ルキシロン・アルパワーフローロ
(Luxilon Alu-Power Fluoro)
ポリエステル系ストリングの中でも長く人気を保っているのがルキシロン・アルパワーシリーズ。フェデラーやマレーと言ったトップ選手もハイブリッドで取り入れてる事でも有名ですよね!
今回テストしたのは、一時期錦織圭選手も使用していたというアルパワーフローロ1.23mm。
下の記事によるとフローロの方がオリジナルのアルパワーよりも柔らかい・マイルドな打感という事でしたが・・・果たしてどんな感触なのか楽しみ!
柔らかさの中にパワー&スピードを秘めた アル・パワー・フローロ(外部リンク)
アルパワーフローロのスペック
商品名 | ルキシロン アルパワーフローロ |
素材 | ポリ・エーテル・エーテル アルミファイバー フローロ・カーボン |
太さ | 1.23mm |
色 | シルバー |
断面形状 | 丸 |
構造 | モノ |
価格 | ¥3,000+税 (12.2m) ¥51,000+税 (220m) |
生産地 | ベルギー |
アルパワーはポリエステル素材にアルミ素材を添加した商品なんですが、そこにさらにフローロカーボンと呼ばれるものをプラスしたのがアルパワーフローロ。
太さは1.23mmの1種類のみの販売となっています。
セッティング:エクスカリバーに45ポンド
ストリング | ルキシロン アルパワーフローロ 1.23mm |
ラケット | TENX PRO XCALIBRE (インプレはこちらから) |
テンション | 45ポンド x 45ポンド |
張り方 | 1本張り |
今回もエクスカリバーに一本張りの45ポンドで張り上げ。
ストリング自体にはハリはあるものの、そこそこ柔らかめ。
表面の滑りも良いので、ストリンギングは比較的楽でしたね。
打感:意外と柔らかくスッキリした打球感
打感は好印象でした!
インパクト時に柔らかさがありつつも、最後の方にハリもあって意外とスッキリとした打感。
オリジナルのアルパワーに比べると、少しシャープな打感になっているように感じました。
オリジナルより柔らかい?
フローロが入った事によってオリジナルよりも柔らかくマイルドな打感になった、という事でしたが・・・正直そこまでの差は感じられませんでした。
ラケットやセッティングにもよるんでしょうけど、僕の場合はむしろハリがあってスッキリ・クリアな打ち味に感じましたね!
反発力:パワーは控えめ。
思っていたほどはつらくなかったのですが、反発力自体は控えめ。
ポリ系ストリングの中でも、標準かそれより抑えめの反発力。
若干のハリがある為、ボールを食いつかせ過ぎずにスムーズに打ち出せるイメージでした!
スピン性能:引っかかり感は強くない。
標準的なポリという感じ。
スイングスピードが速い人・パワーがある人オリジナルの方がより食い付き感とスピンが出るかも。
個人的にはフローロの方が好き。(フラットドライブ主体なので)
ライバル比較:レーザーコード
意外とカッチリしている打球感は、テクニファイバーのレーザーコードが近い印象。ゲージも複数用意されている点がアルパワーフローロとの大きな違い。
これ以外にもストリングのインプレをたくさん用意していますので、合わせてチェックしてみて下さい。
→ ストリングインプレ一覧
まとめ:扱いやすいアルパワー
フローロの配合によって柔らかくなったとの噂でしたが、むしろハリがあってスッキリした打ち味のストリングでした!
オリジナルのアルパワーではボールが食い付き過ぎて飛ばない、と感じていた人にはフローロの方が全体的に扱いやすい性格だと思います。