ストリング

[ウルトラケーブル インプレ]強烈な引っ掛かりを生み出す4角形ポリエステルストリング|WeissCannon(ヴァイスカノン)UltraCable

形状も性能も尖ってる!

Weiss Cannon

強烈な引っ掛かり感

がっちり硬めの打球感

ハードに打ち抜ける人に!

4

パワフルさ

9

スピン性能

8

しっかり感

6

扱いやすさ

ヴァイス・カノン ( WEISS CANNON )のポリエステルストリング:ウルトラケーブル ( ULTRA CABLE )のインプレッションをお届け!

硬いポリ素材+4角形断面形状を採用した事で、驚異的なボールの引っ掛かりを実現したこのストリング。
断面も性能もめっちゃ尖ってる!尖ってるぅ!!笑
高いスピン性能を求める人、一度は試してみる価値アリのストリングです!

ヴァイス カノン (WEISS CANNON)

ドイツを拠点としているヴァイスカノン ( WEISS CANNON ) 。
日本ではまだまだ知名度は低くいものの、実は創立から約60年の歴史を持ったブランドなんです。

使用している選手:マーティン・クリザンなど

Embed from Getty Images

WEISS CANNONのストリングを使用している主な選手は、スロバキアのマーティン・クリザン(Martin Klizan)やボスニア・ヘルツェゴヴィナのミルザ・バシッチ(Mirza Basic)など。

Embed from Getty Images

ウルトラケーブル ( ULTRA CABLE )

今回はヴァイスカノンの中から、ウルトラケーブル (ULTRA CABLE )というポリエステルストリングをチョイスしてみました!

ウルトラケーブルのスペック

製品名ウルトラケーブル
(ULTRA CABLE)
素材ポリエステル
断面形状4角形
太さ1.23mm
イエロー

4角形断面を採用しているのがウルトラケーブル最大の特徴
多角形ストリングは沢山販売されていますが、4角形を採用しているのはウルトラケーブルとブラックコード4S(テクニファイバー)くらいなもの。

なお公式HPによると、他のポリエステルストリングよりも約1.5kg(約3ポンド)ほどテンションを下げてのストリンギングが推奨されています。

セッティング:ピュアストライクに45ポンド

ストリングウルトラケーブル 1.23mm
ラケットピュアストライク 16/19
(2017年モデル)
テンション45ポンド
重量増加+18.8g

今回もピュアストライク16/19に張り上げて、その他のWeissCannonストリングと打ち比べをしてきました。
張り上げ後の重量増加は18.8gとかなり重く、他のポリよりも+2g程度重たくなっています。
(同社のシルバーストリング1.25mmが+16.7g、スコーピオン1.22mmが+16.3gの増加でした。)

張ってみた感触:硬い!カドが痛い!

表面はツルツルで、素材はしっかりとした硬さがあって4角形なのがハッキリと分かります。カドがしっかりしているため、触っていると指先がとても痛くなります(笑)

自分でストリンギングしましたが、硬さだけでなくヨレ・ねじれに気をつけないといけない、張り上げまでに普段の1.5倍以上の時間がかかってしまいました。とっても指が痛い!
張るのにとても苦痛を感じる(しかも難しい)ストリングなので、出来ればお金を払ってでもプロに以来したいところ。

・ウルトラケーブルは4角形断面ポリ
・素材が硬く、エッジが立ってる
・通常よりも約3ポンド低めが推奨
・張るのが大変。プロに頼もう!

打感:がっしりと硬い打球感+板っぽさ

僕は普段バボラ・ブリオポリファイバー・ブラックヴェノムなど、ナイロンや柔らかめのポリを好んで使っているのですが・・・そういった製品と比べるとウルトラケーブルはハッキリと硬さを感じる打球感
手応えも若干重めで、ポリの中でもハードな部類の使用感になっています。

ホールド感は抑えめ。減衰性は意外と良い!

素材の硬さや断面形状の影響か、ホールド感はかなり抑えめ。スイングスピードが速くなってもそれほどホールド感が増える感じはしませんでした。
(シルバーストリングも硬さがありましたが、振るほどにホールド感が増す印象でした。)

今回振動止めはつけていませんが手に残る振動は少なく、減衰性は意外と良いようです。(ピュアスト自体の減衰性の良さもあるとは思いますが。)

性能:引っかかる!スピン掛かる!

性能はとにかくボールが引っかかる!スピンが掛かる!

スピン:引っ掛かりの良さが高回転を実現!

もう、とにかくボールの引っ掛かりが良いウルトラケーブル
弾道が上げやすく、打っている本人から見ても普段以上にボールが落下してくるように感じました。

弾道も上がるし回転も掛かる・・・ただアシストがほとんど無く、油断するとすぐに相手の打ちごろボールになってしまうので頑張って打ちましょう(笑)

反発力:アシストはほとんどなし。

ストリング側のパワーアシストは無いものと考えるのが妥当ですね。
ラケットとプレイヤー側の力でしっかり飛ばす必要があります。

ただ速いスイングに対しても無駄に変形したりヨレたりしないので、十分な筋力を持った男性プレイヤーなら安心感に繋がるかも。

ハイブリッドには不向きかも?

ポリのパワー不足をハイブリッドにして解消するのは良く行われる手法ですが、ウルトラケーブルの場合はおそらく単張の方が良さそう。
ナイロンとハイブリッドしても滑りが悪くなってスピン量は減るでしょうし、ストリングのカドでナイロンをガシガシ削ってしまいそう。

弾道を上げ過ぎないスピンが良い感じ!

僕の筋力+ピュアストライク16/19に張り上げた場合、弾道は上げ過ぎずに推進力をしっかり伝えるような打ち方の方が良いボールが打てました。
ストリング側で勝手にスピンは掛かるので、回転量には問題なし。

・打感は硬め、ホールド感は少ない
・意外と振動の減衰性は悪くない
・とにかくボールが良く引っかかる!
・アシストはほとんどない
・フルスイングしてもヨレにくい

データ比較:圧倒的スピン性能を証明

今回は同じWeiss CANNONのシルバーストリング / スコーピオンも使って、普通のスイング・スピン系スイング・フルスイングのデータを比較。

普通のスイングでは球速最下位、回転数も最下位とほとんど変わらないという厳しい結果でした(笑)
が、スピン系スイングとフルスイングになると一気に回転数がアップ
振り上げれば振り上げただけ回転量に変換されるような感覚がありましたが、データからもスピン性能が高いというのが読み取れますね!

コスパ:面と面なのでノッチは出来づらい!

形状も性能も尖っているウルトラケーブル。
素材が硬いことに加え、面と面が接触する形になるのでノッチも出来にくい ので、コスパは悪くなさそうです。
当然ガシガシ打つタイプのプレイヤーが使う事が多いはずなので、これは嬉しいポイント。

単張最安値:¥1,000+送料

単張の最安値は¥1,000+送料(関東は¥260)となっていて、性能や使用感を考えるとお試して張ってみるのも十分アリ。

ロール最安値:200m¥11,800→1張り¥738!

200mロールの最安値は¥11,800となっており、1張り分は約738円まで安くなります!
簡単には切れないでしょうし、部活に励む学生などにもオススメの商品です。

スピンを求める男性プレイヤーにオススメ!

スピードよりも、とにかくスピン量を出したい!』と考えている男性プレイヤーにはこれ以上ないストリング。

BEAST O3と相性良さそう・・・

相性が非常に良さそうなのがプリンスのBEAST O3
O3だと若干ぼやけた打球感になりやすいのですが、ウルトラケーブルでかっちり感をプラス出来ます。
もともとスピン性能高いO3にウルトラケーブルのスピン性能が加わったら・・・ピュアアエロもびっくりのスピンモンスターが出来上がるはず。

ライバル比較:ブラックコード4Sやツアーバイトなど!

断面形状がウルトラケーブルと同じ4角形となっているのがテクニファイバーのブラックコード4S。
素材的にはブラックコードの方が柔らかいので、4角形の引っ掛かりは好きだけど硬過ぎるのは嫌・・・という人にオススメ。

    
ソリンコのツアーバイトは素材の硬さがウルトラケーブルと近い印象。
ツアーバイトは5角形断面となっていて、ウルトラケーブルほどの極端な引っ掛かり感がないかわりに、スピード感のあるスピンボールを打ちやすい印象。
太さも1.05〜1.30mmまで細かく設定されているのもツアーバイトのメリット。

食いつきでスピンを掛けたい人にはEXバイトを!

ウルトラケーブルのような引っ掛かり感でスピンを掛けたい人もいれば、食いつき感による高いスピン性能を求めている人も少なくないはず。
そんな人にオススメしたいのはダンロップのエクスプロッシブ・バイト

グシャッとボールが食いついてスピンに変換してくれる感触が独特な3角形ストリングです。

他にも50種類以上のストリングのインプレをまとめていますので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!

まとめ:形状も性能も尖った4角形ポリ

ウルトラケーブル・まとめ

・硬いポリ+4角形断面を採用
・張るのは大変!プロに頼むのが賢明
・打球感は硬く、板っぽい感触
・フルスイングでもヨレない
・圧倒的な引っ掛かり感で高回転
・アシストはなくスピードは出ない
・コスパは良い
・とにかく高いスピン性能を求める人に!