02-ストリングインプレ

[キャビア・インプレ]軽快な飛び&シャープな打球感!TOROLINE(トロライン)CAVIAR

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

新ブランド発の6角形+細ゲージ

TOROLINE CAVIAR

シャープな球離れ

飛びが良い細ゲージ

弾道が上げやすい

7

パワフルさ

6

スピン性能

5

しっかり感

7

扱いやすさ

この記事のポイント

新たに日本市場へと乗り込んできたTOROLINE(トロライン)のストリングをインプレッション!
オールコートプレイヤー向けに設計された6角形断面+細ゲージのポリエステルストリング:キャビア(CAVIAR)を徹底解説しています!

軽快なボールの飛び具合とシャープな打球を実現するストリングを探している人にオススメな一品です!

TOROLINE(トロライン)とは?

2020年秋、国内市場へと登場したアメリカ・カリフォルニア発のTOROLINE(トロライン)。

質にコダワル」をコンセプトに、高品質なテニスストリングをお手頃な金額で消費者に提供致します。

https://toroline.stores.jp/about

「質にコダワル」というコンセプトのもと、アメリカの激しいテニス環境下でのフィールドテストもクリアした製品をリリースしています。

アブソルートとキャビアの2種類を展開中

2020年9月時点で、国内で販売されているトロラインのストリングは2種類。
ABSOLUTE(アブソルート)とCAVIAR(キャビア)というストリングが販売されており、今回はCAVIARをテストしてきました!

ATPでも使用実績あり。

Embed from Getty Images

ツアーレベルで活躍している台湾のベテラン:Jason Jung選手がトロラインのストリングを使用。
メインには黒いABSOLUTE(アブソルート)、黄色いクロスストリングはCAVIAR(キャビア)を組み合わせて使用しているようです。

・米国発のTOROLINE(トロライン)が日本市場に!
・高品質&お手軽価格の製品を提供
・現在はアブソルートとキャビアの2種類を展開
・ATPでも使用実績あり。

CAVIAR(キャビア)とは?

製品名キャビア
(CAVIAR)
素材ポリエステル
(Co-Polyester)
断面形状6角形
太さ1.20mm
長さ13.4m
ネオンイエロー
(Neon Yellow)

6角形断面に1.20mmという細いゲージを採用しているのが最大の特徴。
色は発色の良いイエローを採用。

スピン+衝撃感の少なさが特徴

キャビアはアブソルート同様「1.20mmゲージ」の太さから繰り出されるスピン性能が高く、一般的な擦る回転ではなく相手を押し込めるような伸びを感じられます。
キャビアの方が全体的に衝撃感が少ないので、ジュニア選手や柔らかいポリが好きな方に使って欲しいストリングです。

https://toroline.stores.jp/items/5f4b640cafaa9d41ba9a9b86

キャビアの特徴は細ゲージによるスピン性能の高さと、インパクト時の衝撃感の少なさが大きな特徴。

カッコいいパッケージ。0.5張分が2つ梱包!

(※写真はアブソルートのパッケージ)
パッケージは横に長い長方形型になっていて、今までのストリングのパッケージとは一線を画すデザインは非常にカッコいいです。
100mロール品も販売されており、張り替え頻度の高い人は要チェックの商品です。

・キャビアは1.20mm+6角形
・スピン性能の高さも特徴
・衝撃感の少なさが特徴
・単張/100mロールで販売中

セッティング:薄ラケ/中厚/黄金スペックでテスト!

ストリングアブソルート
1.20mm
ラケットXCALIBRE 290g
ピュアストライク16/19
FX500
テンション45ポンド
張り方1本張り
重量増加15.6/16.0/16.1g

今回は3種類のラケットに張って打ち比べを実施しました!
しなやかな薄ラケ代表としてTENXPROのXCALIBRE、中厚系としてピュアストライク(98)16/19、黄金スペック代表としてFX500を使用。
それぞれテイストが異なるフレームなので、ストリングとの組み合わせ・相性も検証しました。

張ってみた感触:ハリがある

6角形断面形状ですが極端に角ばっている感じは少なく、指で触ってみても丸形っぽく感じるくらいの形状でした。
素材自体には結構ハリがあり表面の滑りは悪くないので、ストリンギングはそれほど大変ではありませんでした。

・薄ラケ/中厚/黄金スペックでテスト
・重量増加は約16グラム
・素材にはハリ感がある

打球感:軽めの打ち心地

ストリング自体の感触としてはカラッとした乾いた打ち心地という印象。球の抜けが良く、軽い感触でボールが飛んでくれました。
キャビアに比べるとアブソルートは若干しっとり感+球持ち感があったので、同じ1.20mm/6角形断面でもハッキリ違いを感じました。

柔らかく感じるかは個人差が大きそう・・・

コンセプトのところで「衝撃感が少ないので、ジュニア選手や柔らかいポリが好きな方に使って欲しいストリング」と記載してありましたが、実際に柔らかく感じるかどうかは個人差が出そうです。

弾きは良いので、(柔らかいかどうかはともかく)軽い打ちごたえのストリングだと思います。
FX500だと弾きが強いもののカンカンとする感触が若干目立ってしまう印象でしたが、ピュアスト/XCLIBREの時には『少し柔らかいかも』と感じました。

性能:スピード&弾道が上げやすい

アブソルートに比べると、キャビアはより細ゲージらしい弾き感+球の持ち上がりを感じる事が出来ました!

反発力:素早く弾き出す飛び感。薄ラケにもOK

1.20mmらしく球の飛び具合は良好!
インパクト後に素早く弾き出してくれるような感覚があり、XCALIBREのような20mm程度の薄ラケでもそれほどツラさを感じる事なく打つ事が出来ました!

スピン:持ち上がりは良い

細ゲージ+1.20mmのおかげで弾道は上げやすかったです!
低い弾道のフラット系、高い弾道のスピン系・・・と、ボールの調整はしやすく感じられました。

ただ、ポリツアースピンウルトラケーブルなどもっと硬くてエッジが鋭いストリングの方が、『ズシャッ』とボールを削り取るような強いスピンを掛けやすく感じました。
スピードを出しつつ+αとしてスピンが掛けられるキャビア、フルスイングでスピンを打つのに適した他社多角形ストリングという選び方になりそうですね!

耐摩耗性:一般的な1.20mm以上はある!

1~2時間連続で使用する場面もあったのですがノッチはほとんど出来ておらず、耐久性の面でも1.20mmという細さをそれほど気にする必要はなさそうです。
アブソルートも含めて、トロラインのストリングは数字以上に耐久性がありますね!

相性:薄ラケ〜中厚くらいまでなら全く問題無し

3種類のセッティングを試しましたが、個人的にはXCALIBREとの組み合わせが好きでした!ある程度の柔らかさもありつつ、ボールをコントロールしやすい仕上がりでした。

FX500だと弾きが強く出てパワフルではあるものの、レスポンスが良すぎて神経質な印象を受けました。ピュアストライクでは硬さはそれほど感じず、ボールが良く飛んでくれました。

薄ラケ〜中厚系との組み合わせなら全く問題なく使えると思います。
黄金スペック以上の厚ラケと組み合わせる場合は、弾き感の強さが気にならない人であれば大丈夫でしょう!
もう少し食いつき感のあるアブソルートを選ぶのもアリ。

・弾き感+球の持ち上げやすさ
・アブソルートよりも弾く
・柔らかさは個人差あり
・球離れが良く球速が出る
・弾道を上げやすい
・耐久性は標準的な1.20以上
・薄ラケ〜中厚系にも相性良し

オススメ:ホールドしすぎずスピード感を求める人に!

キャビアは1.20mmらしい弾き感と適度なスピン性能をバランス良く感じられるストリングなので、ショットにスピード感を求めるプレイヤーにおすすめ!

弾道の持ち上げやすさもあるので、プロスタッフのような薄ラケと組み合わせて多彩なショットで相手を翻弄するようなプレーにもフィットするはず!

(人気ラケットなのでなかなか手に入らないのですが!笑)

商品詳細・購入はこちらからどうぞ!

国内でトロラインを販売しているのは『合同会社IRUKA トロラインジャパン事業部』。
商品詳細や詳細に関してはこちらから!

ライバル比較:PTプロやレッドコード

弾きの良いフィーリングはヨネックス・ポリツアープロ、テクニファイバー・レッドコードなどが似ています。
あっさり寄りの打感がPTプロ、少ししっとりした感じなのがレッドコードという選び方になりそうですね。

まとめ:球離れの良さ&持ち上げやすさのホソゲージ

キャビア・まとめ

・軽めの打ち心地!
・シャープな球離れ
・スピード+弾道が上げやすい
・薄ラケに張っても扱いやすい
・黄金スペックならアブソルート
・耐久性は標準的な1.20以上
・ライバルはPTプロ/レッドコードなど

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