・世界で活躍する西岡良仁選手特集!
・使用しているラケットはVCORE98
・ペイントジョブだったのが変化!!
・ストリングはハイブリッドを使用!
<TOPICS>
世界で活躍する西岡良仁選手とは?
みなさん、こんにちは。
2019年W&Sオープン(シンシナティ)で錦織圭選手( Kei Nishikori )との日本人対決に勝利したのが、世界ランキング77位の西岡良仁選手 ( Yoshihito Nishioka )。
憧れと公言していた錦織選手との対戦に勝利すると同時に、自身初となるトップ10選手からの勝利となりました!
そんな快挙を成し遂げた西岡選手のプロフィールがこちら。
名前 Name | 西岡 良仁 Nishioka Yoshihito |
年齢 Age | 23 (1995.9.27) |
身長 Height | 170 cm |
体重 Weight | 64 kg |
利き手 Plays | 左 |
バックハンド Backhand | 両手打ち |
出生地 Birthplace | 三重県 |
居住地 Residence | 三重県 |
コーチ Coach | 高田充 (公式ブログ:こちら) |
キャリアハイ ランキング Career-high | 58 (2017.3.20) |
身長170cm、体重64kgという数字だけをみると、本当に普通の一般成人の体格と言っても良いぐらいですよね。
180cm台が普通、190cm以上の選手も珍しくはないATPツアーの中ではとびきり小柄な選手の1人です。
ATPツアーで活躍する小柄な選手たち
ちなみにトップ100で180cm未満の選手は
(パッと調べた限りですが)
5位 錦織圭 178cm
24位 ディエゴ・シュワルツマン 170cm
39位 ラドゥ・アルボット 175cm
44位 ダニエル・エヴァンス 175cm
73位 コールシュライバー 178cm
83位 コランタン・ムーテ 175cm
89位 トーマス・ファビアーノ 173cm
97位 マッケンジー・マクドナルド 178cm
(※2019年8月時点)
こんな感じ。
西岡選手はシュワルツマンと並んで170cmで、トップ100の選手では最小。
うむ、錦織選手が大きく見えてきたぞ。笑
体格的な不利を言い訳にせず、世界で活躍する西岡選手。
そんな西岡選手の使用しているラケット・ストリングについて、今回は調べてみました!
一般プレイヤーの僕たちにも参考になるポイントがあるかも!?
西岡選手が使用しているラケット / ストリング
Embed from Getty Images
西岡選手が契約しているのは日本を代表するブランド:ヨネックス。
(公式サイト:http://www.yonex.co.jp/)
ラケット、ウェア、シューズなど、トータルでの用具契約をしているようです。
そしてヨネックスのページ上(http://www.yonex.co.jp/tennis/players/post-17.html)では、西岡選手の使用道具は以下の通り。
使用ラケット Racket | ブイコア 98 |
使用ストリング String | ポリツアースピン |
スピン性能に磨きを掛けたヨネックスを代表するラケット:VCOREを使用しているそうです!
ポリツアースピンはその名の通り、スピン性能向上のため5角形断面形状を採用したストリングです。
市販品のスペックについて
市販品ブイコア98のスペックがこちら。
モデル名 Racket | ブイコア 98 |
フェイスサイズ Head size | 98 平方インチ |
重さ Unstrung Weight | 305 g (G) |
バランス Balance | 315 mm (G) |
フレーム厚 Thickness | 22~21 mm |
フレーム長 Length | 27 インチ |
ストリングパターン String Pattern | 16 x 19 |
ブイコア98については、以前書いた記事に詳しくまとめてありますのでよろしければ参考にしてください。
旧モデルからの大きな変更点・特徴としては
・ストリングパターンが16×20から16×19
・フレームトップにエアロトレンチ(溝のような構造)
・フレームの5 / 7時部分にエアロフィン(くぼみ)
・フレームの10 / 2時部分にフィン構造(出っ張り)
これらが挙げられます。
それではこれらの特徴を参考に、西岡選手の実際のラケット・スペックについてみていきましょう。
<使用ラケット>
中身はブイコアSVなのでは?
(※追記あり!)
西岡選手が実際に使っているラケットは、現在販売されているVCOREとは仕様が異なるようです!
ストリングパターンが16×20を使用
まずはこちらの写真から!
ラケットのデザインは現行ブイコア98で間違いありません。
しかーし!
ラケットのストリングパターンが16 x 20なんですね!
(市販品ブイコア98は16×19)
ちなみに、お隣の錦織選手のストリングパターンも16×20。
フレームのくぼみ構造がない
そしてもう1枚。
Nishioka Channeling Inner Rios In Comeback (外部リンク)
こちらのリンクのトップ写真に西岡選手が写っているのですが・・・
ラケットの5/7時の部分に、現行モデルにあるはずのエアロフィン(くぼみ)が見当たらない!
という事は、より古いモデルをベースに使っている可能性大。
旧型:SV98の可能性が高そう!
そうなるとブイコアSV、ブイコアSi、ブイコアXi、初代ブイコアになってきますが、初代とXiはスロート〜ヨーク部分の形状が異なるため除外。
そうなると西岡選手の実際に使用しているラケットはSVかSi。
写真で見る限りでは(非常に分かりにくいのですが)、フレームの10/2時部分にフィン(出っ張り)が付いているようなのでブイコアSV98の可能性が高いと判断しました!
重量などの細かいスペックなどはわからなかったものの、
日本人選手のガットセッティング(西岡良仁・内山靖崇)
こちらのブログの情報によると、重量は315gぐらいのようです。
2021年5月追記:現行品にチェンジ!!!
まず昨年7月のTwitter投稿がこちら。
湿気が凄すぎてニューガットが1時間ちょいで二本切れた…湿気多いとナチュラルは切れやすいんやけど、初めてこんなに早く切れた🙁
— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) July 23, 2020
そして二本とも全くおんなじ位置!ちゃんと芯捉えて打ててる証拠ですね!^_^#yonex #ヨネックス #vcore限定色 pic.twitter.com/DzPZ2xBMu2
先日販売開始された限定色VCOREを使用している様子の西岡選手。
よく見るとストリングパターンが16×19、フレームのくぼみもあり、現行VCOREを使用している模様。
ストリングが切れやすくなったのは、今まで16×20だったのを16×19に変更した影響なんじゃないかと推測。
限定色のコンセプトや詳細については別記事にまとめてありますので、合わせてチェックを!
結局2020年全米ではペイントジョブで使用!
Embed from Getty Images2020全米1回戦でアンディ・マレーとの激闘を演じた西岡選手。
その手に握られていたのは、限定デザインが施された従来通りのラケットでした。(ペイントジョブでした!!)
ストリングパターンは16×20、エロフィンのくぼみもないフレームになっていました。
Twitterに投稿したラケットは、単純にテストしていただけなのかもしれませんね。
(2021年5月追記)
ついに現行モデルにラケットチェンジ!
明日全仏オープン一回戦入ります!2番目に大きいスザンヌランランコート。ドが付くほどのアウェイになるでしょう。テレビの前から応援お願い致します!
— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) May 30, 2021
ここ最近ありがたいことに試合が連戦だったので腕細くなった?新しいヨネックスのバックと共に頑張ります!#全仏オープン pic.twitter.com/8vscKzKPtO
2021年全仏オープン時の写真がこちら。
よく見るとラケットが変化しているんです!
ストリングパターンは16×19、フレームのくぼみ有り、心なしかフェイス形状も2021年モデルのように見えます。
2021年シーズン序盤は従来からのラケットでしたので、おそらくスイッチしたばかりなのではないかと思われます。
<使用ストリング>
ナチュラルxポリツアースピンのハイブリッド!
縦ストリング Main String | バボラ VS TOUCH 1.30 |
横ストリング Cross String | ヨネックス ポリツアースピン 1.30 |
テンション (縦 / 横) Tension | 52ポンド / 49ポンド |
このようなセッティングで使用しているそうです。
52ポンド・49ポンドなら一般のプレイヤーにも十分使えそうなセッティングですね。
ジョコビッチやフェデラーと同じく、西岡選手も縦にナチュラルストリング!
バボラのナチュラルの中でも、特に柔らかいフィーリングのVS TOUCHを使用しているそうです。
一般プレイヤーの自分にはコスト的にナチュラルはなかなか厳しいのですが、一度は自分のラケットに張ってみたいセッティングですね!
西岡選手の高い弾道を生み出すこのセッティング。
みなさんも是非参考にしてみてください!
<まとめ>
意外と真似出来るセッティングかも?
いかがでしたでしょうか?
ブイコア98にナチュラル x ポリツアースピンの組み合わせは、テンションをしっかり調整すれば僕たちのような一般プレイヤーにも十分使えそうなセッティングですよね!
セッティングに悩んでる方、西岡選手のような高い弾道を打ちたい方、今回ご紹介したセッティングを試してみてはいかがでしょうか!
そして西岡選手は2021全仏オープンにも出場中!
1回戦でJW・ツォンガを撃破し、2回戦進出を果たしています!!
西岡選手の試合はWOWOW放送&オンデマンド配信されます!
とにかく生で観るなら加入しておくのが吉!
まだ間に合いますので👍
今後のテニス観戦にWOWOWはオススメですよ。
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