02-ストリングインプレ

[アドレナリン/インプレ]ルキシロンで1番安いポリエステルストリング|Luxilon ADRENALINE

ルキシロン・アドレナリンのインプレ
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この記事のポイント

ルキシロン・アドレナリンをインプレッション!
「ルキシロンのストリング=価格が高い!」というイメージが強いですが、アドレナリンはリーズナブルな価格設定になっています!

☑️ガッシリした打感
☑️速いスイングでコントロール可能
☑️ルキシロンで最も安いストリング
パワーのあるプレイヤー向けの仕上がりとなっていて、部活など練習頻度が高くストリングの消耗が激しい人ほどメリットを感じられるはず!

ガッシリ打感+ルキシロン最安の1張り

打って最初に感じたのはガッシリとした打球感。
インパクト時に僅かに感じる柔らかさはあるものの、飛びはかなり控えめ。
僕の場合、フルパワーで振り切ってちょうど良い反発力でした!!
(いや、120%で振ってもお釣りがくるくらいかも・・・)

通販では1,000円以下で販売しているショップもあり、ルキシロンの中では最も安いストリングがこのアドレナリンです!

ルキシロン・アドレナリン
(LUXILON ADRENALINE)

ルキシロン・アドレナリンを張ったもの

フェデラー錦織選手など、多数のトッププロに愛用されるルキシロンブランドのポリエステルストリング。
ポリエステルとしては価格設定が高いのがルキシロンの特徴でもありますが、その中で最も単価が安いのがこのアドレナリンです。

アドレナリン:スペック&テクノロジー

製品名アドレナリン
(ADRENALINE)
発売日2010年
素材ポリエステル
(リキッドクリスタラインポリマー)
断面形状丸型
太さ1.25mm
1.30mm
シルバー
定価¥2,100+tax

https://www.wilson.co.jp/tennis/strings_tennis/

コストパフォーマンスが高いモデルとして登場

「リキッド・クリスタライン・ポリマー」 が、パワーとスピードにマイルドなフィーリングをもたらしたモデル。
コストパフォーマンスが高く、エントリーユーザーにお勧め。

https://www.wilson.co.jp/tennis/strings_tennis/wrz993800.html

コンセプトにも記載されている通り、ルキシロンの中でもコスパの高いポリエステルストリングとして登場したのがこのアドレナリン。
アルパワーやオリジナル、TiMoが比較的高い価格だったので、『ルキシロンは使ってみたいけど高いから・・・』というユーザーにも非常に喜ばれた商品でした。

セッティング:ピュアスト16/19に45ポンド

ルキシロン・アドレナリンをピュアストライクに張ったもの
ストリングアドレナリン 1.25mm
ラケットバボラ
ピュアストライク 16/19
テンション45ポンド
張り方1本張り

張ってみた感触:強めのハリ+ツルツル

ストリンギングをしていると素材自体に若干硬さを感じました。ハリがあって、指で曲げるとがっつりクセがついてしまう感じ。

表面はツルツルで滑りは悪くないものの、クセのつきやすさのせいで張り上げまでに時間が多めに掛かりました。

打球感:ガシッとした感触+強い手応え

ピュアストライクにアドレナリンを張ってフォアハンド

『ガシッ』という感じの打球感で、伝わってくる手応えは結構強めでした
カンカンした感触ではなく、多少ストリングがたわむ感じはありました。

球の抜けはそれほど良くないので、自分のパワーで押し出していくようなイメージでした。

性能:飛びが抑えめ。ハードヒッター向け!

ボールの飛びは抑えめで結構ハード。
振っても飛び過ぎる感触はないので、ボールを潰すハードヒッター向けのストリングですね!

反発力:プレイヤーが頑張る必要あり

反発力はとにかく控えめ。
打ち方やラケットによって印象に違いは出てくると思いますが、基本的にプレイヤー側に頑張りが求められるストリングだと思います。

販売されてすぐに張った経験があったんですが、その時は少し柔らかさのあるそこそこ使いやすいストリングのイメージでしたが・・・販売から10年経った今だと、ハード系ポリストリングに分類した方が良いのかもしれません。

スピン性能:高速スイングなら掛かる

スピン性能は控えめの印象。
僕くらいのスイングだと掛かってくれません(笑)
弾道を上げるのは問題なく出来るのですが、スピン量が増やせなかったです。
結果的に着弾点には大きなばらつきが・・・。

ただスイングスピード(パワー)が速い・強い人であればもっとボールが食いついてくれるはずなので、多少扱いやすく感じるのではないかと思います。

コスパ:ルキシロンでは1番リーズナブル

アドレナリンの最大のメリットは単価の安さ
アルパワー(ロールカット品)がいまだに2000円近くするのに対し、アドレナリンは送料込みで1000円ちょっとで購入が可能!

耐摩耗性もそれほど高いワケではないので、コンスタントな張り替えを想定して購入するのが良さそうです。

単張最安値:¥820+送料(¥240)

ロールカット品の最安値は¥820+¥240(関東への送料)=¥1,060となっています。(※テニスデポさんで購入の場合)
ルキシロンのラインナップではダントツの安さ。

ロール最安値:1張分¥975!

200mロールの最安値は¥14,900+¥600(送料)=15,600となっています。
(※ytennis-shopさんで購入の場合)
16回分なら1回約975円、17回分取れれば約918円となります。

“エントリーユーザー”にはオススメしない

商品概要のところで”エントリーユーザーにおすすめ”という表記がありましたが、性能的にはあまりオススメ出来ないと感じました
(※エントリーユーザー=初中級者という意味で考えた場合)

実際にオススメ出来るとしたら、ルキシロンのポリを安く手に入れたい人、出来るだけ張り替えコストを低く抑えたいハードヒッターなどに限られると思います。

初中級者ならこちらのポリがオススメ

初中級者がポリを使うなら、もっと弾き感のあるストリングの方が失敗しにくいです。
オススメのポリストリングはこちら。
YONEX ポリツアープロ
GOSEN G-TOUR3

ライバル比較:レーザーコード、RPMパワーなど

比較的飛びが抑えめ、手応えがしっかりあるという点で比較したいのはRPMパワーやレーザーコードなど。

かっちり寄りの打球感、抑えめの飛びなど共通点の多いレーザーコード。
レーザーコードの方が少しだけ楽かな・・・?という印象。

https://tennis-advantage7.com/2019/10/06/razor-code-impression/

柔らか目の打球感、特殊なコーティングなど、アドレナリンとの違いは色々ありますが、とにかくハードに打っていけるという点は同じですね。

動画インプレッションはこちら!

まとめ:ルキシロン随一のリーズナブルさ

まとめ

・ルキシロンで1番単価が安い
・打球感はカンカンしない
・手応え、手にくる重みは強い
・飛びは良くない
・弾道は上がるけど回転量は増えない
・ボールを潰せるハードヒッター向け
・低コストで張り替えたいなら有りかも

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