01-ラケットインプレ

レーザーコード x T-Fight RS300は面ブレしにくいカッチリ打感!テクニファイバー・インプレッション

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COVER PIC:“Australian Open 2020” by RobPJKeating is licensed under CC BY 2.0

ダニール・メドベデフみたいなセッティングをテスト!

2021全豪オープンでも躍進を続けているダニール・メドベデフ。
この活躍にあやかって、メドベーと似たようなラケット+ストリングのセッティングを試してみることにしました!

レーザーコード + T-Fightでセッティング!

メドベデフが使用しているとされるのはT-Fight305(18×19)にレーザーコードの白色。
大まかには同じ・・・という感じで、マイラケであるRS300カスタムに、青色のレーザーコードを張り上げ。
張り上げ後の色味が意外とカッコいいのも好印象!

ラケットTecnifibre
T-Fight RS300
カスタム有り
ストリングTecnifibre
Razor Code
1.25mm
テンション40/38ポンド
重量増加+17.0g

2月で気温が10℃前後でのプレーになることを想定し、テンションは低めの40ポンドで張り上げました。
張り上げ後の重量増加は+17.0gで、ポリの中でも結構重め数値となっています。

打感:低テンションで硬さを克服?

テンションを下げていた事もあってか、インパクト時のカンカンするような硬さは感じませんでした。
前にエクスカリバーにハイブリッドで張った時ですら、板っぽい硬さを感じていたので、テンションを落としたのはいい判断だったと言えそうです!

インパクト時の手応えは重ためなのは注意!

硬さはテンションで改善が見られましたが、インパクト時の手応えは重ためなので、手首や肘に不安がある人にはオススメ出来ないストリングだと思います。

ストリング自体のたわみは少ない印象で、ホールド感もほどほどという印象。
その代わりにスイングで生まれたパワーを無駄なく伝えられるので、しっかり振り抜く人にはピタッとハマるはず!

・低テンションで硬さは改善
・インパクトの手応えは重め
・たわみ、ホールド感は少ない
・パワーが無駄なく伝わる

性能:大きく速いスイングに最適!

このセッティングは大きく速いスイングをした時にうまみが最大化!
ほどほどにスピンが掛かったフラットドライブを敵陣深くに突き刺す事が出来ます!

パワー:スイングの力を無駄なく伝える

ストリング自体のアシスト感に期待するのはNGですね!
弾いて飛ばすような感覚は少なく、無駄にストリングが変形しすぎない事でスイングパワーをロスしないという感じ。
なのでしっかり振れる人だと、意外とボールの飛びが良く感じられるかもしれないですね。

反対に、ボレーのような小さいスイングに対しては結構シビア。
少しでも外してしまうと途端にボールが飛ばなくなってしまうのと、スイートエリアも広くはなく腕への衝撃がつらいです(笑)

スピン:自然な回転量が自然に掛かる

スピン性能自体はそこそこで、自然な回転量が自然に掛かります。
基本的にはフラットドライブ向きな性能だと思いますが、筋力・パワーが十分にある人ならヘビースピンまで対応出来るかも。無論僕には無理だけど。

引っ掛かり具合も自然で、過剰なスピンになってしまって失速・・・というのは起こりにくいストリングですね。

フラット系サーブ、振り抜くフォアにメリット

僕の感覚・体力だとレーザーコードで気持ち良く打てたのはスピード重視の1stサーブ、振り抜けた時のフォアハンドでした。
力が良く伝わる、回転もかかり過ぎないっていうのがこの要因かと思います。スコーン!って飛んでいってくれるのは気持ち良し。

逆にいうとそれ以外はとにかく楽は出来ないなぁ・・・っていう感じ(笑)
僕は片手バックなんですが、合わせるだけだとボールがバラけがち。

・パワー、アシストは少ない
・しっかり振るのがマスト
・小さいスイングだとシビア
・スピンは自然なかかり方
・サーブやフォアが好感触

腕への負担はあるので慎重に。

ラケットとの相性もあると思いますが、T-Fight+レーザーコードの組み合わせは結構腕への負担はありますね。

プレー翌朝には若干ですが前腕部分・手首に軽いハリを感じました。
優しいストリングではないですし、フィジカル的に問題がない人向けと考えるべきと感じました

結論:しっかり打つストローカー向け!

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メドベデフがそうであるように基本的にはしっかり振り抜くストローク、特にフラットドライブ系を主体とする人にオススメしたいセッティングでした!

メドベーをリスペクトしたセッティング(※同じではないけど)を試してみて、やっぱり彼のようなプレースタイルにフィットする組み合わせだという事を実感しました。

片手バックよりは両手BH向きな印象!

ラケットの素性も影響していますが、このかっちりしたフィーリングは片手バックハンドよりも両手バックハンドの方が良さが引き出しやすそう。
インパクトでバチン!ボールがズゴーン!みたいな感じ(笑)

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