01-ラケットインプレ

プリンス ビースト100(2019年モデル)はスッキリ飛ばせる素直系黄金スペック!Prince BEAST100

プリンス・ビースト100 (2019)
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実は素直な黄金スペック

Prince BEAST100 300g

スッキリとした飛び!

意外ほど素直な使用感

扱いやすいのがGOOD

8

パワフルさ

7

スピン性能

7

ブレにくさ

8

扱いやすさ

「黄金スペックってパワフルだけど扱いづらい・・・」なんて思ってたら、かなり使いやすかったのがこのBEAST100 300g!
特にTOUR XX SPINを張ったセッティングは、パワーと扱いやすさのバランスが非常に良かったです!

スッキリした飛びの素直な黄金スペック!

いわゆる黄金スペックらしいパワフルさを持っていて、スッキリ・素直にボールを飛ばしてくれるのがこのプリンス・ビースト100!

パワフルさはもちろん、限定デザインが用意されているのも大きなセールスポイント!

TRUEMAN
TRUEMAN
・速い球を打ち込みたい人!
・雑味の少ない打感が欲しい!
・カッコいいデザインが良い!
・打ち負けたくない!
こう考えている人にはかなりビビビッ!と来るラケットですよ!

スペック:プリンス ビースト100 300g (2019)

モデル名プリンス
ビースト100
(BEAST100)
ヘッドサイズ
[平方インチ]
100
重量 [g]300
バランス
[mm]
320
スイング
ウェイト
285
フレーム厚
[mm]
24-26-23
フレーム長
[インチ]
27
ストリング
パターン
16×19

いわゆる”黄金スペック”の要素をしっかり押さえたスペックのBEAST100。
ピュアドライブをはじめFX500、EZONE100、EXTREMEなど多くのブランドがしのぎを削っている市場ですね!

特徴:TeXreme x Twaronを採用!

TeXtreme × Twaronをシャフト、フェイスの10時・2時の位置に配置(ATS)。

これによってラケットのブレの少なさ、不快な振動の少ない打球感を実現しています!

セッティング:4種類で打ち比べしました!

今回は主に4種類のストリングでテストを実施!
複数のストリングを使ってみて感じた、BEAST100自体のフィーリングや性能についてまとめました!

打ち比べの詳細なデータなどは別記事にまとめてありますので、こちらも合わせてお読み頂くとより分かりやすいかと!

打球感:かっちり+スッキリとした飛び

比較的打球感はカッチリしていて、スッキリとボールを飛ばしてくれる感触がありました!

飛び方や打感に関しては、ピュアドライブ2021よりFX500の方が似てるんじゃないかな?っていう気がしましたね。

減衰性は比較的良いフレーム。

カッチリした打球感に対し、意外にも打ったあとに嫌な振動が残る事が少ないのも印象的。
このあたりはTeXtreme x Twaronの恩恵なのかも!
ブレの少なさ、素材による減衰、この両方が高いレベルで両立されてます。

・カッチリした打感
・スッキリとした飛び
・FX500に近いイメージ
・嫌な振動は少ない

性能:低〜中弾道の速いボールで攻めれる!

スッキリした弾きがあるので、特に低〜中弾道の速いボールで攻めていくのに適したラケットだと思いますね!

ダブルスのS&Vはもちろん、シングルスの速いテンポでの打ち合いもOK!

パワー:しっかり弾いて文句なしのパワフルさ

MAX26mmのフレームはブレも少なく、文句なしのパワフルさがあります。
ピュアドラのような爆発的パワーっていう感じとはちょっと違いますが、多くの人が不満を感じる事のない水準だと思います。

スピン:ストリングの影響を大きく受ける!!

スピン性能に関しては、ストリング次第で大きく印象が変わって来る部分ですね!

ラフ系・多角形などは高い弾道を打ちやすく、コーティング系・シリコン系ならスピードと回転数が両立されたボールを打つ事が出来ます。
ナイロンの場合、弾きが強すぎて(慣れないと)上手くスピンを掛けられないと感じる可能性も。

自分の好みに近いフィーリングのストリングを見つけられるかどうか・・・それ次第になりそう。
ストリングの違いとスピン性能の違いを検証!

操作性:一般男性プレイヤーなら全然問題なし。

どの場面においても、操作性に不満を感じる事はなかったですね。
弾きが良いので無駄にラケットを振り回す必要がないのも良い方向に作用してるみたい。

余裕があればフェイスに1~2gずつ加重していって、さらなるパワーを追求してみてもいいかも!

・文句なしのパワフルさ
・単複どっちもOK
・スピンはストリング次第!
・操作性も問題なし
・余裕があれば加重も

オススメストリング:柔らかめ+引っ掛かり!

色んなストリングで打ってみて、個人的には比較的柔らかめの打感+引っ掛かりの良いタイプとの組みわせがよかったです!

Prince TOUR XX SPIN 17

プリンスのストリングの中で1番好感触だったのはツアーXXスピン
表面の溝のおかげでインパクトはマイルドでありながら、ボールをしっかり捕まえてくれるので弾道が簡単に上がる!

BEASTのパワーを立体的な組み立てに繋げやすいストリングです!

ダンロップ エクスプロッシブバイト

ストリングに△形の突起をつけて強烈な食いつき+引っ掛かりを実現したのがこのエクスプロッシブバイト。
打感は柔らかめ+粘性(ぐにゅーってなる感じ)があり、黄金スペックのようなパワフルなフレームとの組み合わせにもGOOD。

速球派・ダブルス主体の人にオススメ!

速球派の人
・弾きで速い球が打てる!
・ATSのブレなさでミス抑制
・ストリングでスピンが変化

ダブルス主体の人
・リターン、ボレーにアシスト
・コンパクトなスイングでOK
・ポジション下げずに打てる

ビーストの特徴を上手く使えれば、こんな感じのメリットが感じられます!
もちろんセッティング次第の部分もあるので、上記以外の人もターゲットにはなりうると思いますね!

限定デザインも複数用意されています!

ノーマルのBEAST100は、バンパーも含めて真っ赤な塗装が施されているのが特徴。
赤き野獣(ビースト)というコンセプトの1本になってます。

ハイドロゲンとのコラボデザインは黒と白のツートンカラーに!
イタリアを連想させる緑+赤のラインもオシャレ。

そしてジャパンリミテッドは白を貴重に、青・赤を差し色に使ったデザイン。
よーく見るとフェイス部分には日本の路線図がプリントされていたり、JPのロゴがどうみたってJRのパク・・・オマージュだったりと、随所に遊び心を感じる1本に仕上がっています。

他ブランドの黄金スペックもチェック!

ライバルが非常に多い黄金スペック市場。
他ブランドもしっかりチェックして起きましょう!

バボラ ピュアドライブ 2021

黄金スペックの時代を作り出したのがこのバボラ・ピュアドライブ。
ビーストと比べるとより爆発的なパワーを感じられ、ドカーン!!っていうボールを打ち込める1本になってます。

ただその球威を上手くコントロールする為のスキルが求められるので、個人的にはビーストよりも上級者向けなイメージ。
ピュアドライブ2021のインプレ

ダンロップ FX500

がっつりライバルと言えそうなのがダンロップのFX500。
弾きによるスッキリとした飛び、クセのない使用感・・・なかり近いイメージ。

打球感の面では少しだけFX500の方がカラッとして硬めの感触かな・・・かな?多分。笑
そのくらい似てるとも言えるかも。
振り抜きは少しFX500の方がよくて、インパクト時のマイルドさは少しBEASTの方がいいかな!
ダンロップ FX500のインプレ

DIADEM NOVA100

そしてもう1本紹介したいのが、ダイアデム・ノヴァ100です。
MAX24mm厚でパワーの面では多少劣る面はあるものの、マイルドさやコントロールのしやすさが秀逸。

黒基調のデザインも他の黄金スペックとは異なるポイントですね!
「黄金スペックを試したけどフィットしなかった・・・」とお悩みの方、NOVAが救世主になってくれるかも。

まとめ:ブレずにスッキリ飛ばせるBEAST

Prince BEAST100 (300g)

・弾きが良くスッキリ飛ぶ
・ATSでブレにくい!
・意外と良い減衰性
・ストリングでスピン変化
・操作性も良し!
・ライバルはFX500かも

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