01-ラケットインプレ

ヘッドG360+ラジカルMP/PRO(2021) インプレ/レビュー|特徴を解説&前作との比較あり!HEAD RADICAL

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新しいラジカルってどうなの!?
実際の所、どう変化したの?
どんなプレイヤーにフィットするのか知りたい!

TRUEMAN
TRUEMAN
MPもPROも打ちましたが、前作よりも球持ちが良くなってコントロール性が上がった印象!
しっかり打っていく人向けのラケットになってます!

この記事でわかること

・新型ラジカル(2021)をインプレ!
・新旧の違いも解説!
・フィットするプレイヤーを紹介
・ライバル製品との比較

ヘッドG360+ラジカル MP2021の特徴/スペック
(HEAD G360+ RADICAL MP)

・ボールを乗せる、潰せる人向け!
・前作よりも弾きが控えめに!
・新しいモールドを採用
・重量も変更あり

G360+ではフレームの形状だけでなく、重量も変更が行われました。

特にシャフト部分はボックスに近い形状に変化!

グロメットなどの樹脂パーツはもちろん、ヨーク部分の形状にも大きな変更が加えられています。

ボールが乗る感触・ボールを潰す感触が強まり、強打した際の安定感やコントロール性がより高まったモデルに仕上がっています!

ヘッド G360+ ラジカル MP(エムピー)

モデル名G360+
ラジカルMP
フェイス
[平方インチ]
98
重さ[g]300
バランス
[mm]
320
フレーム厚
[mm]
20/23/21
ストリング
パターン
16×19
RA値
Stiffness
65
Stiffnessはtennis warehouseを参照

今作で重量が300gへと変更されました。
フレーム形状も若干ボックスっぽさが増えた影響か、RA値も前作の68から65へと下がっています。

ヘッド G360+ ラジカル PRO(プロ)

モデルPRO
フェイス
[平方インチ]
98
重さ[g]315
バランス
[mm]
315
フレーム厚
[mm]
20/21.5/19
ストリング
パターン
16×19
RA値
Stiffness
65

ラジカルプロも変更が加わり、重量は315gへアップ、20-21.5-19mmと薄いフレームになりました。

新作:G360+ラジカル2021をインプレッション

この新しいラジカル、しっかり厚い当たりで打ってこそ良さが光るラケットに仕上がっています!

打球感:ボールをしっかり掴む!

MPもPROも打球感はどちらもマイルドで、インパクトでボールを掴む感じが非常に強くなりました。

弾きは少ない分、手応えはしっかりしている・重ためになっていると言えますね。

飛び:弾く感じは少なく、自分で飛ばす必要あり

前作は弾きによるアシストもあったのですが、今作では弾く感触はかなり抑えられています。
同等スペックのラケットと比べても飛びは控えめ。

MPは振りやすさ、PROは315gの重さがパワーの源になっていて、どちらも自分の力で飛ばすラケットだと考えた方が良いでしょう。

スピン:擦るような当たりでは引っかかりが弱い

ストリングパターンは16×19ですが、ボールの引っかかる感触や持ち上がる感触は控えめ。

厚い当たりで捉えた時には十分にスピンをかける事が出来ますが、擦るような当たりだとボールの弾道が不安定になってしまいがち。

フラットドライブ〜少しループ系まで弾道が打ちやすいラケットですね。

・厚い当たりで打つと良い!
・ボールを掴むような打球感
・弾きが少なく、自分で飛ばす
・擦るスピンには不向き

ラジカル2021はしっかり打てる人にオススメ!

フラットドライブ系を主体にしてる人
スイングパワーがしっかりある人
強打をコントロールしたい人
球の食いつきを求める人

ラジカルを選ぶべき人は、前提としてある程度自分でボールを飛ばせる人になるでしょう。

球を掴む感触があり、強打をしてもコントロールが乱れにくいので、実戦でもしっかりラケットを振り抜いていきたい人には良い武器になってくれるはずです!

こんな人は合わないかも。

・ラケットにアシストを求める人
・弾く感触のラケットが好きな人
・高い弾道のスピンを求める人

前作とは違って弾く感じは控えめ。
ラケットのアシストも控えめ、同等スペックと比べても飛ばないので、パワー不足を感じているプレイヤーには不向き。

またラケットの特性を考えると、高いアーチ(高弾道)のスピンを打ち込み続けるのはハードだと思いますね。

ストリングで補うというのも必要かも。

もしもこのラジカル2021を使っていて『イマイチ良いショットが打てない・・・』と感じている場合、ストリングでパワーを補ってあげる必要があるかも!

ヨネックス ポリツアープロ
トアルソン プロフォーカス
ゴーセン G-TOUR3
プリンス ハリアーレスポンス

こういった弾きが良い or 飛びが良いポリエステルを組み合わせてみて欲しいですね!

ライバル比較:ピュアストライク16×19やVCORE98など

ライバルとしてはピュアスト16/19やブイコア98など、98平方インチ+21~23mm厚のラケットなどになってきますね!

ボールを潰せる人はピュアストライク16×19も。

ラジカルと同じく、厚い当たりでボールを打っていきやすいピュアストライク16×19。
重みだけでなく、フレームの剛性によるパワーロスの少なさも球威に貢献してくれます。

ボールが乗る感触、コントロールのしやすさなどを求める人はラジカルの方が良いかも。

より高いスピン性能を求める人はVCORE98推奨

こちらもしっかりとしたスイング出来る人向けのラケット:VCORE98ですが、ラケット自体のパワーとしては大体同じくらいだと思います。

VCOREの方が弾道の弾道の高さは出しやすく、ラジカルの方がフラット系向きな印象。
打感はVCOREの方が遊びが少ない感じがしますね!

前作(G360ラジカル)との比較&違いについて

・前作の方が弾きは強い
・フィットする層は狭くなった

前作と現行モデルを比較すると、明らかに前作のG360ラジカルの方が楽にボールが飛びます。
その意味で、飛びにくくなった現行モデルがフィットする層は前作に比べて狭くなったと感じました。

その代わりにフィットする人にとっては、球を掴む感じが増す・強打してもコントロールが乱れにくいなど、より信頼出来る1本となるはずです!

新旧を比較した動画もありますので是非チェックを!

まとめ:ヘッド ラジカル (2021) MP/PRO

・新型ラジカルは大きく変わった!
・厚い当たりでしっかり叩ける人向け
・ボールをしっかり掴む打球感
・強打でも球が暴れにくい
・擦るスピンには向かない
・合う人にはより安心感がアップ!

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