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ストリング(ガット)の太さによる違いを徹底解説![テニス基礎知識編]

ストリングの太さによる違いを徹底解説
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いろんな太さがあるストリング(ガット)を解説

テニスのストリング(ガット)には、色んな太さ(ゲージ)が販売されています

1.20mmとか1.30mmとかあるけどどう違うの?

と思った方!
この記事ではストリングの太さによる性能の違いなどについて、分かりやすく解説しています!

ストリングの太さ(ゲージ)にはどんな種類がある?

まずストリングの太さ(直径)には1.25mmがおおよそのスタンダードとなっています。

素材や商品によって多少違いがありますが、多くのストリングが1.25mm前後の太さで展開されています。

シグナムプロ・マイクロナイト

ナイロンストリングは1.30mm以上の太さのものも多く、反対に1.20mm以下の細いものはほとんどありません。

ポリエステルは強度があるので細くする事が出来、1.10mmや1.15mmなどのような極細の製品も展開されています。

製品によって太さはまちまち(1.23mmとか1.28mmとか)ですが、とりあえず1.25mm前後を基準に太い・細いを判断してもらえればOKです!

細いストリング:弾きとスナップバックが向上

<細ゲージの特徴>

・ボールを弾きやすくなる
・スナップバックしやすくなる
・切断耐久性は低下する

細いストリングにすると弾きが良くなり、少ない力でボールを飛ばしやすくなります。
またストリング同士の摩擦が少なくなり、スナップバックによってスピンが掛けやすくなるとされています。

一方で直径が小さくなる事に加え、スナップバックが大きく摩耗しやすい事から、耐久性(切断しやすさ)の面では不利になります。

薄ラケやなどストリングに飛びを求める人に!

これらの特徴から、ゲージのストリングはストリングに飛びやスピン性能を求める人にオススメ。

特にフレームが薄いラケットや、フェイスが小さいラケットはボールが飛びにくいので、細いゲージを組み合わせると使いやすくなるはずです。

ポリツアープロには1.15/1.20mmという細いゲージも用意されていて、弾きが良くショットにパワーを与えてくれます。

太いストリング:ホールド感や耐久性が向上

<太いゲージの特徴>

・切断耐久性が向上する
・インパクト時のホールド感が向上
(※ストリングの種類によって多少違い有り)
・ボールの弾きが低下
・スナップバックしにくくなる

太いストリングの大きな特徴はストリングの切断に対する耐久性が向上する事。
細いゲージに比べてボールの弾きやスナップバックは減少するものの、インパクト時のホールド感を強く感じられる場合も有ります。

マイルドな打感や落ち着いた打球感を求める人に

ピュアドライブ(フレームが厚くパワーがあるラケット)で感覚が合わなくて苦労していました。

4G(ポリエステルストリング)の1.30mmという太めのストリングを合わせる事で、ホールド感が増してかなり使いやすくなりました!
(※硬めの素材だと、太くしても硬さが目立つ場合もあるのでご注意を。)

ストリングの太さによる違い|まとめ

まとめ

・ナイロンは1.30mm、ポリは1.25mmが基準
・細いゲージは弾き+スナップバックが向上
 ⇨薄ラケでパワーを求める人に!
・太いゲージは切断耐久性とマイルドさが向上
 ⇨黄金スペックで扱いやすさを求める人に!


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テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年

・オールラウンド器用貧乏
・EZONE98Lがメイン,,,??
・クセの少ないラケットが好き
詳しいプロフィール

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