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ラファエル・ナダルが実際に使用するラケット・ストリング![BIG4のパーソナルスペックを調査]

<この記事のポイント>

・歴代最強のストローカー・ナダルのラケットをチェック。
・市販品のスペックと比較。
・初期(2004年)アエロプロドライブを今も使用。
・ストリングはRPMブラスト1.35mmを25kg ( 55ポンド )。

TOPICS
ラファエル・ナダルのリアルなラケットスペック調べてみた!
まずは市販のラケットスペック
パーソナルスペック
 ・ラケット:アエロプロドライブ?
 ・ストリング:RPMブラスト 1.35mm
ナダルセットを揃えよう!
まとめ:変わらない強さ

ラファエル・ナダル
(Rafael Nadal)

みなさん、こんにちは。
今回はお届けするのは赤土の王者!
ラファエル・ナダルのリアルなラケットスペックを調べていきます!

それでは早速ナダルのプロフィールから!

名前
Name
ラファエル・ナダル
Rafael Nadal
年齢
Age
33
(1986.6.3)
※2019年11月時点
身長
Height
185 cm
体重
Weight
85 kg
利き手
Plays
バックハンド
Backhand
両手打ち
出生地
Birthplace
スペイン マヨルカ マナコル
Manacor, Mallorca, Spain
居住地
Residence
スペイン マヨルカ マナコル
Manacor, Mallorca, Spain
コーチ
Coach
Carlos Moya
Francisco Roig
グランドスラムタイトル
Grandslam Titles
AUS : 2009
FRENCH : 2005-2008(4),
 2010-2014(5)
 2017-2019(3)
WIMBLEDON : 2008,2010
US : 2010,2013,2017
Total : 18

グランドスラムタイトル数はフェデラーに次ぐ18。
全仏オープンではこれまでに12回の優勝を誇り、赤土の王者と呼ばれる所以ですね!

逞しい身体、左腕から放たれる強烈なスピンが掛かったストロークは相手を押し込むだけではなく、ありえないような軌道で曲がるわ落ちるわ。
もはやゲームの世界。笑

ちなみにナダルは日常生活では右利き
テニスでは左利きが有利という事で、左手打ちになっていったそう。
スペインのマヨルカ出身で、今もマヨルカに活動拠点があるそうです。
コーチには、世界ランキング1位にも輝いた同郷のカルロス・モヤ
(ちなみに!モヤは日常では左利き、テニスは右手打ちなのでナダルの反対。トリビアですね。笑)

幼少期から2017年まで、叔父にあたるトニ・ナダルがコーチにしていたのはとても有名な話。


マヨルカにはナダルの名を冠したアカデミー [ Rafael Nadal Academy ]があり、ナダルの練習拠点としてはもちろん、最近ではJaume Munar , Casper Ruud といった若手有望選手も輩出しています。

ちなみにこのアカデミーは
・コート数は27面(!)
スパや宿泊施設まで完備(!)
という巨大複合施設。
これはもはや観光資源!
すっげー!

市販品ラケット:ピュアアエロ

ちょっと話が脱線してしまいましたが、ここから本題!
使用しているラケット / ストリングについてまとめて生きたいと思います。

まずはこちら。
https://babolat.jp/player/rafael-nadal
バボラの公式ページによると、ナダルの使用ラケットはピュアアエロ

市販品のピュアアエロのスペックはこちら。

モデル名
Racket
バボラ ピュアアエロ (市販品)
Babolat Pure Aero
フェイスサイズ
Head size
100 平方インチ
重さ
Unstrung Weight
300 g
バランス
Balance
320 mm
フレーム厚
Thickness
23 / 26 / 23 mm
フレーム長
Length
27 インチ
ストリングパターン
String Pattern
16 x 19

いわゆる黄金スペックと呼ばれるカテゴリーに属していて300g / 320mmと、幅広い層のプレイヤーに受け入れられる仕様となっています。
黄金スペックのなかでも、特にスピン性能の高いのがこのピュアアエロ・シリーズの特徴。
2016年モデルのインプレはこちら↓
2016ピュアアエロプラス (PURE AERO+) :バボラとしては硬い感触のスピンラケット| インプレッション

「アエロプロドライブ」から「ピュアアエロ 」という名称に変更になった際、大きく変わったのがグロメット(ウーファー)の形状

ヨーク部分の拡大写真
矢印部分、グロメット終わり部分の形状が変更

空気抵抗を減らすため、ヨーク部分+フェイス部分のグロメットが内蔵型(※ストリングやウーファーが外に出ない形状)となっています。
また、グロメットの終わり部分も形状が変更となっており、より一体感のある構造になりました。

この形状お陰なのか、実際に振ってみるとビュン!という感じで、以前のモデルよりもスムーズに振り抜ける気がしました!
現行モデルもちょっとした変更点はありましたが、内蔵型グロメットは引き継がれています。

ナダル:パーソナルスペック

ここからはナダルが実際に使用しているラケット、ストリング、スペックに迫っていきたいと思います!

まずはナダルが実際に使っているラケットのスペックとストリングについて、なんとバボラの公式WEBに情報が掲載されていました!
ラケットの準備には不可欠なチャンピオンたちとの対話

そのスペックがこちら!

モデル名
Racket
ピュアアエロ デシマ
Pure Aero Decima
重さ
Unstrung Weight
317 g
バランス
Balance
328 mm
スイングウェイト
Swing Weight
330 kg•cm^2
グリップサイズ2
グリップ
Replacement grip
シンテック(プロ)グリップ 黒
オーバーグリップ
Over grip
VS オリジナル 白


ストリング無しの状態で317g / 328mmという仕様だそうです!
この数字だけなら、なんだかちょっと使えそうな気もしますが、スイングウェイトが330kg•cm^2。
・・・いや、これは無理だ(笑)。
というのも、以前ピュアストライクx3本を同じスイングウェイトになるようにカスタムした事がありまして、その時の数値が290kg•cm^2。
3本のピュアストライク16×19をスペック計測+チューニング![ラケットチューニング]
ストロークは気持ちよく打てるのですが、ボレーやタッチショットなどを打つ時には若干の取り回しの悪さを感じる事も・・・。
これに+40ポイントと考えると、ナダルがいかに超人的なパワーでプレーしているのかが分かります。

ナダルのラケットの変遷

PURE AERO : 運命の武器。
こちらのリンクに、ナダルのラケットの変遷が記載されているのですが、最初のアエロは311gだったそうです。
そこからキャリアが進むにつれ、より球威が出るように徐々に重量アップ
最終的に今の317gまで増えたそうです。
ナダルの場合、鉛テープが表に出ないようバンパー下(フレームとバンパーの間)に貼ってあります。

ナダルのラケット:中身はアエロプロドライブ?

まずはこちらの写真をご覧ください!

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That smile 😊

Rafa Nadalさん(@rafaelnadal)がシェアした投稿 –

大会の会場へと歩いて行くナダル。
その手には現行ピュアアエロ。と思いきや!
・ヨーク部分が内蔵型グロメットではない
・フレームサイドのウーファーが見える
・グロメットの終わり部分の形状が違う
現行ピュアアエロで採用されているはずの内蔵型グロメットなどが見当たらない!

調べるとすぐに分かるのですが、どうやらナダルは2004年発売の初期型アエロプロドライブを今も使用中
(素材や製法などは市販と異なる可能性がありますが・・・)
内蔵型のグロメットもなし。
コアテックスもなし。
とってもシンプル。

一時期、黒塗りのプロトタイプをテストしている様子もありましたが、結局はこれまでと同じラケットをペイントジョブで使用する事に落ち着いたようです。

ストリング:RPMブラスト 1.35mm

ナダルのストリング・セッティングに関してもこちらのリンクに情報が記載されていました。
ラケットの準備には不可欠なチャンピオンたちとの対話

ストリング
String
RPM ブラスト 1.35mm
テンション
Tension
25kg ( 約55ポンド )

セッテイングはこの通り。
ブラストの一番太い1.35mmゲージに、テンションは約55ポンドだそうです。

さすが一般人が使うとしたらブラストの1.35mmは太すぎる気がしますが、テンションは55ポンドと現実的な数字ですね!

ナダルセットを揃えよう!

ナダルファンのみなさん、お待たせしました。
Rafael Nadal になりきる為に必要なアイテムの数々!

まずはピュアアエロを手に入れましょう!
(残念ながらアエロプロドライブはもう売ってない。)
続いてアクセサリー類を揃えていきましょう!

↓ グリップはもちろんVSの白!

↓ ストリングはRPM ブラスト 1.35mmで!

↓ 振動止めはカスタムダンプで細部まで再現!

↓ 最後はバンダナで仕上げ!

  
あとはサーブ前に、お尻に食い込みそうなパンツ→シャツ→鼻→髪 の順にイジっていけば、いやもう誰がどう見たってナダルそのもの。

ダブルスのペアがハイタッチの時に嫌そうな顔をする可能性もゼロではないけれど、そこはナダルのような熱いパッションで乗り切ろう。

まとめ:変わらない強さ

ところどころ脱線気味になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。

初期のアエロプロドライブを今もなお使い続けるナダル。
活動拠点もデビュー時からマヨルカで変わらず。
そして今も変わらぬ強烈なスピンボール。フットワーク。
最後の1ポイントまで諦めないひたむきな姿勢。
これまでに一度もラケットを(意図的に)壊した事がないそうです。

ナダルの「変わらない」で積み重ねてきた事が、今も続く強さの源なのかもしれませんね。