ストリング

しっとり柔らかめな打感の新製品!|テクニファイバー・アイスコード [インプレッション]

ダニール・メドヴェデフの活躍により、改めて注目を集めているテクニファイバー。
そのテクニファイバーがリリースした最新のポリエステルストリング:アイスコード
ポリ系としては柔らかい打感、扱いやすさがバランス良くミックスされたこのストリングを、TENXPROのXCALIBREに張上げてテストしてきました!
柔らかい打感のポリを探している人は要チェックの新製品です!

<TOPICS>
アイスコードとは?
仕様
セッティング
打感:しっとり柔らかめ
 ・手に残る振動は多め
 ・腕への負担は小さくはない
反発力:意外と気持ち良い飛び
スピン性能:十分な性能あり。
テンション維持性:数日は問題なさそう
まとめ:柔らかく扱い易い味付け・・・だけど?

アイスコード(ICE CODE)とは?

テクニファイバーの最新ストリング:アイスコード(ICE CODE)。
レッドコード、ブラックコード、レーザーコードに続く、新しいポリエステルストリングとしてラインナップに加わりました!
“アイス”コードって言うくらいんなんだから、冷やっとするような打球感なのか!?
名前からは全然予想がつかないこのストリング、実際に使ってみました!

アイスコード:仕様

モデル名テクニファイバー アイスコード
素材ポリエステル
断面形状丸形状
構造モノ
太さ1.20mm
1.25mm
1.30mm
定価¥2300+tax (12m)
¥27600+tax (200m)
原産国フランス

新製法「H.C.Dプロセス」により、素材本来のたわみがパワーと食いつきを実現
コストパフォーマンスも高い、見た目も打球感も爽快なストリング

https://www.bs-tennis.com/products/catalogue/2019/tecnifibre_aw/html5.html#page=13

新たに「H.C.Dプロセス」と製法が加わった事で、これまで以上に柔らかさを実現しています。
それにしても見た目が爽やかってのは・・・どうなの?笑

セッティング

ラケットXCALIBRE 290g
張り方1本張り
テンション45 x 45 lbs
総重量327g
(フレーム:305g)
アクセサリー類・レザーグリップ
・テーピングによるエンド加工
・オーバーグリップ:プロソフト1枚
(振動止めは無し)
テクニファイバーのアイスコードを張ったエクスカリバー。
ICECODE x XCALIBRE

普段はナイロン系ストリングを42,43ポンドで張る事が多いので、今回の45ポンドはちょっと強気にいってみました!
通常はこれくらいか、もう少し高めのテンションで張る人が多いだろうと思うので、参考にしてもらいやすいかなと思います。
(ホームストリンガーなので、プロのストリンギングよりも緩めにはなってるかもしれません。あしからず)

打感:しっとり柔らか

打ってみてまず感じたのはストリングの柔らかさ
ポリとしてはしっとりした打感で、カンカン響くような硬さはありませんでした。
ミニラリーのようなゆっくりとしたスイングでも、少しボールが食い付いてから弾き出されるような感触。
カタログの謳い文句は嘘じゃないみたいです。

レーザーコートよりも柔らかい打感

ストロークのフルスイングでも柔らかさを感じる事が出来ましたね。
レーザーコードの方がインパクトの時にガツン!と衝撃が伝わる感触だったので、それと比べるとアイスコードの方がマイルド・柔らかい打感に仕上がっています。

手に残る振動は多い

打感自体は柔らかいのですが、インパクト後に残る振動・手に伝わってくる振動は多かったです。
張り終えた直後に手でパンパン打ってみた時からビィーンと響く感じがありました。
他のポリより特別に振動が多いわけではありませんが、振動止めをつける方が快適かもしれません。

腕への負担は小さくは無い

柔らかい感触とは言え、腕への負担は小さくはないと思います。
手首や肘など、不安を抱えている人は避けるべきかと。
スイートスポットを外してしまったらアシストは無いですし、スピンの掛かった良いボールを打ち続けるならそれなりに体力も要求されます。
ナイロンからの移行を考えている人もいるかもしれませんが、腕への負担は十分に考慮して使用するべきかなと思います。

反発力:柔らかいのにボールはちゃんと飛んでくれる

打感は結構柔らかいのですが、意外とボールが飛んでくれました!
ポリエステル系の一本張りだと、これ無理!ってくらい最初っからしんどい事もあったんですが、今回のアイスコードは大丈夫でしたね。

エクスカリバーがしなやかさを生かして打って行く感じのフレームなので、しっとりした感じで且つボールが飛んでくれるアイスコードの相性は悪く無いのかも。
(ただしパワーが無いと使いこなせない・・・)

アイスコードを張ったエクスカリバー。グリップは片手打ち用の巻き方。
意外とボールは飛ぶ・・・ように感じる。

とは言っても”ポリとしては飛ぶ方“という表現が正しいのかも。
インドアハードで3時間程プレーしましたが、最後の1時間はちょっと辛かった・・・。
相手が速いサーブを打ってくる人だったのも疲労に拍車を掛ける一因でしたが。

スピン性能:食いつきによりスピンが掛かる

スピン性能は悪く無いですね。
表面の滑り具合も結構良いですし食いつき感もあるので、ボールには自然とスピンが掛かってくれる印象。
弾道も比較的上げやすく、違和感なくプレーする事が出来ました。

アイスコード1.25を張ったエクスカリバーに張り上げ。インドアハードコートでテスト実施。
扱いやすい仕上がり。

テンション維持性:数日は問題なさそう

テンション維持性ですが、数時間単位での急激なテンションロスなどは気にしなくて大丈夫そうな感じ。
3時間、がっつりプレーしても大きな変化は感じませんでした。
中1日でさらに2時間程使用しましたが、柔らかい感触はキープ。
少しだけ緩い感じになったかな?という印象。
プレーレベルによりますが、数日は問題無く使用出来ますね。

まとめ:柔らかく扱い易い味付け・・・だけど?

ガッツリ打ってみて、柔らかい打感でボールが食いつきやすくスピン性能も悪くない。
全体のバランスがよく、扱い易い味付けのポリエステルストリングでした。
ポリエステルストリング使っているけど、もっと柔らかい打感が欲しい・・・っていう人にはぜひ一度使ってみて頂きたい商品です!

繰り返しになりますが、手首や肘に不安を抱えている人にはあまりオススメしません。
柔らかい感触なんですが、腕にかかる負担は小さくないです。

負担の小さいナイロンにするか、アイスコードを取り入れるならハイブリッドで様子をみてから・・・という形でスタートするのが良いと思います。