体力・筋力に自信があって、フラットを叩き込めるタイプのストリングを出来るだけ安く手に入れたい人におすすめな1張りです!
ツアープレイヤー (ポリファイバー)
TOUR PLAYER (POLYFIBRE)
ブラックヴェノムやTCSなどの柔らかいポリエステルが代表的な製品であるポリファイバー社(Polyfibre)。
その中でも異彩を放つのが今回紹介するこのツアープレイヤー (TOUR PLAYER)。
スペック&仕様:ツアープレイヤー(ポリファイバー)
製品名 | ポリファイバー ツアープレイヤー |
素材 | ビニール (ポリエステル系) |
断面形状 | 丸 |
表面加工 | 無し |
太さ | 1.25mm 1.30mm |
ポリオレフィン、ポリエチレンという変わった素材が多いポリファイバー社の製品ですが、このツアープレイヤーは公式サイトのカタログを見ると“ビニール”と表記されています。
ファイヤーストームと同じくらいの硬さはあると思います!
レコードに使われている材質もビニール(ビニル、ヴァイナル)らしくて、実はそんなに柔らかい素材ってワケではないみたいですね。
(※配合などによっても当然変わると思いますが)
ストリング | ツアープレイヤー 1.25mm |
ラケット | プリンス TOUR100 290gカスタム |
テンション | 45ポンド |
張り方 | 1本張り |
重量増加 | +17.3g |
発展型のラフ、グリーンタッチもあります!
アドレナリンやファイアーストームに近いポリストリング
打球感が硬め、反発力が控えめ、ハードな使用感のポリエステルストリングがライバル製品!
ツアープレイヤーのインプレ/感想はこちら!
・ハードな打球感
・フラットを叩き込める
・弾道は上げづらい
・筋力/体力は必要!
名前の通り”ガチのトーナメントプレイヤー“の方が、ストリングの良さを感じとりやすい仕上がりになってます!
打感:遊びは少なく、厚く捉えれば僅かに柔らかさも!
アドレナリンほどカンカンする感じはなく、スイートスポットで厚く捉えられば僅かに柔らかい打球感になっています!
ファイヤーストーム、レーザーコードと比べると、スイートスポットが狭い・シビアな感じがあるかも。
パワー:反発はほぼ無し!プレイヤー次第な1張り
ストリング自体の反発力はあまり感じず、割とパワーのあるTOUR100に張ってもアシストは感じられなかったです。
ボールの飛びは自分でなんとか出来る
フレームのパワーを抑え込みたい
こういった場合に活躍するストリングですね!
ストリング自体の反発性能はアドレナリンとほぼ同等か、少しだけマシかな?というレベルですね。
スピン:ほぼフラット系専用に近い感覚
ツアープレイヤーは弾道を上げずにフラットを叩き込みやすいストリングですね!
というか、引っかかりがそんなに良くないので弾道があまり上げられないです(笑)
ちょりちょり系スピンの自覚がある人は、多分手を出さない方がいいストリングかも。
耐久性・耐摩耗性:ノッチが出来るのは速い
耐久性も売りにしているツアープレイヤーですが、表面が削れてノッチが進行するのは速いですね!
確かにTCSやブラックヴェノムなどと比べると耐久性は高いと思いますが、ポリ全体から見ると平均〜平均のちょっと下くらいという印象!
しっかり打感+耐久性ならファントムプロの方がはるかに上かなと(笑)
コスト:ロール最安9,700円→1張約606円!
このストリング最大のメリットは単価が安いっていうところ!
楽天市場での200mロール最安値が9,700円、16回張れるとしたら1張分は約606円の計算になります。
頻繁に張り替えられる人なら検討する価値は十分にありそう!
メリット:低単価なハード系ストリング!
・遊びの少ないしっかりした打球感
・フラットでも安心して振り切れる
・単価が安い!
デメリット:プレイヤー側の負担は大きい
・飛ばない、硬めの打感
・インパクトでの衝撃もある
・ノッチが出来るのは速い
ツアープレイヤー:こんな人におすすめ!
体力に自信があって低めの弾道のフラット系ショットを打ち込んでいきたいっていう人は、価格も安いので興味があれば一度お試し頂きたいストリングですね。
『アドレナリンが好きだけど、もっとコストを抑えたい・・・』と感じている人にも試してもらう価値はあるかなと思います!
まとめ:ツアープレイヤー(ポリファイバー)
・ツアープレイヤーをインプレ
・硬めだけど速いスイングなら少し食いつく
・筋力も体力も自信がある人向き
・耐久性はポリの平均
・1張あたり606円で購入可能!