ストリング

ストリング(ガット)の断面形状を解説!丸型・多角形など[テニス基礎知識編]

いろんな分類があるテニスのストリング

テニスには様々なストリングが存在していて、お店に行ったは良いけれど

え?
丸とか5角形とか星型!?
何が違うの!?

そんなふうに悩んだ事があるのではないでしょうか。
ストリングが分からなくて、とりあえず強そうな商品名のモノを選びがちだった高校生の時の僕。
今となっては良い思い出(笑)

ストリングの分類をざっくりとおさらいしよう!

自分のプレーにあったストリング、より良いプレーが出来るストリングを手に入れるためには、ストリングの分類を把握しておく事が大切です!
このブログでは、
①素材
②断面構造
③断面形状

という3つの項目から、ストリングを分類しています。

今回は③断面形状というポイントから解説をしました。
ストリング探しのヒントを見つけてくださいね!

ストリングの断面形状は色々!星型も!

断面形状、読んで字のごとくストリングを切ってみた時の形状の事です。

レンコンは丸型断面!

オクラは星型断面!

野菜を切った時をイメージしてもらえばOK!
レンコンは丸型断面だし、オクラは星型断面。
こんな感じですw

断面形状により性能が異なる!

特にポリエステル素材を用いたものははいろんな形状を再現しやすく、3角形〜8角形はもちろん、星型の断面のものも実際に販売されています!
ここでは
①丸型断面形状
②多角形断面形状
③その他の形状(星型/ひねり/凸凹など)
の3つに分けて、それぞれの性能や特徴について解説をしていきます!

丸型断面形状:バランスの良い性能・感触

断面形状丸型形状
特徴・バランスの良い性能
・素直なフィーリング
・柔らかい素材のストリングが多い
・シリコンコーティング系ポリはスピン性能も高い
オススメ・オールラウンドにプレーしたい人
・感触の良さ、打球感の良さを求める人
・しなり系ラケットを使っている人
・ハイブリッド用のストリングを探している人
代表的な製品・バボラ BRIO (ナイロンマルチ)
・Tecnifibre X-ONE (ポリウレタン系マルチ)
・YONEX ポリツアープロ(ポリエステル)
・Tecnifibre レッドコード WAX (シリコン浸透ポリ)

まずは1番スタンダードな丸型断面形状のストリング。
性能のバランスが良く素直なフィーリングで使えるものが多いのが丸型ストリングの特徴。

丸型 x ナイロン = 柔らかめの打球感

丸型断面形状のストリングにはナイロン系(ポリウレタン系)の製品が多く、ブリオやX-ONE BIPHASEは柔らかめの打球感を実現しています。
しなり感のあるラケットとの相性がGOODです!

丸型 x ポリエステル = スタンダードな使い心地

ポリエステル系のストリングでは、ポリツアープロやプロレッドコードが代表的。
ポリツアープロはポリとしては軽快な打球感、バランスの良い性能を持っているのでポリデビューにも最適な1張り。
レッドコードWAXは内部にまでシリコンが浸透しており、スナップバックによるスピン性能・スッキリとした打球感が魅力のストリングです。

ハイブリッドにもオススメな形状

ハイブリッドの多くはポリエステル x ナイロンが選ばれています。
始めてハイブリッドを使う場合には丸型断面の組み合わせがオススメ!
と言うのも多角形でハイブリッドした場合、思ったよりストリング同士が滑らなかったり、耐久性に大きな問題があったり・・・と、思わぬ結果になることも。
丸 x 丸は性能の足し算がしやすく、ハイブリッドに取り入れやすいストリングだと言えます。

多角形断面形状:引っかかり感の強い打感

断面形状多角形形状
特徴・ポリエステル系ストリングが多い
・しっかりとした打球感のものが多い
・引っかかり感が強い打球感
オススメ・しっかりとした打球感が欲しい人
・打球の弾道を上げたい
・スイングスピードが速い人
・ジョリ、ズシャっとした打球感が好き
代表的な製品・Tecnifibre ブラックコード4S (4角形)
・SOLINCO ハイパーG (5角形)
・ゴーセン G-SPIN3 (6角形)
・バボラ RPMブラスト (8角形)

多角形断面を作る為には素材に硬さが必要な為、基本的にはポリエステルが使用されています。
独特の打球感、ボールを削り取るようなシャープさが大きな魅力ですね!

ひっかり感のある独特な打球感

多角形ストリングは一般的にボールが引っかかる感触が強く、弾道の上げやすいものが多い印象。
またポリ素材のものがほとんどなので、しっかり振り切る中でボールをコントロールして行きたい人にオススメなストリングです。

ハイブリッドは未知数・・・

ハイブリッドに使用している人も多いと思いますが、弱点としては滑りが悪くなってしまったり、ナイロン側が削れやすくなってしまう・・・といった結果になってしまう事も。
多角形ストリングをハイブリッドに使う場合には、しっかりめのナイロンと組み合わせるのが良さそう。
ハイブリッドに関してはまた別の記事でまとめておきますね!

その他の形状(星型/ひねり/凹凸 etc.)

断面形状星型、ひねり、凸凹など
特徴・形状ごとにに特化された性能
・ハマれば他のストリングにはない使用感
オススメ・ピンポイントな性能を求めている人
・丸型、多角形では満足出来なかった人
代表的な製品・ゴーセン ストロングダイア(ナイロン丸+凸凹)
・DIADEM ソルスティス (ポリ+星型六角形)
・ルキシロン アルパワーラフ(ポリ+凸凹)
・バボラ RPMブラストラフ (ポリ+凸凹)

他のストリングにはない+アルファを求める人に

このカテゴリーに関しては、とにかく各製品ごとに異なる性能・使用感となっています。

ソルスティスは星型を採用する事で、ストリング同士の接触面積を減らしスナップバックを増大、優れたスピン性能を実現。
ストロングダイヤは丸型ナイロンをベースに、螺旋状に太い糸を追加。凹凸を作り出す事で、標準的なナイロン以上のスピン性能を実現しています。

ナイロンや多角形ポリではどうしても欲しい感触が得られなかったという人に、最後の救世主になってくれるかも!?

まとめ:各形状ごとに異なる性能・感触

それでは今回の各形状のまとめです!

断面形状まとめ

・丸型:バランスの良い性能、素直なフィーリング
・多角形:ポリ系が多く、引っかかりの強い打球感
・その他の形状:独特の形状でピンポイントな性能アップ

自分の欲しい性能を満たしてくれる断面形状を選んで、パフォーマンスアップを実現しましょう!

ストリングの素材による違い、断面構造による違いについてもまとめていますので、合わせてお読みいただければさらにストリングが選びやすくなりますよ!