バボラ

[ピュアドライブ2021/インプレ]高速&高回転で打ち込む攻撃的黄金スペック|Babolat PURE DRIVE 2020/2021

攻撃的黄金スペックに進化

バボラ ピュアドライブ2021

よりかっちりしたフレーム

攻めるプレーと相性よし!

攻撃的デザインに変化!

9

パワフルさ

7

スピン性能

6

食いつき感

7

扱いやすさ

ついにベールを脱いだバボラ・ピュアドライブ2021モデル。
圧倒的なパワーを体現し、より攻撃的なプレーを実現させてくれるモンスターラケットへと進化を遂げました!
デザインやテクノロジーだけでなく、インプレもたっぷりボリュームでお届けします!

<TOPICS>

新型ピュアドライブ(2020/2021)登場!

黄金スペックの時代を拓き、そして今尚高い人気を誇るバボラ・ピュアドライブ(PURE DRIVE)。
そして待望の新型ピュアドライブ(2021年モデル)が登場しました!

日本国内第8世代:黒&メタリックブルーに変化

今回の新作(2020/2021年モデル)は、日本国内正規販売開始以来では第8世代となります!
(※世界的には今作が10世代目)

前作のポップな青色ベースから一転、黒とメタリックな青の強そうなデザインに変化しています!
特に男性プレイヤーには気に入ってもらえそうなデザインになりましたね!

シャフト部分にはDRIVEの文字がプリントされていて、色や文字が左右で反転するデザインとなっています。

新型の進化:2つの新テクノロジーを採用

今回のピュアドライブを支える新たなテクノロジーがこちらの2つ!

HTR
システム
フェイス部の剛性を強化し、ねじれを抑制。
強打の安定性・威力を向上させた
SWX
ピュアフィール
SMAC社の高機能素材をスロートに採用。
従来モデルよりもさらに振動吸収性を向上
クリアな打球感を実現させている。

フェイス周辺の剛性を上げた分、ピュアフィールを進化させて打球感を調整する狙いがあったのではないかと推測しています。

また、前作で採用されていたFSIパワー(ダイヤモンドグロメット)、イリプティックフレームはそのまま引き継がれています。

反対に2018年モデル(写真)のフェイス内側やシャフト内側にあったボツボツのでっぱりは、新型には引き継がれず無くなっていました。

大きな変化:サイドバンパーがついてる!

個人的にこのピュアドライブで1番「おっ!!」と感じたポイントは、新たに追加されたサイドバンパー!
(サイズ的にはかなり控えめですが。)

Embed from Getty Images

サイドバンパーと言えば、フォニーニ(Fabio Fognini)が使っているピュアドライブ(※ソフトドライブのペイントジョブとの噂)についているのは結構有名なお話。
形状は全然違いますが、一般プレイヤーとしては長く愛用するのにフレームサイドが傷つきにくくなるのは嬉しいポイントですよね。

・より強そうなデザインに変化!
・フェイス周辺の剛性向上
・前作よりも減衰性能向上
・ダイヤモンドグロメットは継続
・サイドバンパーが追加で搭載!

新型ピュアドラのスペック:数字上の変化は無し

モデル名ピュアドライブ
PURE DRIVE
フェイスサイズ100平方インチ
重さ300g
(±7g)
バランス320mm
(±7mm)
フレーム厚23 ~ 26mm
フレックス
(RA値)
RA72
(±3)
素材グラファイト
ストリングパターン16 x 19
グリップサイズ1,2,3,4(※受注生産)
発売予定2020年9月

前作からの数字上の変化はありませんでした。
といってもピュアドライブはスペック変更しないというのが安心ポイントでもあるので、この点は予想通りでしたね。
発売は2020年9月の予定となっています。

その他のスペックは6種類:2021年1月発売予定

ノーマルのピュアドライブ以外に、6種類のスペックが用意されます。
(※発売は2021年1月の予定)

モデル名ノーマルとの相違点
ピュアドライブ +27.5インチのロングモデル
ピュアドライブ TOUR315g/320mm/RA74のハードスペック
ピュアドライブ TEAM285gの扱いやすいモデル
ピュアドライブ LITE270g/330mmの軽量スペック
ピュアドライブ 107107平方インチ/285gのオーバーサイズ
ピャアドライブ 110110平方インチ/255g/330mmのパワフル系

セッティング:RPM BLAST 50ポンド

ストリングバボラ
RPMブラスト
1.25mm
テンション50ポンド

今回は試打会で用意して頂いたラケット&ストリングであったため、面圧などは若干ですが緩めに感じました。

動画インプレはこちら!

動画にはあの有名ショップのインプレで見かけたあの人、この人が登場しています!ぜひ探してみてくださいね!

打球感:硬くは感じなかった!

ストロークをしっかり振り抜いた時の打球感は、硬くはなく比較的快適に感じました!フレーム自体の剛性は非常に高くてしなりやたわみは感じないのですが、ストリングが良く動くのが食いつき・多少の柔らかさを感じられる要因だったのかもしれません。

一方でボレーなどのコンパクトなスイングではカッチリ感が強まり、弾きの強いパワフルさを感じ取れました。
ただ、片手バックハンドでは、弾きが俊敏過ぎて扱いづらく感じました。(でも前作より少しマシかも。)

減衰性が良くなった気がする!

今回はRPMブラスト(※ポリエステエルストリング)を張ったものでテストをさせてもらいましたが、不快な振動は感じませんでした。
振動止めは必要なく、歴代モデルに比べても減衰性は良くなっていると感じました!

硬く感じた人と柔らかく感じた人に分かれた!!

今回、自分以外にも試打会に参加していた方々の感想を聞いてみましたが、人によって打感が柔らかい・硬いで意見が分かれていました。
他の人のインプレッションも、プレースタイルや使用ラケットなどの情報と一緒にまとめたのでぜひ参考にしてみてくださいね!
みんなの感想をチェック!

性能:高速&高回転で攻める1本

スピードと回転量が両立したボールを、低めの弾道で相手コートの深くに打ち込んでいく!そんなスタイルとフィットするラケットです!
しっかりしたフレームは弾きが良く、サーブやボレーでもスピードを出しやすい!

反発力:パワフルでスピードが出しやすい

歴代モデルからの特徴でもありますが、本当にパワフルなラケットです。
反発力が大きく、瞬間的なインパクトでスピードを出していく事が出来ます。
ラリーでは100km/h(フォアハンド)前後が安定して出せましたし、サーブ練習では最速170km/hを記録しました!(※ZEPP TENNIS2で計測)

ただ、緩いスイングでボールをコントロールするのはかなり難しく感じました。試打会にプロ(元プロ)の方々も複数名いましたが、緩くつなぐストロークはやりづらそうに見えました(笑)

スピン:感覚よりも掛かっている。

振り切る事が出来れば、スピンはしっかり掛かりました。
綿貫敬介さん、吉冨愛子さんとラリーを行いましたが、フォアは平均2087rpmを記録。(※ZEPP TENNIS2で計測)
1500~1700rmpくらいが僕の平均なので、普段以上にスピンは掛かっていました。(※そうしないと収まらなかった、という側面もあるかもしれません。)
高弾道なボールも問題なく打てますが、低めの弾道でバウンド後も失速しにくいスピンボールの方がラケットの特性を引き出しやすいように感じました。

ただ中途半端なスイングだと弾きが勝ってしまい、抑えが効かなくなってしまう事も。しっかり振り切りながら回転でボールを抑え込むスキルが求められるラケットです。

操作性:大きな変化無し!

操作性に関しては大きな変化は無し!
サイドバンパーが付きましたが、スイングウェイトの変化も特に感じませんでした。

ボレーでの安定感はすごい。

個人的に特に感動したのはボレーとサーブの打ちやすさ。
ボレーにおいてはフレームのしっかり感によるパワーがある上に、スイートスポットも広いので、とにかく”当てればなんとかなる”という安心感がありました。

サーブではフラット系のボールはもちろん、スピン系でもボールが一瞬ストリングに食いついてから持ち上がる感触があって非常に良い!
ダブルス主体なら間違いなく大きなアドバンテージになってくれるはず。

・打球感は硬くはない
・多少食いつきを感じた
・スピードが出しやすい
・スピン量で抑えるイメージ
・操作性は変化なし
・中途半端なスイングはNG

旧型(2018)との差:よりピュアドラらしく!

旧型も持っていましたが、僕個人の感覚としては2021年モデルの方が”ピュアドライブらしさ“が強まっているように感じました。
爆発的な球威などメリットがよりハッキリと感じられるようになった一方で、感覚的に合う/合わないもハッキリと出そうなラケットでした。

“簡単なラケット”にはなっていない

ただ2018/2021モデルの両方を打って感じた事ですが、ピュアドライブは“簡単なラケット”ではないですね。
パワフルだしスピンも掛かるし・・・ですが、その性能を生かし切るにはしっかりとしたスキルが必要であると再認識しました。

・2018モデルとは違い有り
・新型の方が多少食いつく印象
・僕は2021モデルの方が好き!
・使いこなすにはスキルが必要!

スピンで打ち続けられる上級者にオススメ!

2021年モデルを特にオススメしたいのは、しっかり振り切るスピンボールを打ち続けられる上級者以上の方!
パワーをコントロールしきれるだけのスキルを持っている人には相当な武器になるはずです。ダブルス主体で積極的にボレーに出る人にもオススメです。

現在ピュアドライブを使っている人は、打球感さえ問題なければ性能面で不満を感じる事はないでしょう。

反対にコンパクトな当てるようなスイングの女性プレイヤーが使っても、ボールにスピード・深さがプラスされるのでアリかもしれませんが・・・

中途半端なスイングはミスしやすいので要注意

中途半端なスイングが1番ミスにつながる印象だったピュアドライブ2021。
特にBOX系ラケットに比べるとストロークの強弱をコントロールしにくく感じました
振り切りつつ回転量で調整する人ならアリ、スイングの強弱で調整する人には不向きと言えそう。

みんなの感想!
(PURE DRIVE2021)

今回は僕以外にも、テストに参加した方々から感想を頂きました!
それぞれタイプの違うプレイヤー達が新型ピュアドライブをどう感じたのか、ぜひ参考にしてみたくださいね!

① 20代女性・両サイド両手打ち代表こっこさん!

こっこさん(@kokkotennis1)は、20代女性プレイヤーで練習は週3,4回という生粋のテニスフリーク。
普段はNOVA100にポリエステル系ストリングを使用、両サイド両手打ちのストローク主体のプレースタイル。

こっこさん
こっこさん
RPM BLAST 45P使用
<打感>
硬めに感じた!
球離れは早い感じ。
フレームはしっかりしてる!
振動止めはいらない。
<性能>
飛びは良い。
スピードも出しやすい。
ボレーも楽。
スピンを掛けるスイングなら持ち上がるしOK。
横振り気味のフラットはコントロールが難しい!
TRUEMAN
TRUEMAN
他のラケットと比べてどうでした?
こっこさん
こっこさん
使いやすさはNOVA100>FX500>ウルトラ100>新型ピュアドラの順でした(笑)

両手打ちストロークが特徴的なこっこさん。
ピュアドラのパワーは感じられたものの、特にフラット系ショットでの弾き具合がコントロールの難しさに繋がっていたようです。
僕も打ちましたが、NOVA100と新ピュアドラは全然別物ですね!笑

② 30代男性・本格派代表:ぱんぴーてにすさん!

競技者レベル代表として30代男性のぱんぴーてにすさん(@panpii_tennisvs)に感想を教えていただきました!
普段はシングルスメイン、ピュアアエロVSにハイパーGを使用中。

ぱんぴーさん
ぱんぴーさん
RPM Blast 50P使用
<打感>
硬めに感じた!
2018モデルの方が柔らかいかも。
<性能>
振り切ってスピンをかけると伸びのあるショットが打てた!
中途半端なスイングだとミスになりやすい。
サーブやボレーが打ちやすく、ダブルスにはかなり良さそう!
<デザイン>
カッコイイから有り!
TRUEMAN
TRUEMAN
新型ピュアドライブ、どんなプレイヤーに合いそうですか?
ぱんぴーさん
ぱんぴーさん
しっかりとしたスイングスピードがある人のほうがボールをねじ込んでいけそう!
歴代ピュアドラにも言えますが、パワーなど恩恵は確かにありますが、使いこなすのは意外と難しいラケットに感じました。

ピュアアエロVSにハイパーGというスピン性能高いセットを使っているぱんぴーてにすさんからすると、特にストロークでのパワーとスピン性能のバランスは違いを感じたポイントだったようです。
出来ればハイパーGを張って試してみたかったですよね!

③ 20代女性・ボレー好き代表:たけの子ちゃんねるさん

週3,4回練習しているテニス大好きな20代女性代表として、たけの子チャンネルさん(@takenoko_vlog)にもお話を聞いてきました!
ストロークよりもボレーが好き!普段使っているのはBOX系ラケット:プリンスTOUR100(290g)。

たけの子さん
たけの子さん
RPM Blast 45P使用
<打球感>
食いつきが良い。
飛びも良い!
<性能>
ボレーやサーブは良い!
ストロークでは擦るスピンはOK、フラットに打つと飛び過ぎてしまって調整が難しい・・・
<デザイン>
2018モデルの方が好きかも!
TRUEMAN
TRUEMAN
過去に2006/2009年をモデルを使っていたそうですが、比べてみてどうですか?
たけの子さん
たけの子さん
2006/2009年モデルの方が好きかな!笑
たけの子チャンネルさんもこっこさんと同様、ぱちっと当てて弾くようなストロークだと飛び過ぎてしまうとの事。
ボレーは問題なく打てたそうなので、買い替えを考えてる女性はストロークを良い感触で打てるかどうかも大切なポイントになりそうですね。

④ 30代男性BOX系ユーザー代表:やたろうさん

最後は30代男性、シングルスメインのストローカー:やたろうさんにも感想を聞いてきました!
普段はHEADのグラフィンXT PRESTIGE MPにプロレッドコードを組み合わせた、正統派BOX系セッティングを使用中!

やたろうさん
やたろうさん
RPM Blast 50P使用
<打感>
ストリングが動くので柔らかく感じた!
フレーム自体はとてもしっかりしてる。
<性能>
反発力があり、スピードが出る!
一瞬ボールを掴んでから、バッと飛び出す感じ。
インパクト前後の感覚が掴みにくい事があった。
ジョリっとする感触の割に、スピンになっていない印象!
TRUEMAN
TRUEMAN
実際に新型を試打をしてみて
・買い替えたい!
・要検討
・買い替えない
のどちらですか??
やたろうさん
やたろうさん
要検討ですね。
ストリングをいつものにして試してみたいです!
正統派BOX形状を使っているやたろうさん、やはり食いつき感やボールの弾き方に差を感じたとの事でした!
BOX系からの移行を考えている人は、ストリングのセッティングも含めて感覚的なフィット具合を十分に確かめる必要が有りそうですね!

パワフルなのは間違いないが感触には大きな差!

皆さんに感想を聞いてみて、2021モデルのパワフルさについてはほぼ全員一致。
しかし、打球感の硬い/柔らかいに関しては大きく意見が分かれました
普段からラウンド系を使っているこっこさん・ぱんぴーさんは硬く感じ、ボックス系のたけの子さん・やたろうさんが比較的柔らかく感じたというのはかなり意外な結果。
試打会は複数回行われていて、午前・午後で気温やテンションに違いが生じていた可能性なども考えられますが・・・

購入を迷っている人は、出来るだけ普段のセッティングに近い状態で試打して感触を確かめてみるのが良さそう!

最安値:現状では¥25,808が1番安い!

国内正規品の実勢価格は¥28,160が相場
楽天市場ではABCスポーツ、ラケットショップロブが取り扱っている海外正規品の¥25,808が最安値。
YahooやAmazonでもABCスポーツの¥25,808が最安値となっています。
割引率やキャンペーン次第で購入金額に差が出る為、こまめにチェックしてお得になるタイミングで買うのが吉!

ライバル比較:FX500は要注目

最後はライバルラケットとの比較です!
ほぼ同スペックのDUNLOP FX500はぜひ打ち比べてもらいたい存在。
ピュアドラに比べるとパワーの出方がより素直でクセが少なく、感覚的にボールをコントロールしやすい印象でした。

ピュアドライブの方がパワーやスピン性能は高く、プレイヤー側が”スキル”でボールをコントロールしていく印象ですね。
扱いやすさならFX500、球威を求めるならピュアドライブ2021。
フラットドライブ系で振り抜いて行くなら・・・FX500の方が使いやすく感じる可能性が高いかもしれません。

まとめ:新型は振り切る攻撃的なプレーに!

<まとめ>

・2021モデルはより攻撃的なラケットに進化
・高速&高回転で攻めるスタイルにフィット
・打球感は少し食いつきが良くなった
・人によって硬いor柔らかいは大きな差がある
・振り切ってコントロール出来る人にオススメ!
・発売開始は2020年9月の予定
・その他の6機種は来年1月発売予定