柔らかさをしっかり感じられ、快適なポリエステルストリング!
乗せて運ぶようなスイングでもしっかりパワーを感じられる1張りです!
・もっとホールド感が欲しい!
・柔らかい打感としっかり感を!
・乗せて運ぶ感覚が欲しい!
・スピン量も増やしたい!
・ある程度耐久性も欲しい!
メリット | デメリット |
・柔らかさのある打感 ・適度なパワー ・スナップバックの良さ ・平均以上の耐久性 |
・ダイレクト感は少なめ ・精密制御には不向き ・レビューが少ない |
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年
・オールラウンド器用貧乏
・TOUR100 290gを愛用中
・クセの少ないラケットが好き
詳しいプロフィール
プリンス ファントムタッチ(PHANTOM TOUCH)とは?
モデル名 | プリンス ファントムタッチ PHANTOM TOUCH |
素材 | ポリエステル (高耐熱性高分子ポリマー) シリコンコーティング |
断面形状 | 丸 |
太さ | 1.19mm (18) 1.24mm (17) 1.29mm (16) |
色 | グラファイト |
価格 | ¥2,600 (12.2m) ¥36,400 (220m) |
製造 | 日本 |
プリンス・ファントムタッチの特徴やコンセプト!
・柔らかい打球感を実現
・ホールドと飛びをミックス
・衝撃吸収性に優れたポリ
ファントムプロと同じ素材を使用しているもの、配合や製造工程を変えることで柔らかい打球感・ホールド感・衝撃吸収性を実現。
ファントムタッチ:インプレッション/評価
今回は17ゲージ(1.24mm)をBEAST100(2019モデル)とTOUR100(2020年モデル)に張り上げ、18ゲージ(1.19mm)をファントムグラファイト100に張り上げてテストしてきました!
ストリング | プリンス ファントム タッチ 1.24mm | プリンス ファントム タッチ 1.19mm |
ラケット | TOUR100 (290g) | ファントム グラファイト 100 |
テンション | 45ポンド | 45ポンド |
重量増加 | +15.8g | +14.2g |
コーティングによる滑り+素材自体の柔らかさが際立っており、ストリンギングがしやすかったです。
また重量増加は17ゲージ(1.25mm)で+15.8gで、ファントムプロの+17.9g増加に比べるとだいぶ軽めになっています。
(密度の違いなどがあるのかも)
打球感:どのスイングでも柔らかさを感じる!
ファントムプロと比べると、はっきりと柔らかさを感じとれるのがファントムタッチの大きな特徴。
どのスイングスピードでもホールドする感じがあり、ある程度ボールを乗せて運ぶような感覚で打つ事が出来ます。
これにより”コントロールしやすい”、”ボールを制御しやすい”と感じる人が多いのではないかと思います。
パワー:乗るから押せる!
柔らかさがあり、ボールを押し込んでいけるような感触でパワーが出しやすく感じました!
ポリツアープロと比べると弾きが少し抑えめな印象。
ファントムプロが硬めの素材でパワーロスを防いでいるのに対し、ファントムタッチは一度食いついてから自然な復元力で飛ばすようなイメージ!
同じシリーズでも飛び方は全然別物ですね!
スピン:ボールの高低の調整はしやすい
ボールが乗っかる感じがあるので、押し込むようなフラット〜持ち上げる高弾道スピンまで弾道は調整しやすく感じました!
スピン量だけで言えばファントムプロの方が上だと思いますが、緩急・高低を使い分けやすいのがファントムタッチの良さですね。
耐摩耗性:標準より少し上
シリコンコーティングによる滑りがあるので、耐摩耗性は平均的なポリエステルよりも少し高いと思います。
耐久性の面では、より硬質なファントムプロの方が上ですね。
ホールド感とパワーを両立したい人に!
・ホールド感もパワーも欲しい人
・柔らかい打感が欲しい人
・スイング速度が平均以上の人
・タッチ系ショットも使いたい人
柔らかい打球感を実現しつつ、オールラウンドにプレーしたい人にはすごくフィットするストリングですね!
いろんな弾道を使い分けて相手を崩し、華麗なタッチ系ショットでとどめを刺す・・・そんなプレイヤーは是非試すべきポリエステルストリングですね!
こんな人には不向きかも
・パワーロスを極力減らしたい人
・球威を最大化したい人
・しっかり手応えが欲しい人
・強い弾きが欲しい人
柔らかさが感じやすい一方、速いスイングスピードでは若干のパワーロスを感じる場合も。
球威を求める人にはファントムプロがオススメ。
また、より軽快な弾きを求めるのであればポリツアープロがオススメですね。
ライバル比較:ポリツアープロやプロフォーカスなど
柔らかさと扱いやすさに優れたポリ系ストリングがファントムタッチのライバルになります!
ヨネックス ポリツアープロ
弾き感があり、あっさりとしたボールの飛びを感じられるのがポリツアープロの特徴。
打感の柔らかさならファントムタッチ、楽にボールを飛ばせるアシスト感ならポリツアープロを選びたいところ。
トアルソン プロフォーカス
パワー、打球感ともに近い感覚を持っていのがプロフォーカス。
ファントムタッチに近い柔らかさと、アシスト感をうまくミックスしているのが特徴。
コーティングがある分スピンをかけやすいのがファントムタッチ、よりコントロールしやすいのがプロフォーカスというイメージでした!
ゴーセン G-TOUR3
性能バランス的にかなり近い印象だったのがこのG-TOUR3。
正直どちらを選んでも問題なく扱えるポリだと思います(笑)
若干ですがG-TOUR3の方がボールを飛ばしやすく、ファントムタッチの方がホールド感が強めな印象!
ポリファイバー ブラックヴェノム
ファントムタッチに近いしっとりとしたフィーリングで、より柔らかさを感じ取りやすいのがこのブラックヴェノム。
耐久性は低くスナップバックも少ないのですが、単価が安く購入しやすいというのがブラックヴェノムの利点ですね。
こまめに張り替えられる人にオススメ。
ファントムタッチ:発売日は2021年9月の予定
発売は9月ごろの予定となっています!
予約がスタートしていますので、ぜひチェックしてみてください!
ファントムタッチ:まとめ
・Princeの新しいポリストリング
・柔らかい打感のファントムタッチ
・スイング速くなくてもホールド!
・コントロールがしやすい
・タッチ系ショットも打ちやすい
・乗せて押せるパワー!