“チューナップギア”としてのグリップテープ
ダンロップから新たに発売となったオーバーグリップ4種類。
それぞれに特徴があり、目的に合わせて選びやすいラインナップとなっています。
https://sports.dunlop.co.jp/tennis/products/tuneup/
注目なのはHP上でのカテゴリーが「チューンナップギア」に分類されている事。グリップテープを性能やパフォーマンスにも大きな影響を与えるアイテムの1つとして、ダンロップが重要視している事が分かります。
ウェットx2/セミドライx1/ドライx1の4種類
今回発売となったのは全部で4種類。
タイプや寸法に合わせて選べるラインナップとなっています。
製品名 | タイプ | 幅 x 長さ[cm] | 厚み[mm] | 重さ[g] |
ツアータック (TOUR-TAC) | ウェット | 2.9 x 105 | 0.6 | 4.4 |
ゲコタック (GECKO-TAC) | ウェット | 2.5 x 110 | 0.5 | 5.4 |
バイパードライ (VIPER-DRY) | セミドライ | 2.5 x 110 | 0.6 | 5.3 |
ユースウェット (U-SWEAT) | ドライ | 2.8 x 110 | 0.6 | 6.1 |
(※重さに関しては、グリップからフィルムを剥がして計測をした数値となっています。)
ツアータック:幅広+厚め+最もウェット
幅が2.9cmで最も太く、感触も最もしっとりしているのがこのツアータック。
多めに重ねて巻くのに適しており、厚みもあってクッション性もある使用感となっています。表も裏もしっとり(ポリウレタン層)になっていて、グリップがずれにくいのもメリット。
ウェットグリップの特徴をしっかり感じられる製品となっています。
・ウェットらしい使用感、性能
・幅広+厚みでクッション性も高い
・ずれにくいのもメリット
<ライバル製品>
・ウイルソン プロオーバーグリップ
・ゴーセン オーバーグリップ など
ゲコタック:細め+薄め+程よくウェット
ツアータックよりもウェット感を少し抑え、ダイレクトな感触を実現したのがこのゲコタック。
幅は25mmと細め、厚みは0.5mmと少し薄くなっているので、凹凸の少ない握り心地が特徴となっています。
裏面はサラサラで、生地自体は伸びが少なくしっかりしています。程よくウェットでダイレクト感のあるグリップを探している人に!
・ダイレクト感のあるウェット
・薄めで凹凸の少ない握り心地
・程よいウェット感も特徴
<ライバル製品>
・バボラ プロツアー
・ヨネックス ウェットスーパーグリップなど
バイパードライ:細め+表面にドット加工
グリップ力を保ちつつもベタベタしない使用感もミックスしたセミドライタイプがバイパードライ。
表面は少ししっとり感もあるのですが、ドット(穴)加工が施されてる事で手に張り付かずに快適な使い心地を実現しています。
ドライ系が好きだけどもう少しグリップ力が欲しい!というプレイヤーにオススメしたい製品になっています!
・バランスの良いセミドライ
・表面加工によってベタベタしない
・ドライ派にもオススメの使用感
<ライバル製品>
・ヨネックス ウェットスーパーメッシュグリップ
・ウィニングショット タフドライなど
ユースウェット:幅広+最上級にドライ
現在販売されている製品の中でも最上級のサラサラ感を実現したのがこのユースウェット。
とにかくサラサラ感が強いのが特徴。表面がちょっと粉っぽい感触もあり他にはない使用感を実現しています。
グリップ力は多少抑えめな印象ですが、夏場など汗でグリップが滑りやすくなってしまう時期には間違いなく活躍する製品です!
・最上級のドライ感を実現
・汗をかく時期に大活躍する性能
・グリップ力はちょっと抑えめ
<ライバル製品>
・バボラ VSグリップ
・パシフィック XTRグリップなど
まとめ:目的や好みに合わせて選べる4種類
ダンロップのグリップテープは4種類が新発売され、それぞれに寸法や触り心地が異なる仕様となっています。自分が求めるフィーリングや性能に合わせて選ぶ事が出来るので、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!
ラケットやストリングも含めてダンロップの製品はそれぞれの持つ特徴が分かりやすいので、ユーザー側の選びやすさにも繋がっていますよね!本当にありがたい!!