食いつきでスピンが掛かる!
<TOPICS>
ポリツアーレブ(PT REV)が新しく登場!
突如として現れたYONEXのポリツアーレブ(Poly Tour Rev)。
— アドブロ(ADVNTG.BLOG) (@ADVNTG_kotodama) November 6, 2020
11月下旬発売予定で、すでに予約が始まっています🤔
KPIでは1840円で販売予定のようなので、気になる人はとりあえず予約しておくのがよろしいかと。
(自分はもちろん予約しました。笑)https://t.co/nVpvhORSRs
突如発表されたヨネックスの新作ポリエステルストリングがこのポリツアーレブ(POLY TOUR REV)。
今回はこの新作のスペックなど、情報をまとめてお伝えいたします!
スペック:ポリツアーレブ(POLYTOUR REV)


製品名 | ポリツアーレブ POLY TOUR REV |
素材 | ポリエステル (ハイポリマーポリエステル) |
断面形状 | 8角形 |
構造 | モノ |
太さ | 1.20mm 1.25mm 1.30mm |
色 | ブライトオレンジ |
価格 | ¥2,800+tax (12m) ¥38,000+tax (240m) |
発売日 | 2020年11月下旬 |
SIF製法と8角形断面がスナップバックと高回転スピンを実現。
https://www.yonex.co.jp/tennis/strings/#polytour_rev_120125130
性能維持に優れ、連続のハードヒットを可能にする。
スピン系のハードヒットを主眼においたスペックとなっているポリツアーレブ(PTレブ)。
カラーはブライトオレンジで、ポリツアーファイアやバボラのRPMラフのフルオレッドにも似た色味となっています。
テクノロジー:8角形断面+SIF製法
今回のポリツアーレブに採用されているテクノロジーは8角形断面とSIF製法の2つ。
SIF製法はポリエステルの中に潤滑性の高いシリコンオイルを浸透させる製法の事。表面の滑りが良くなる事で、ストリングが大きく動き素早く戻る事でスピン量がアップします。

SIF製法が採用されているのはポリツアーファイアとポリツアースピンG。
PTファイアはスナップバックもスムーズで、ポリツアーシリーズの中でもスッキリした打球感を実現しています。
・8角形断面を採用
・SIF製法で潤滑性アップ
・2020年11月発売
セッティング:EXツアーに45ポンド!

ストリング | ポリツアーレブ 1.25mm |
ラケット | HEAD EXTREME TOUR |
テンション | 45ポンド |
張り方 | 1本張り (ATW) |
重量増加 | +16.0g |
今回もメインラケットであるEXTREME TOUR(カスタム済み)に張り上げました。張り上げ後の重量増加は+16.0gで、同じSIF製法のポリツアーファイアの+16.2gとほぼ同じでした。
張ってみた感触:角は感じず滑りはかなり良い
RPMブラストなど他社の8角形ポリと同じく、指で触ってもほとんど角は感じません。素材自体には結構柔らかさがあり、シリコンによって滑りも良いので、ストリンギングはしやすかったです。
打球感:食いつきとしっかりした手応え!
PTレブの打球感は柔らかくて食いつきが強いです!
インパクト時の手応えもしっかりあって、ガンガン打っていきたいというとても人は気にいるんじゃないかと思います。
PTファイア/PTスピンとは全然別物の使用感
同じSIF製法+似たような色のPTファイアか、5角形断面をしているPTスピンなど、その他のヨネックスのポリと多少似ているのかと思ってましたが、PTレブは完全に別物でしたね。
PTファイアは弾きが強いあっさり系
PTファイアは弾きが強く軽い力でスムーズのボールを飛ばしてくれるのに対して、PTレブは食いつきが強く自分のパワーで飛ばす感覚がかなり強くなります。
ただストリング自体の素材の柔らかさは割と似ている感触がありました。
PTスピンは食いつきが少なく硬めの打感
PTスピンは5角形断面で、パッと見て分かる位にカド(角)が立っています。素材自体もPTシリーズの中でもかなり硬い感触があり、ホールド感は少なくてカドにボールを引っ掛けてスピンを掛けるイメージでした。
かっちりした打感と引っ掛かり感ならPTスピン、ホールド感でボールが持ち上がる柔らかめのポリがPTレブという感じに区別出来そうです。
・柔らかく食いつく打感
・打っていきたい人向け
・PTファイア/スピンとは別物
性能:弾道が持ち上げやすく振り抜ける
PTレブの性能的な特徴としては、弾道が上げやすく飛びすぎないので思い切り振り切れるという点ですね!
パワー:食いつく分だけ弾きは控えめ
食いつきが良いので、インパクトでボールを押し込んで行って自分の力で飛ばすようなイメージでした。
黄金スペックのようなパワフルなフレームと組み合わせるか、平均以上にパワフルなスイングが出来るプレイヤー向けのストリングと言えます。
スピン:少し高めの弾道+高い回転量
擦れるような感じではなく、ボールをガッツリ食い込ませてから振り上げてスピンを掛けるようなイメージ。その際にスナップバックが起こって回転量が増えるように感じました。
耐摩耗性:滑る分だけノッチ出来づらい
表面の滑りはよく、素材自体も割としっかりしているのでノッチは出来づらいです。ストリングに切れにくさを求めるような人にもオススメしたい製品と言えます。
・弾道が上げやすい
・飛び過ぎず振り切れる
・プレイヤー側の力で飛ばす
・食いつきでスピンを掛ける
・耐久性も高い
ポリツアー内での立ち位置はどうなる?
当ブログでインプレをしているポリツアーシリーズは合計5つ。
それぞれの特徴をまとめてみました!
反発 | 打感 (手応え) | 回転量 | 特徴 | |
PT レブ | ○ | 柔らかい (少し重め) | ○ | 食いついて持ち上がる。 ハードヒッター向け。 |
PT プロ | ◎ | 少し柔らかい (軽い) | ○ | 弾きの良いバランス型。 適度に柔らかい打球感。 |
PT ファイア | ○ | 少し柔らかい (軽い) | ◎ | 球離れが良くスッキリ感。 弾きつつ回転が掛かる。 |
PT ストライク | △ | 少し柔らかい (重い) | ◎ | しっかりした打ち応え。 厚い当たりで打ち抜ける。 |
PT スピン | △ | 硬い (重い) | ◎ | 最強クラスの鋭いエッジ。 引っ掛かりでスピンが掛かる。 |
オススメ:スピンと柔らかい打感を求める人!
ポリツアーレブをオススメしたいのは以下の条件に当てはまる人!
・高いスピン性能が欲しい
・打ち応えが欲しい
・硬い打感は好きじゃない
・平均以上のスイング&パワーがある
・直ぐにストリングが切れてしまう
しっかり打っていける人向けのストリングである事は間違いなさそうで、PTストライク・PTスピンの中間を上手く埋めてくれるような立ち位置となりそうです!
コスパ:約2,000円で買えるのでGOOD!
柔らかい打球感と高い耐摩耗性が特徴のポリツアーレブは、パッケージ品を2,000円で買えるのでコスパとしては結構良い部類に入るポリです!
単張最安値:1,840円+送料で購入可能!
楽天市場やYahooショッピングでの最安値は1,840円+送料となっています。(KPIが最安)
まだノンパッケージ品(12mカット品)は発売されていないようで、RPMラフやRPMブラストなど1,000円未満のポリがある事を考えると単純な価格だけを見た時にはちょっと厳しい感じも。
ロール最安値:25,080円→1張分約1,251円!
現時点での240mロール最安値はテニスジャパンの25,080円で、1回分は約1,251円まで安くなります。
時期によっては10%OFFクーポンも出ているので、クーポンとポイント倍増の時期を狙って購入するのが良さそう!
まとめ:要注目のYONEX新作ポリ!
・8角形断面+SIF製法
・引っ掛かりとスナップバックが良い?
・発売日は2020年11月下旬予定
・PTファイア寄りの打感かも?
・予約はスタートしています!
・最安値は1,840円+送料
ポリツアーシリーズは高い支持を得ているストリングなので、今回のPTレブも期待値が自然と高まりますよね!
他のヨネックスストリングのインプレをまとめていますので、あわせてチェックして頂くと比較がしやすいですよ!