インプレッション・感想

G360ラジカルMPインプレ:オールラウンドなラケット!ヘッドG360RADICAL [感想]

ヘッド・g360ラジカルMPインプレッション

この記事のポイント

グラフィン360や丸型グリップ形状の採用など、新しい試みの詰まったHEAD G360 ラジカルシリーズ。

どんな使用感・性能なの?
どんなプレイヤーにフィットするの?
という疑問にも回答しています!
このオールラウンドな性能、幅広いプレイヤーにおすすめの1本です!

G360ラジカルMPをテスト!

みなさん、こんにちは。
今回はG360を採用したHEAD・ラジカルMPをテスト!
( 製品HP:https://www.head.com/shop/ja-JP/radical-mp-51.html )

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ラジカルと言えばアガシやマレー、現在もディエゴ・シュワルツマンやスローン・スティーブンスなどが使用する、HEADの主力ラケット。

  

新しいグラフィン360°テクノロジーの採用により、優れた安定性と、よりスピードのあるボールを実現する最適なエネルギー伝達をお届けします。
シリーズ中で最も万能型のこのラケットは、ダイナミックな16/19ストリング・パターンにより高い操作性とスピン力を実現しています。
(中略)
パワーと操作性の最適なコンビネーションにより、もうプレイできないショットありません

https://www.head.com/shop/ja-JP/radical-mp-51.html?___SID=U

  
HPでも謳われているように、HEADのラインナップの中でも1番バランス良く使えるオールラウンドラケットとなっています。
そうです、もうプレイできないショットはないのです・・・。
(ラケット的には。笑

※G360 = Graphene360とは?

グラフィン 360は、グラフィン素材をラケットのシャフト部分への使用だけではなくラケットヘッド方向にも使用することにより、フレームを最適に強化しました。
これによって、抜群のフレーム安定性とラケットからボールに最適化されたエネルギー伝達を提供し、あなたのパワーを最速にします。

https://www.head.com/ja-JP/sports/tennis/technology/graphene360/

これまでシャフト部だけに使用されていたグラフィン素材を、フェイス部分にも採用する事により全体の強度最適化を実現したモデルになります。
より軽く・より強度が増す事により、反発性能だけでなくフレームの重量配分を調整する事にも貢献しています。

スペック:G360ラジカル MP

今回テストしたラジカルMPのスペックはこちら。

フェイスサイズ98 平方インチ
重量295 グラム
バランスポイント320 mm
フレーム厚20 / 23 / 21 mm
フレーム長27 インチ
ストリングパターン16 x 19
グリップサイズ1-5
丸型グリップを採用
RA値68

数値的にはこれまでのラジカルMPをそのまま進化させたモデルとなっています。
RA値(フレームの硬さ・しなりにくさ)は68まで上昇。
HEADラケットの中では硬めの設計です。

グリップが丸型に変わった!

今回1番大きな変更点はグリップ形状が一般的な丸型になった事でしょう。
今までヘッドのグリップと言えば扁平形状だったのですが、SPEEDシリーズに続いてラジカルも丸型になりました。( ヘッド・G360ラジカル登場!グリップ形状、変わります! – HEAD G360 RADICAL )

技術の変化もありマーケット的にも丸型の方が主流。
個人的にも丸型の方が好きなのでこの変更は嬉しい人の方が多いのでは。

セッティング:ホークタッチ125

今回はフレームやグリップは特にカスタムする事なく、ノーマルのまま使用しています
ストリングはヘッドのホークタッチ ( Hawk touch )125を使用しています。

HAWK TOUCHモノフィラメント・ストリングはより多くの結晶からなる内部コアを特徴とし、あなたはゲームで最高のコントロールを実現できます
(中略)
あなたのゲームにハイレベルなコントロールが必要ならば、HAWK TOUCHはまさにぴったりなストリングです。

https://www.head.com/shop/ja-JP/tennis/strings/hawk-touch-reel-3.html

 
HEADのストリングは(意外と?)どれもしっかりと作られていて良いパフォーマンスを発揮してくれるので、今回のホークタッチも期待したいな、と。
ストリングのより詳しいインプレッションは、インプレの大御所:RACKET LABOの記事もご参照ください!
【ヘッド】ホークタッチ125をインプレ!ボールを潰す感じばっちりのマイルド系ストリング!

なお今回は振動止めを付けて使用しています。

打感:意外と柔らかい!

打ってみて最初に感じたのは打球感の柔らかさ
G360の採用によって硬く感じるんじゃないかな?と心配していたのですが、そんな事はありませんでした。
多少ボールを掴んだあと、しっかりボールが飛んで行く感触は快適!

むしろ前作よりも柔らかいかも?

僕の感覚では、前作(グラフィンタッチ)よりも柔らかさを感じられる気がします。
RA値自体は上がったのに柔らかく感じたのは、おそらく僕の筋力・スイングと今回のラジカルのパワーがちょうど良かったからかと。
このくらいの感触なら多くのプレイヤーが無理なく使う事が出来そう。

パワー:振れば適度なアシストあり

G360ラジカルMPの反発力は過剰なアシストはないものの、柔らかめの打球感と適度な食いつき感によって自分の意図をボールに反映しやすい仕上がりになっています。
黄金スペックのような一気にボールが飛び出していくような反発力ではありませんが、スイングパワーがしっかりボールに伝わります。

295g/325mmだけど問題は全くなし

295g / 320mmの重量バランスはちょっと軽過ぎかな?と予想していたのですが、これはさすがグラフィン。
軽くても打ち負けるような感覚はほぼありませんでした。
高い操作性を確保しながら、タッチショットから強打でのラリーまでしっかり対応出来る、まさにオールラウンドなラケットと言って間違いないと思います。

対ピュアストライク:ラジカルの方が万能型

スペックが近いピュアストライク16×19(305g / 320mm)を普段愛用してますが、振り抜けた時はピュアストの方が多少球威でますね。
でも操作性はラジカルの方が良く、よりオールラウンドに使えそうな感触でした。

スピン性能:必要な分だけ掛けられる

16 x 19のストリングパターンは、( 適度な目の荒さ ) + ( ボールの食いつき )があるので回転を掛けるのに苦労する事はありませんでした。

振った分だけスピンが掛かってくれる感じなので、フラット〜繋ぎのスピンまで色んな回転量を駆使する事が出来そう。

勝手に回転が掛かり過ぎて浅くなる・・・なんて事もなく、試合の中でも安心して使用出来る感触だと思います。

総合評価:まさにオールラウンドな逸品。

今回G360ラジカルMPをテストしてみて感じたのが、トータルバランスの良さでした。

・打球感の柔らかさ
・適度なパワーアシスト
・十分なスピン性能
・丸型グリップへの進化 etc.
それぞれの要因が上手く作用しあい、スイングのパワーが過不足なくボールに伝わるので、安心して打つ事が出来ました!

意外と『過不足がない』という感触・バランスのラケットって多くはないので、そういう意味でも今回のラジカルMPはヒットしそうな予感!

ストリングがホークタッチだったので、( 打球感柔らかめ ) + ( 反発は少し抑えめ ) に仕上がっていたのも個人的には良い方へ作用したと思います。

もう少しパワーが欲しいなぁという方は
・ホークタッチ x ナイロン系でハイブリッド
・ヨネックスのポリツアープロ
などを選べば、ボールの弾きが良い仕上がりになると思います。

ここ最近のラケットの中でも、間違いのない1本だと思います。
HEADラケットの代表作と言ってもいいかも!

ホークタッチもホールド感のあるポリとして、高水準の仕上がり!

ライバル比較:EZONE 2020もオススメ

スペックの違いはあるものの、しなり感とパワーのバランスが良いEONE2020もオススメ。

ぜひ打ち比べて確かめてもらいたい、完成度の高い2本です!
かなり悩ましい比較になると思います(笑)
効率良くパワーの伝わるラジカル、食いつきとしなりで振っていけるEZONE。

僕は・・・僅差でラジカルMPかな?という感じ!

この他にもラケットのインプレをいくつも用意していますので、合わせてチェックしてみてくださいね!
→ ラケットインプレッション一覧