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テンエックスプロ・エクスカリバー 人生最高の1本に巡り会う。 | TENX PRO EXCALIBRE [インプレッション・感想]

tenxproエクスカリバー・インプレッション

シドニー発の新ブランドTENX PRO。
プロストックのようなラケット、それがXCALIBRE。
今回はそのインプレッションをお届けします。
おそらくこれが日本語で書かれる初のインプレです!
そして僕にとって人生最高の1本に出会ってしまいました!

この記事のポイント

・TENXPRO XCALIBREのインプレをお届け
・日本語で書かれた最初のインプレ記事
・しなやかでシンプルな打球感
・20mm均一 x 27.5インチで振り抜き抜群
・スペック以上にスピードが出るラケット
・カスタム前提のウェイト / バランスの設計

プロストックのようなラケット?

シドニー発のブランドTENX PRO
そのメインラケットであるXCALIBRE
(エクスカリバー)

このエクスカリバーのコンセプト、
プロが使うラケットラケット = プロストックのようなラケット
を目指して作られています。

プロストックラケットとは

プロストックってなに?という方に簡単に説明すると、市販品とは異なるスペックや形状・品質で製造された選手の要望に応える為・フィットさせる為のラケット。
なので市場で売れているスペックとは違ったり、外見だけ市販品と同じように塗装している場合もあります。
ウィ◯ソンやHE◯Dの契約選手はプロストックを使ってる場合が多い事で知られてます。

国内No.1インプレサイトであるラケットラボ |RACKET LABO( ぺんてぃ@ラケットラボ )で、プロストックやペイントジョブについてとっても分かりやすく書かれているので以下のリンクからぜひご一読下さい!
RACKET LABO : 全豪オープン2019 プロのペイントジョブ多すぎ問題(外部リンク)

スペック・特徴:XCALIBRE 290g

それでは本題のTENX PRO XCALIBREのスペックをチェックしていきましょう!

フェイスサイズ98平方インチ
重量 / バランスポイント290g / 320mm
フレーム厚20mmフラット
フレーム長27.5インチ
ストリングパターン16 x 19
stiffness (RA値)66
グリップサイズ4 – 1/4 (2)

カスタム前提の重量・バランス

今回購入したのは290g / 320mm (USL)のモデル。かなりヘッドライトな状態なのですが、鉛テープで好みのセッティングを出せるようにあえて軽めの設計になっているそうです。カスタム前提のラケットも珍しいですよね。

フレーム長は27.5インチのみの設定

そしてこのシリーズの特徴でもあるのですが、長さは27.5インチのみの設定となっています。
市販品では27インチが大多数ですが、プロの世界では意外なほどロングラケットが使われています

薄いフレーム+縦長フェイス+BOX形状

20mm均一の薄いフレーム厚、そしてRA値は約66。
そしてほぼ真っ黒でシンプルなデザイン。
テスト中のラケットみたいで、これだけでもちょっと気持ちが高まります。

フェイス形状は縦長で、BURNの95平方インチやプロスタッフ(90平方インチモデル)などに近いフォルム。
フレームはボックス形状の断面なので、しなり感も期待出来そう。

  

ユニフレックス( uniflex )テクノロジー

このエクスカリバーに採用されているのが[ uniflex ]というテクノロジー。
フレーム全体が均一にしなるという特徴があります。
これによって
・腕への衝撃を軽減
・優れたフィーリング
・コントロール性

を実現しています。

グリップ形状はウイルソン / バボラと同じ

買う前に不安だったのがグリップ形状。
実際握ってみるとウイルソン/バボラと同じでした!

僕のようにグリップ形状で不安だった方、ウイルソン/バボラユーザーなら安心して乗り換えてもらってOKですね!!

セッティング:ブリオ130を45ポンド

今回のインプレッションで使用した、ストリングのセッティングはこちら。

ストリングバボラ ブリオ 130
テンション縦45ポンド 横45ポンド

いつも通り愛用しているブリオ1.30mmを張り上げてみました。
他のラケットもまず最初はこのストリングで試しているので、比較するには最適のストリングだと考えています。

ストリング自体が持つ感触や性能についてはこちらをご確認して頂けると、よりイメージしやすくなると思います。
参考記事:ストリングになやんだら一度はブリオを張ってみて!

インプレ動画:打感と使いやすさがGOOD

半年ほど使用し、とにかく良かった部分だけを切り抜いて動画にしました(笑)
素直で気持ち良い打感、使いやすさがとにかく良い!

打感:意外なほど柔らかい打感&高い振動吸収性

今回、エクスカリバーを使って1番驚きだったのが打感の柔らかさ振動吸収の良さでした!

柔らかい打球感

プロスタッフ97やCX2.0TOURに近い硬めの打感を予想していたのですが、実際に打ってみると柔らかさを感じました
ミニラリーでも柔らかさを感じ取れ、これなら色んなレベルの人が十分に使えるんじゃないかと思います。

振動吸収性も良好

振動吸収性が高く、振動止めも不要でした。
打球時に感じる振動が少なく、なおかつ振動の収まりも速かったです!
(後日ポリ×ナイロンのハイブリッドにもトライしましたが、やはり振動は抑えられていて感動すら覚えました。)

腕にも優しい打球感

エクスカリバーを数ヶ月使用してきましたが、肘や手首に違和感を覚えるような事はありませんでした
プロスタッフ97CV、ブイコア98では練習後に肘が痛みが出ていたので、本当にありがたい変化でした。

反発力:抑えめだけどスピードは出る!

エクスカリバーは98平方インチ、20mmフラット、290g/320mmというスペックなので、単純は反発力は抑えめです。
ボレーなど小さいスイングの時は、飛びすぎる事がないのでコントロールしやすく感じました。

ボールのスピードが出る

0.5インチロングのおかげなのか、ボールスピードはかなり出しやすいです。20mm厚のラケットでここまでスピードが出せるのは驚きの一言。
特にサーブは遠心力が効くおかげでかなりスピードアップします・・・調子に乗りすぎてバランス崩しそうになりましたが(笑)。

スピン性能:凄くはないけど期待以上。

20mmという薄さ+縦長フェイスのラケットなので、スピンは正直期待してませんでしたが、想像してたよりもスピン掛けやすいです
スピンの掛けやすさはプロスタッフ97CVやCX2.0と比べると、ほぼ同等かちょっと良いくらい・・・という印象。
グリグリのスピンには向きませんが、球持ちが良く標準的な回転量なら問題無し。

ストローク:振り抜いて球威を出しやすい

ストロークは薄さによる振り抜きの良さがありスイングスピードを速くするのが楽。
0.5インチロングの恩恵は大きく、98平方インチ・20mmフラットとは思えないほど球威が出ます。
僕にとっては「新体験」です、これは。

当てるだけではボールは伸びない

当てるだけのスイングだとボールは飛びません
ある程度、スイングすることで27.5インチの長さが活かせるイメージです。

ノーマルの290g/320mmはヘッドが軽すぎて球に伸びが出ませんでした
後日、フェイスの3,9時のところにトータル5gの鉛テープを追加したらしっかりとボールを押し込めるようになったので、最低限のこのくらい荷重が必要そう。
コンセプト通り、カスタム前提のラケットです。

ボレー:高い操作性で打ちやすい

27.5インチになる事で1番不安だったのがボレーの感覚が合わなくなるのでは?という点だったのですが、意外にもこれは問題ありませんでした。

取り回しの問題はなし。

まずヘッドライトなので取り回しがすごく楽。
反射的に当てにいったボレーの場面でも、取り回しの良さが生きてきますね。

反発力はそれほど強くないのですが、一瞬ボールを掴む感覚があるのでコントロールがしやすく個人的には好みのフィーリングでした。
スマッシュなどのオーバーヘッド系も問題なく打つ事が出来ます。

サーブ:長さによってスピードアップ

0.5インチロングの恩恵が最大限に生かされるのがサーブでした。

スピードが出しやすい!

振り抜きの良さもあって、とにかくスピードが出しやすい。
あれ、こんなに球速出せたっけな?と思うくらいにスピードアップしました。
嘘じゃないっすよ。笑

スピンサーブでも回転は掛かってくれるので、意外と跳ねてくれました。
スピードが出るラケットだとコントロールがしにくい時もありましたがXCALIBREは問題なし!

全体評価:僕にとってはベストな1本!

エクスカリバーを使って1番良かったのは
ソフトな打感
・優れた振動吸収性
の2点でした。
新しいラケットを試しては硬いフィーリングに苦労し、練習後の肘の痛みに悩んでいた僕でしたが、XCALIBREでは全く問題ありませんでした。

それでいてボールスピードを出しやすいのがこのラケットのすごいところ!
薄いラケットはどうしても反発力が小さく、パワーが出ない事が多いのですが、エクスカリバーは0.5インチロングのおかげか想像以上にパワーが出ます!

スピン性能はそこまで高くないラケットですが・・・
スピードを出しやすい特性を生かして、打ち込んで行くスタイルの人にはすごくフィットすると思います!

カスタム前提のラケットです。

僕が購入したのは290g/320mmのモデルでした。
ノーマルのままだとヘッドライト過ぎてボールに負けてしまいがちなので、鉛テープでのカスタマイズは必須と考えるべきだと思います。
( 303g、315gのモデルもあるのでそちらの方が、カスタム無しでも打てるかと。)

使い心地は良いし、カスタマイズも楽しいラケット。
僕にとっては最高のラケットですね!

まとめ:良いお買い物でした!

ほとんど事前情報がない(日本語レビュー0件)なかで、ラケットを買うのは不安がなかったと言えば嘘になります。
もしも全然使えなかったら・・・
もしも合わないラケットだったら・・・
そこまで安い訳でもなく、誰も知らないラケットを買うのには勇気が必要でした。

実際に使ってみて、大満足!
とっても良い買い物だったと感じています。

[薄ラケ好き+パワーも欲しい]という人にオススメ

特に薄ラケを使いたいけど、なかなか良いものが見つからない・・・
そんな人には本当にオススメです!!
気になる方は直接ご連絡頂ければ、ご相談に乗りますので!

今後もセッティングやカスタマイズについて随時更新して行く予定です!
乞うご期待。

おまけ①:「なにそのラケット!?」の嵐

コートに行くと色んな人に「そのラケット何??」って声を掛けられます。
「オーストラリアの新しいブランドで・・・」って説明を何回したんだろうか。笑

公式HPから購入出来ますが英語しかないので、日本国内でのお買い物のようには行かないというのが現状です。
梱包や発送、連絡も正直適当だなぁと感じるところはあります。
それでも製品自体はかなり良いものなので、買って後悔する事はないと思いますよ。

最高だよ、TENX PRO。

<この記事で紹介した製品一覧>

※2019.10.6追記
ついに日本国内のインターネット購入が可能になりました!
価格は2万円ちょっとと、非常にお買い得!!

これは相当安いですね。
これなら(在庫さえあれば)安心して購入できそう!

もしもきになる人がいたらぜひ!

ワケあって1本手放そうと考えています。
通販でもほぼ在庫切れしているようなので、気になってた人はご連絡ください(笑)

ライバル比較:ウイルソン BLADE v7.0

しなやかな打球感はウイルソン・BLADEシリーズも近い印象。
中身が詰まっている感触が強く、しっかり叩いても安心感があります!

ラケットのインプレをいくつも用意していますので、合わせてチェックしてみてくださいね!
→ ラケットインプレッション一覧