約1年半でラケットを9機種、合計14本購入した筆者。
ポンポン頻繁に買い換えて良かったのか、良くなかったのか。
実体験を踏まえて考察してみました。
ラケットをポンポン変えてみた
みなさん、こんにちは。
このブログを読んで下さっている皆さんは使っているラケット、どのくらいの頻度で買い替えていますか?
1年くらい?
2年くらい?
それとも10年以上使ってたり?
僕の個人的な感覚だと、だいたい2年周期くらいの人が多いように感じますね。
スマホの買い替えと同じくらいかと。
僕の場合も同じような感じで、メインラケットはだいたい1〜2年で買い換える事が多かったです。
とりあえず買って試してみることに
人によって買い替えの頻度は様々だと思いますが・・・
タイトルの通り、約1年半(2018年〜現在)の間、気になるラケットがあればとりあえず買ってみる事にしたのです。
なんでそんな事したの?と思った方。
少なくないと思います。
今までの僕は、ラケットを頻繁に買い換える事はいけない事と考えていました。
お金は掛かるし、慣れるのには時間が掛かるし、そもそも頻繁に変えなきゃいけないならラケット選びのセンスがない・・・そう考えていました。
これまでと違う方法を試してみる!
しかし。
30歳を超え、なんだか頭打ち気味・マンネリ気味の自分のテニスを打破するにはこれまでと違う経験をした方が良いんじゃないか?とも思うようになったのです。
今までは否定していたけどいっぱい買ってみたらいつかはこれだ!っていう一本が見つかるんじゃないか!?と。
百聞は一見にしかず。
やってみようじゃないかと。
ラケットを頻繁に変える事によってどんなことがあったか、良かった事も良く無かった事も記録として残しておこうと思います。
最近買ったラケットリスト
まずは約1年半の間に購入したラケットを一覧にしてみます。
No. | モデル名 | 購入本数 |
1 | バボラ ピュアストライク 100 2017年モデル ( BABOLAT PURE STRIKE 100 ) | 2 |
2 | バボラ ピュアストライク 16×19 2017年モデル ( BABOLAT PURE STRIKE 16×19 ) | 3 |
3 | ウイルソン プロスタッフ97CV 2017年モデル ( WILSON PROSTAFF 97CV 11.5Ver. ) | 2 |
4 | スリクソン CX2.0 ( SRIXON CX2.0) | 1 |
5 | スリクソン CX2.0 ツアー ( SRIXON CX2.0 TOUR ) | 1 |
6 | プリンス テキストリームツアープロ 95XR ( PRINCE TEXTREME TOUR PRO 95 XR) | 1 |
7 | ウイルソン プロスタッフ 97CV 2018年モデル (WILSON PROSTAFF 97CV 12.0Ver. ) | 1 |
8 | ヨネックス ブイコア98 ギャラクシーブラック ( YONEX VCORE 98 GALAXY BLACK ) | 1 |
9 | テンエックスプロ エクスカリバー 290g ( TENX PRO XCALIBRE 290g ) | 2 |
※ 太字はメインとして使用したラケット |
全9機種・合計14本ものラケットを購入。笑
我ながらたくさん買ったなぁと感じてます。
補足になりますが、僕はラケットコレクターではないので、使用しなくなったモデルはみんな売って現金化しています。
ちょろっと計算したら購入金額は大体30万くらい、9本のラケットを売った金額が10万弱。
冷静に考えるとめちゃくちゃ散財してしまっているので、このくらいにしておきましょう(笑)
ピュアストライクからの乗り換えに苦戦するも・・・
上のリストは購入順に並べています。
2017年からピュアストライク 100をメインとして使っていて、翌年に16×19へ変更。
その後、新しく買ったラケットで色々と試したり、ピュアストライクと平行して使ったり、元に戻したり・・・を繰り返し、最終的にXCALBREがメインラケットとなって今に至ります。
たどり着いた先:TENX PRO XCALIBRE
約1年半におよぶ買い替えキャンペーン(?)の結果、僕はエクスカリバーというラケットにたどり着き、メインラケットとして使用しています。
薄ラケなのに使いやすく、カスタムのしがいもあって大変お気に入り。
レビューはこちらからご覧頂けます。
ただ、今回はラケット自体の良し悪しを論じたい訳ではないので、あくまで僕が辿り着いた先がこのラケットだった・・・という事だけ理解して頂けたら十分かと。
頻繁に買い替えてみたら・・・
昔からそうなんですが、新しく気になるラケットがあるととにかく調べます。
スペックから始まり、どんなレビューがあるのか、どんな人が使っているのか。
真夜中までパソコンをいじりながら情報収集することもしばしば。
近くのショップで試打ラケットを借りる事もごく稀にありましたが、好き勝手にカスタム(ストリング張り替えたり、グリップをレザーにしたり。)が出来ないので、この1年半は悩むくらいなら買ってしまうようにしました。
ラフィノやTennis Warehouseの動画を見まくる日々
英語のサイトもチェックして情報収集する事もありました。
ラフィノ(http://www.lafino.co.jp/)の動画インプレッションはもちろんのこと、TENNIS WAREHOUSE (https://www.tennis-warehouse.com)の動画やレビューも端から端までチェックしてました。
こんな風にチェックしまくるのが習慣となった背景には、やっぱりラケット選びに悩んでいた事が大きいと思います。
練習量や体力も低下し、使用するラケットもより現代的なパワーのあるラケットをチョイスするようになりましたが、問題となってきたのが
・打つボールのクオリティ(≒ 客観的評価)
・ラケットのフィーリング(≒ 主観的評価)
のバランスでした。
ピュアストライクのようにパワーのあるラケットを使う事でボールのスピード、スピン量という「打つボールのクオリティ」は格段にアップしました。
だけど、どうも「ラケットのフィーリング」が良くない。
約1年半はつまり、この2つの要素のバランスの良い所を探り続けたと言っても良いかもしれません。
そして最終的にはXCALIBREが今の自分にとってベストなバランスを持ったラケットだったのです。
結局、頻繁な買い替えはどうなの?
ちょっと紆余曲折を経ましたが、コレだ!って言えるラケットに辿りついた僕。
ラケット選びに悩んでいる人・自分に合うラケットを見つけたい人に、同じような買い替えの仕方を勧めるかどうかと聞かれたら、答えはもちろん・・・
ノーですね!
オススメはしません。笑
まぁ今回のやり方がちょっと極端っていう事もありますが。
コスト的にも時間的にも負担はあります。
(まぁ僕は楽しかったので全然良いのですが。)
今回、僕はXCALIBREに出会い、満足するバランスのラケットを手に入れる事が出来ました。
しかしこれは運良く手に入れる事が出来た、という側面が大きいと思います。
今回は運がよかった・・・
XCALIBREは購入した時には英語レビューが1、2件あるだけのマイナーラケットだったし、もちろん試し打ちなんてのも出来ない。
でも買ってみたら最高だったと。
可能な限りの情報収集をしていたとは言え、とにかく運が良かったってワケです。
もしもXCALIBREに出会ってなかったら、買い替えは今も続いていたかもしれませんね・・・。
結局ラケットはどう選ぶべきなのか
ラケットをどう選ぶべきか・・・と聞かれたら正直、明確な答えは分かりません。
ただ、これまでの経験・体験を踏まえると
・良いボールが打てるラケットに自分が寄せていく
・フィーリングの良いラケットで良いボールが打てるようにする (カスタムする)
のどっちかになるのかな、と思います。
良いボールが打てるラケットに自分が寄せていく場合、とにかくオンコートでの練習量が不可欠。
辛抱強く使い続け、馴染んだらもう怖いものはないですよね!
これがベストな方法だとは思います。
良いボールが打てるに越した事はないですから。
でも、僕にはこれが出来ない。笑
合わないものはいつまで経っても合わない
1年くらい使い込んでも、やっぱり馴染まないとこは馴染まないし。
もっともっと長い時間使えばいつか慣れるのかもしれないですけど、そんなに我慢出来ないんですよ僕は。
無理なんです。
じゃなきゃこんな買い替えの企画なんてやらないっすもんね!
一方のフィーリング重視で選んだラケットの場合、問題になるのはボールのクオリティとの兼ね合いだと思います。
これに関しては良いボールが打てるだけのフィジカルを手に入れるか、ラケットをカスタムするか、だと思います。
ラケットカスタムは選択肢に入れるべき
社会人になってフィジカルに磨きをかけるのは並大抵の事ではないとは思います・・・なので、現実的なチョイスとしてはラケットのカスタムになってくると思います。
XCALIBREは薄ラケでしなやかフィーリングを持ちつつも、27.5インチという長さでパワーを出しているという点が、解決の大きな要因になったと考えています。
なのでラケット選びに悩んでいる方には、ラケットのカスタムをオススメしたいと思います。
カスタムは是非プロに依頼しましょう!
千葉にあるラケットマイスターさんでは、グリップの形状変更から、バランスの調整、ロング加工などを依頼する事が出来ます!
http://racketmeister.com
僕の経験(散財?)が、ラケット選びに悩むあなたにちょっとでもプラスになってくれたらこんなに嬉しい事はありません。