ダンロップ(スリクソン)

[FX500インプレ]使い切れるパワー&クセの少ない黄金スペック!DUNLOP(ダンロップ)テニスラケット

この記事のポイント

ダンロップから発売される新作ラケット:FX500のインプレをお届けします!
『強烈なパワーを自在にコントロールできる』というコンセプトで開発されたこの1本。
幸運にも試打会イベントに当選、複数のセッティングでFX500をテストしてくる事が出来ました!!

・ラケットのパワーを使い切れる!
・真っ直ぐな弾道が打ちやすい!
・硬くなく自然な打球感!
想像以上に良いラケットに仕上がっていました!
ピュアドラに挫折し続けてきた僕でも、素直に”使いやすい!”と感じる事ができました!

FX500のスペック&テクノロジー

製品名FX500
フェイス
サイズ
[平方インチ]
100
重さ
[g]
300
バランス
[mm]
320
フレーム厚
[mm]
23-26
フレーム長
[インチ]
27
ストリング
パターン
16/19
フレックス
(RA値)
71

いわゆる黄金スペックの要素を押さえたラケットとなっています。
実際に手に取ってみると、他の黄金スペックラケットよりも引き締まった感じに見えました。

FX500は主に4つのテクノロジーを搭載

テクノロジーとしては主に4つ。
①パワーブーストグルーブ
グロメット溝の中央に、小さな溝を追加。
ストリングのたわみ量をアップさせる。
②パワーブーストフレームジオメトリー
フレームのフォルムを新しく設計。
面安定性、パワーやコントロールが向上。
③フレックスタッチレジン
スロート部分に、高い伸縮性と反発性を併せ持つ素材を搭載。
食いつきの良い柔らかい打感を実現。
④ソニックコア
フレーム内部に熱可塑性ポリウレタン発泡粒子を装着。
重量を増やさずに、パワーや減衰性を向上させた。

セッティング:種類のストリングでテスト

ダンロップの新しいストリング(全8種類)のうち、4種類のストリングで打つ事が出来ました!

①EXPLOSIVE BITE
 →かなり柔らかい3角形断面ポリ
②EXPLOSIVE TOUR
 →柔らかい丸断面ポリ
③EXPLOSIVE SPIN
 →しっかり打感の6角形断面ポリ
④ICONIC ALL
 →性能バランスの良いナイロン

テンションはいずれも45ポンド前後でした。
(多少緩んでいるものもあったので、参考程度に考えて頂ければ幸いです。)

打感:柔らかめでクセが少ない!

いろんなストリングで試してみましたが、共通して感じたのは柔らかい打球感+クセの少なさ!

僕自身は打球感が硬いラケットがあまり得意ではなく、FX500も硬いんじゃ?と不安でしたが・・・結果として要らない心配でしたね。
インパクトで少しボールが食いついたあと、スッと弾き出してくれました。

振動止め不要。減衰性良好!

特に中厚〜黄金スペックの硬めのラケットだと、振動が手に残るのが気になる事ありますよね。
FXはフレックスタッチレジンのおかげなのか減衰性は良好!

振動止めをつけなくても、快適にプレー出来ました。

ストリング次第で味付けをいじれる楽しさ

打球感自体は柔らかめ+クセが少ないラケットで、ストリング自体の特性が素直に反映されるのも大きなメリットに感じました。
IC ALLなら弾きが良く軽快な使い心地、EX BITEなら素材の柔らかさからくる強い食いつき感など、ストリングで”味変”させて楽しむ事が出来ます。

ピュアドライブやEZONEなどのラケットで、セッティング出しに苦労したので・・・FX500ならそういう心配はしなくて大丈夫だと思います。

性能:バランス良く使えるパワー!

ラケット自体はパワフルでありながらも、そのパワーを持て余さずに使い切れるのが最高に良かったですね!

反発力:必要十分!スピードはしっかり出る!

フレーム自体の反発力は必要十分。
しっかり振ればしっかりスピードが出て、コンパクトなスイングでも問題なくボールを飛ばす事が出来ます。

IC ALLでは弾きによって飛距離が出やすく、反対にEXバイトなら食いつきが強まる分だけ飛距離を押さえられるように感じました。

スピン性能:弾道は基本低め、でも調整しやすい

スピン性能に関しては標準的。
掛けようとすれば問題なく掛かりますが、一番気持ち良く打てるのはフラットドライブ系の真っ直ぐなボールでした!

フラットドライブ系の速いボールで攻めつつ、押され気味の時はスピン量を増やしてつなぐ・・・こういった使い分けが自然に出来ます。
(グリグリなスピンを求める人には合わなそうな感じでした。)

振り抜き:水平方向へは振り抜きやすい

フレーム自体はかなり扁平(ひらべったい)形状で、特に水平方向には空気抵抗が少なく振り抜きやすかったです!

今回はインドアハードだった事もあり、とにかく真っ直ぐな弾道のボールを速いスイングで打っていくのが気持ちよかったぁー!

取り回し:かなり楽。SWは軽いかも。

取り回しも良好で、ボレーなどの瞬間的な操作もかなり楽に感じました。
スイングウェイト(SW)は他の黄金スペックより軽くなっているようで、操作はしやすいですが、球威を求めるなら鉛テープで加重するのが良さそう。

・使い切れるパワフルさが魅力!
・基本は低めの弾道が打ちやすい
・スピン量はある程度調整可能
・水平方向へ振り抜きやすい
・取り回しは楽
・鉛テープで重くしても良いかも

ベストマッチ:ICONIC ALLが良い!

複数のストリングで試しましたが、個人的なベストマッチストリングはICONIC ALLでした!
マイルドな打感と素直な弾きはフレームの特性と近く、非常に使いやすい仕上がり。

全体のバランスが良く、なんでもやれちゃいそうな扱いやすさ。
(乱暴なスイングをするとボールが収まらない場面もありましたが。笑)

インドアハードの速いテンポでも打ち合いやすかったですね。
(屋外オムニの場合はまた状況が違うので、ポリの方が良く感じる可能性もあるかも。)

FX500TOURとの違い:パワーと弾道に差!

FX500TOURと基本的な特性は似ていますが、FX500の方がラケット自体のパワーがあって、弾道の上げ下げもしやすい印象。
ストリングのたわみ量も大きく、食いつきをしっかり感じられます。

TOURはもっと強くスイングしていきたい人、もっとピンポイントなコントロールを求める人にオススメな仕上がりとなっています。

ピュアドライブ比較:性格が違う2本!

最大にして最強のライバルであるバボラ・ピュアドライブと比較すると、それぞれ性格にかなりの違いがありました!

打感:かっちりなPD アッサリ柔らかめのFX500

ピュアドラの方がフレーム全体のかっちり感・剛性感が強く、打感としてもカツンとくる硬さを感じます。
FX500はもっと打球感が柔らかく、ボールの飛びもアッサリしています。

性能:パワーのPD 扱いやすさのFX500

ピュアドラはフレーム剛性が高く、ドカン!とパワーの乗ったボールが打てるイメージ。
一方のFX500はピュアドラのような強烈さはないものの、全体的にクセがなく使いやすい印象。

良い時は凄く良いボールが打てるピュアドラですが、そのパワーを持て余し気味になってしまう事が多く挫折しました・・・。
FX500の方がフルスイングしてもコントロールしやすく、僕個人としてはこちらのほうが好き!

個人的にはFX500がお気に入り

セッティング次第の部分もあるとは言え、僕のプレースタイルやプレーレベルではFX500の方が好印象でした!
レザーグリップに巻き替えてICONIC ALLでセッティングを探しつつ、コンディション次第でハイブリッドを試す・・・こんな使い方で楽しめそう!

・ピュアドラとFX500は性格が違う!
・かっちり、パワフルなピュアドラ
・柔らかく、素直なFX500
・最大球威ならピュアドラ
・振り切っても扱いやすいFX500

反発力を効率良く使いたい人にオススメ!

パワフルでありながらも振り切ってコントロールできるのがFX500最大の魅力。
ラケットの反発力を効率良く使えるので、余分な体力も消耗しないで済みそう!

先ほども書きましたが、ピュアドラではパワーやスピン性能を持て余しがちになってしまった人も多いのでは?(僕はそう)
そういう人にもぜひ一度試してもらいたいラケットです!

動画インプレはこちらからチェック!

まとめ:FX500はクセが少なく使い易い1本

まとめ

・FX500を複数セッティングでテスト
・柔らかく、クセが少ない打球感
・しっかり使い切れるパワー
・真っ直ぐな弾道のボールが打ちやすい
・スピン量はある程度調整可能
・ピュアドラとは結構性格が違う1本
・ストリングで味変出来る素直さ