜2g程度軽く、若干のトップライト化/SW減少となりました!
(※現在は旧型のバンパーは入手困難となっています)

結果:打感が2017っぽく変化した!

樹脂パーツを旧型のものにした結果、2017のようなマイルド感・食いつきを感じる打感に変化しました!
特にヨーク部分の樹脂パーツ形状変更が、C2ピュアフィールが入った事よりも大きな影響を与えているように感じました。

お気に入りは2019フレーム+黒バンパー

新旧の部品を入れ替えてテストしてみましたが、一番良い感触だったのは2019フレームにバンパーのみ黒(2017用)を取り付けたもの

ヨーク部分の樹脂パーツは2019用(赤色)の方が打球感がハッキリして好き。
黒バンパーは軽くて操作性・カスタム幅をアップさせるだけでなく、見た目的にも落ち着きが出て◎。
バンパー交換、オススメです!

2017フレームに2019用グロメットもアリ!

デザイン面では現行モデルよりも良い!という人が多い2017年モデル。
いま手元に2017年モデルを持っているという人は、2019年用グロメットに交換するのも有り。
SWが若干増えて球威が増える、打球感はよりクリア・ハッキリと感じられるようになるはず。2017年モデルのもっさり感を抑えたい人にはとってもオススメ!

まとめ:グロメットによって大きく変化!

まとめ

・2019/2017ピュアストの違いを検証
・かっちりの2019、食いつきの2017
・新旧の違いは樹脂パーツ形状の差による部分が大きい
・2017用の黒いバンパーの方が若干軽い
・2019用樹脂パーツの方が打感がハッキリする
・互換性あり。好みの感触に近づけよう!

ノーマル状態のピュアストライク16×19 2019のインプレも用意していますので合わせてチェックしてみてくださいね!

ピュアストライク以外のインプレも多数用意していますので、気になるラケットをチェックしてみてくださいね!
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