01-ラケットインプレ

ダンロップ・FX500ツアー(2023年モデル)をインプレ/レビュー!DUNLOP FX500 TOUR

ダンロップ・FX500ツアー2023年モデル(DUNLOP FX500TOUR)のインプレッション・レビュー
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・前作より打ちごたえが若干UP
・より競技者向けのテイスト
・ドライブでハードヒット
・前作から大きくは変わらず

ダンロップ・FX500ツアー2023年モデル(DUNLOP FX500TOUR)の外観

シリーズ2世代目へと進化を遂げた『ダンロップ・FX500ツアー 2023年モデル』をインプレッション!

TRUEMAN
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前作よりも打ちごたえがあって、しっかり打ち込みたい男性プレイヤーなどにオススメの1本!

こんな人にオススメ
直線的なショットで組み立てたい人
どこからでも振り切りたい
スピードで相手を圧倒したい
深さで相手を押しこみたい人
ドライブ系主体の人
メリット・デメリット
○ ブレないしっかり感
○ 打ちごたえのある打球感
○ 弾道が安定させやすい

× フィジカルは必要
× 前作よりも振った方が良い

この記事では『DUNLOP FX500 TOUR 2023』を徹底的に解説させて頂きます!

ダンロップ・FX500ツアー 2023
(DUNLOP FX500TOUR)

ダンロップ・FX500ツアー2023年モデル(DUNLOP FX500TOUR)のモデル名・ロゴ

2020年に初代モデルが誕生し、3年の時を経て2世代目がリリースされたダンロップ・FX500ツアー。

ダンロップ・FX500ツアー2023年モデル(DUNLOP FX500TOUR)のブランドロゴ

305g+98平方インチの今最もホットな市場に位置するモデルとなっています。

TRUEMAN
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デザインは前作よりも発色が良くなっていて好印象!

ダンロップ・FX500ツアー2023年モデル(DUNLOP FX500TOUR)のフレームサイド

フレームサイドも単純な黒ではなく、柄が入ってデザイン性が向上しているのも前作から変化したポイント。

FX500 TOURのスペック/仕様

ダンロップ・FX500ツアー2023年モデル(DUNLOP FX500TOUR)のスペック
ダンロップ・FX500ツアー2023年モデル(DUNLOP FX500TOUR)のスペック
モデル名DUNLOP
FX500 TOUR
(2023)
ヘッド
サイズ
98平方インチ
重さ305g
バランス315mm
スイング
ウェイト
厚さ21 ~ 23mm
フレックスRA66
ストリング
パターン
16×19
長さ27
グリップ
サイズ
2,3
価格税込
39,600円
発売予定日2023年1月

重さやバランス、モールドなどはほぼ前作を踏襲していますが、大きく変化したのはRA値で前作の70から66へと引き下げられています

FX500 TOURの特徴

強烈なショットを狙いどおりに打ち込みたいハードヒッターに。
パワーとコントロールの両立を図り、優れたトータルパフォーマンスを発揮。
打球感もよりソフトになり、つねに全力パワーのハードヒットで、ライバルを圧倒できる98平方インチのツアーモデル。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/products/racket/23fx500tour.html

前作からの変更点

・グロメット下の溝が深く広くなった
・RA70からRA66に引き下げ
・ストリングピッチを拡大

今回のモデルチェンジによって変わった点は主に3点。

変更点に関する詳細はこちらの記事でチェック!

前作FX500TOUR(2020年モデル)のインプレはこちら!

FX500 TOURをインプレ!

ストローク 1
ボレー0
反発力0
パワー1
ホールド感0
弾道の高さ-1
トップスピン0
スライス1
安定性1
操作性-1
振り抜き1
減衰性-1
快適性0

※-2から+2までの5段階で評価

性能は全体的に前作よりも若干おとなしい印象で、ラケットは「邪魔しないからあとは使い手側で頑張ってね」というような感じ。

打球感:前作とほぼ同じだが打ちごたえがある

ダンロップ・FX500ツアー2023年モデル(DUNLOP FX500TOUR)のデザイン

打球感は基本的に前作と極端な違いを感じることはなく、前作ユーザーでもスムーズに移行が出来そうです。

若干ですが新型の方が打ちごたえを感じやすく、RAの引き下げなどがこのフィーリングにつながっているのではないかと推測。

TRUEMAN
TRUEMAN
結構打ちごたえがあって、頑張って打つ!頑張って振る!っていう感じでしたね。

EZONE98+G-TOUR1の時と近い打ちごたえになっていて、筋力orスイングスピードのある人向けのラケットだと思いますね。

打感はEZONE98よりはちょい硬め、ピュアドライブ98よりは柔らかく、ピュアアエロ98よりは若干カラッとした感じになってます。

性能:深くて速い球を追い込むプレー

ダンロップ・FX500ツアー2023年モデル(DUNLOP FX500TOUR)のテクノロジー

打ちごたえのあるフィーリングによって直線的なボールがより打ちやすい・コントロールしやすいと感じやすくなったFX500TOUR。

深くて速いボールで相手のポジションを押し下げ、こちらはポジションを上げて早いタイミング+高い打点でカチこむようなスタイルにフィットしやすいですね!

TRUEMAN
TRUEMAN
フィジカルのある男性プレイヤー向けなラケットかと思いますね!

305g/98平方インチ/中厚のカテゴリー内で比較すると、良く言えばバランスが良いモデルで、ネガティブな見方をすればパッとしない没個性なモデルといった感じ。

マイルドさと振り抜きのEZONE98、爆発的スピードのピュアドラ98、しなやかにシバけるピュアアエロ98、トータルバランスのFX500TOURという選び分けになるのではないでしょうか。

メリット・デメリットまとめ!

メリット デメリット
・ブレないしっかり感
・しっかりとした打ちごたえ
・弾道の安定性
・トータルバランス
・発色が良くなったカラー
・フィジカルは必要
・弾き、アシストは少ない
・前作以上に振る必要あり

FX500 TOURのライバル

<FX500 TOURのライバル>
・EZONE98
・VCORE98
・PURE AERO98
・PURE DRIVE98
・PURE STRIKE 16/19
・TOUR98
・BOOM PRO
・EXTREME TOUR
・ELEVATE98 など

FX500TOURがトータルバランスの良いモデルなので、305g前後・98平方インチのラケットはコンセプト問わず比較対象になるのではないかと思います。

FX500 TOURがライバルに勝っているところ

・しっかりした打ちごたえ
・フレームの安定感
・トータルバランス

ライバルは多いモデルではあるのですが、打ちごたえ・安定感・トータルバランスがFX500TOURのセールスポイントだと考えています。

打ちごたえはEZONE98以上、フレームの安定性はPURE STRIKEやELEVATEに近い水準、そしてライバルモデルにはあまりないトータルバランス≒普通っぽさを持っているラケットですね。

個人的総評★☆☆ :あえてコレという部分が,,,

初代が2020年に登場してから3年、ハッキリ言ってDUNLOP3本柱の中でFXだけ認知度が極端に低い感じがしていました。

(※一緒にテニスしている人でもCX、SXは分かるor見たことあっても、FXは全然知らないってい人が多数)

スペックや性能を考えるともっと売れても良いモデルと思っていましたが、モデルチェンジが行われた今作でもその流れが変わることは正直なさそうな雰囲気。

というのも305g/98平方インチ/中厚系のラケットは個性が強いモデルが多く、あえてFXを選ぶ理由が見つけにくいというのはありますね。

アシストを含めてトータルバランスを考えるなら黄金スペックの方が選択肢も広いので、本当にピンポイントでFX500TOURを気に入った!っていう人が買うだけという印象。

同じダンロップにおいてもCX200、SX300TOURがそれぞれ分かりやすい立ち位置にあるのも、FX500TOURにとっては向かい風になってるのではないかと思いますね。

TRUEMAN
TRUEMAN
使いにくいとかはないしラケットとしての仕上がりも決して悪くはない・・・のですが、欲しくなる理由が薄いっていうのが僕の感想になります。

DUNLOP FX500TOUR (2023):まとめ

・前作より打ちごたえが若干UP
・より競技者向けのテイスト
・ドライブでハードヒット
・前作から大きくは変わらず


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テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年

・オールラウンド器用貧乏
・TOUR100 290gを愛用中
・クセの少ないラケットが好き
詳しいプロフィール

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