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[ストリング基礎知識を一挙解説]テニスのストリング(ガット)に詳しくなりたい時に読む記事。

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テニスをやっていてラケットの事はなんとなく分かるんだけど・・・
ストリングの事は全然分かりません!
こんな感じでお困りのそこのあなた!

今回の記事ではストリングを基礎からざっくりと解説しています!
ストリングの種類や仕組みを知って、自分にあったストリング探しに役立ててくださいね!

ストリングの素材ってどんな種類があるの?

・ナチュラルガット
・シンセティック
   – ナイロン
   – ポリエステル

ストリングに使用されている素材には複数の種類があり、素材によってそれぞれに異なる特徴を持っているという点が大切!

要点:ポリ/ナイロン/ナチュラルなどがある!

・素材には複数の種類が有る
・ポリエステルは硬めの素材
 →速いスイングとの相性が良い
・ナイロンは柔らかめの素材
 →ボールと掴むような打感
・ナチュラルは天然素材を使用
 →柔らかさと強い復元力は最強
 →ガット=ナチュラルのこと

ストリングの構造にも種類があるって本当?

シンプルな糸に見えるストリングですが、実は複数の糸を束ねて作られたものもあり、構造次第で打球感や球威にも大きな違いが現れます!

要点:モノ構造かマルチ構造か

・構造はモノorマルチで大別
・モノ構造は太い1本の繊維(芯)
 →スピードが出しやすい
 →構造が単純で安めの価格帯
・マルチ構造は複数を束ねたもの
 →柔らかくホールドする打感
 →複雑で価格や耐久性は不利

断面の形状は丸、多角形、星型など!

特にポリエステル素材のストリングには様々な形状をした製品が開発されています!
多角形断面など特殊な断面形状のストリングが、丸形とどう違うかを分かりやすく解説。

要点:多角形タイプは引っ掛かり感が強い

・丸形か多角形が主要な形状
・丸形はスタンダードな形状
 →柔らかめの打感にも出来る
 →スナップバックしやすい
・多角形は最近人気の形状
 →球の引っ掛かり感が強い
 →高い弾道で打ちやすい
・他にも星形やひねり型がある

太さはどんな種類があるの?どう変わるの?

製品によっては複数の太さ(直径)が販売されている事があります。
太さによって打球感や性能に大きな差が生じるので、自分のプレーや体力に合わせた太さを選べるようにしましょう!

要点:細いと弾き感、太いとホールド感

・ナイロンは1.30mmが標準
・ポリエステルは1.25mmが標準
・細いとシャープな打感になる
 →弾きが強くなり飛ばしやすい
 →スピン量は増える傾向にある
・太いとホールド感が強くなる
 →安心して打ち込んでいける
 →切れにくくなる

ストリングのテンションってなんなの?

実際に使用するストリングが決まっても、どのくらいのテンション(引っ張る強さ=張力)かという事も感触や性能を左右する大切な要素

要点:テンションで飛び具合・打感が変化

・最近は45~55ポンド程度が多数
・張力さげると柔らかい打感
 →飛びやすい傾向になる
・張力あげると硬めの打感
 →飛びにくく感じる事が多い
・人や道具によって適正値は違う

ハイブリッドってどういうものなの?

縦と横のストリングを異なるもの(※主に素材の違い、太さや形状の違いも含む)を組み合わせたものがハイブリッド・ストリング。
トッププロも使用しているハイブリッドの概要についてしっかり理解して置きましょう!

要点:組み合わせは無限大!!

・単一素材で出せない打感を実現
・組み合わせ次第で大きく変化
・プロはポリ+ナチュラルが多数
・上手く性能が出ない組合せも

各製品のインプレッションはこちら!

ここまでお読み頂けたら基礎知識は準備OK!!
このブログでは60種類以上のストリングのインプレをアップしていますので、今回の知識も活用しながら自分の目的にあったストリングを見つけてくださいね!

そしてハイブリッドも積極的に取り入れて欲しい選択肢のひとつ。
コレまでに試したハイブリッドの感触・性能についてまとめているのでぜひチェックを!!

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