Cover:“Roger Federer” by Boss Tweed is licensed under CC BY 2.0
スライスが打ちやすいテニスラケット5選を紹介!
Embed from Getty Images今回の記事では、「スライスが打ちやすいテニスラケット」を5本紹介します!
・打点の幅が広い
・ラリーのペースを落とせる
・時間を稼ぐ事が出来る
・相手に低い打点で打たせられる
・少ない力でボールを飛ばせる
プロはもちろん、アマチュアでも堅実なラリーを支える大きな役割を担っているのがスライス。
ペースを調整するのはもちろん、ディフェンスから時にオフェンスまでプレーの幅を広げてくれるありがたいショットです。
スライスが打ちやすく感じる要素とは?
<食いつき>
・ボールを乗せて運べる感覚
・伸びる/滑るスライスが打てる
<パワー>
・深く伸びるショットになる
・球際でも返しやすくなる
<面安定性>
・コントロールがブレない
・激しいラリーでもミスしにくい
<振り抜き>
・重みを生かしたスイングが可能
・スライス回転をかけやすい
スライスが打ちやすいラケットの共通するのがこれらの要素。
この記事では、この4つの要素をしっかり押さえたラケットを紹介しています!
これがオススメのテニスラケット5本です!
DUNLOP CX200
(ダンロップ CX200)
食いつき | 8 / 10 |
パワー | 6 / 10 |
面安定性 | 7 / 10 |
振り抜き | 8 / 10 |
・しなりとたわみによる食いつき
・伸びが出る適度なアシスト性能
・21.5mm均一で振り抜き◎
・ねじれが少なく安定させやすい
食いつきと適度なアシストで滑るスライスが打てる!
21.5mmフラットのボックス系フレームは、しなりとたわみによるホールド感を演出。
柔らかい打球感によってボールを押せる感触があり、低い軌道で滑る・伸びるスライスを打ちやすいのが特徴。
しなりつつもねじれが少なく、クロスストリングがセンターで密になっている事で、安定した弾道を作りだしやすいのもメリット。
ボックスらしいしなやかなさと実戦でも十分使える実用性を、高い次元で両立したラケットです!
YONEX EZONE98/98L 2022
(ヨネックス・イーゾーン98)
食いつき | 7 / 10 |
パワー | 7 / 10 |
面安定性 | 8 / 10 |
振り抜き | 8 / 10 |
・カッチリとしなやかさを両立
・スピードのあるスライス
・まさに”中厚”の使用感
カッチリ感としなやかさがミックスされたフレーム
最大24.5mmのフェイスまわりに、最薄19.5mmというスリムなシャフトが組み合わさったことでカッチリした弾きとボールが乗るしなやかさを両立したのがEZONE98/98Lの特徴。
反発力によるスピードを感じつつも制御がしやすく、実戦でもスライスを積極的に使える安心感があります。
黄金スペックユーザーはもちろん薄ラケユーザーでも違和感なくスイッチ出来るのが堅調な売り上げにつながっていると思われます。
Prince Phantom Graphite100
(プリンス ファントムグラファイト100)
食いつき | 9 / 10 |
パワー | 6 / 10 |
面安定性 | 7 / 10 |
振り抜き | 8 / 10 |
・適度なしなりと剛性をミックス
・クロスバーでブレない安定感
・粗めのストリングで回転量UP
・薄いフレームで優れた振り抜き
適度なしなりとブレない面剛性でキレが出る
純ボックスらしいしなりとたわみを適度に生み出しつつ、クロスバーによる剛性・安定性を両立したのがファントムグラファイト100。
シャフトが最薄17.5mmと非常にスリムになっており、スライス方向にも振り抜きが非常にいいのが特徴。
310g/310mmの重量バランスはラケットの重みを生かしたスイングもしやすく、スライスの長短・強弱も調整しやすいので実戦でも安心。
トップスピンの球威、スライスの伸び、その両方を求めるプレイヤーにオススメなモデルです。
Babolat PURE DRIVE
(バボラ ピュアドライブ)
食いつき | 5 / 10 |
パワー | 9 / 10 |
面安定性 | 9 / 10 |
振り抜き | 6 / 10 |
・パワフルなボールの飛び
・ストリング次第でホールド感UP
・飛距離が出しやすい
・振り抜きはイマイチ
コンパクトなスイングでも深さが出せるパワー
黄金スペックを代表するピュアドライブの魅力のひとつが、ボールをしっかり飛ばしてくれるパワー/アシスト感。
試合の中では十分な体勢がとれず、手だけでどうにか返さないといけない・差し込まれた状態からでも返さないといけない・・・こういった状況も少なくありません。
そんな時にピュアドライブのパワーがあれば、最小限のスイングで深さを出す事が出来るので簡単には相手にポイントを許さない立ち回りをする事が可能。
10〜20代をボックス系で過ごしてきた30代・40代のプレイヤーが、実戦のことを考えてピュアドライブにスイッチする実例もすくなくありません。
Wilson BLADE100 v8
(ウイルソン・ブレード100)
食いつき | 8 / 10 |
パワー | 7 / 10 |
面安定性 | 6 / 10 |
振り抜き | 8 / 10 |
・しなやかさとバランスの良さ
・食いつきが良く調整しやすい
・純ボックス形状よりも安定
D字型断面が生み出すしなやかさとパワー
純粋なボックス形状(四角)とは異なり、D字型の断面形状になっているのがBLADE100の特徴。
しなやかさはありつつも捻じれにくい安定したフレームに仕上がっており、しっかり回転を掛けたスライスも高い確率で相手コート深くに返球しやすくなっています。