01-ラケットインプレ

バボラ ピュアストライク2017を2年間愛用して感じたこと。[インプレッション]

ピュアストライク・インプレッション
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バボラ ピュアストライクを使って丸2年。
良いところも悪いところも正直にレビューします

結局ピュアストライクが1番良いボール打てる

いきなり結論ですが、僕にとってはピュアストライクがどのラケットと比べても、一番自信をもって良いボールを持って打ち込めるラケットだったんですね!

テニス歴15年。沢山ラケットを使ってきました・・・

ワイパフラケットショップ店内

みなさんこんにちは。
テニスを始めて15年以上が経ちました。

始めたての頃とは比較にならないぐらい販売されるラケットの種類が増えた今日この頃。

それにともない、これまで沢山のラケットを買っては変えてきました。

15年間で30種類以上はラケット買ってきたと思います。

良い時もあれば、明らかに失敗だったお買い物もありました。笑

アロヒラニテニスコート

そんな僕ですが、ここ2年はバボラ ピュアストライク2017が相棒として活躍してくれています。
(といっても途中でいろんなラケット買ってはいますが。笑)

ラケット浮気性の僕がなぜこのラケットに落ち着いたのか、このラケットはどういう良さがあるのか、2年間に渡り使ってきて感じたことをレビューしたいと思います。

Pure Strike 16 x 19 (2017)

ピュアストライク16×19 スペック

ピュアストライク2017の公式商品ページはこちら。(外部リンク)
新しいピュアストライク、攻撃的プレイヤーのために(外部リンク)」ではピュアストライクの開発秘話が詳しく語られています。
 

商品名バボラ ピュアストライク
16×19 2017
(Babolat Pure Strike)
ヘッドサイズ 98平方インチ
重量305グラム
バランス320mm
フレーム厚21 / 23 / 21 mm
フレーム長27インチ
RA値70
ストリングパターン 16 x 19


いわゆる黄金スペックから、よりコントロール性を高めたモデルになっています。
(今で言うところの細マッチョスペックにあたりますね)

305グラム・320mmの重量バランスは操作性を確保しつつも、黄金スペックにも負けないラケットパワーを発揮することも出来ます。

RA値は70と、硬めの設計になっています。
  

白ベースのシンプルなデザイン。

良いところ:柔らかい打感

ピュアストライクにして良かった点の1つは、打感が柔らかい事です。

さっき「RA値が70と高め」って言ったじゃん?と思ったあなた。

その通りです。

フレーム自体はしなりやたわみ、そんなに大きくありません。
それなのに打感は柔らかいんです。
(柔らかく感じる、が正確な表現になると思います)

ウーファー効果はすごいよ

ピュアストライク100グロメット

柔らかく感じる理由のひとつが、ウーファーによるマイルドさ+ストリングがよく動くので性能を発揮しやすいこと・・・だと考えています。

さらにもう1つは、ラケットのパワーが自分に合っていると手応えは軽くなり、ボールに効率よく力が伝えられるようになるのでスピードも出しやすくなり、結果として打感も柔らかく感じやすい・・・という事なんだと思います。

プロスタッフ97 CVで打つ事もあるのですが、こちらはRA値が64,65くらいのフレームなので数値的にはピュアストライクよりもしなりやすいスペックではあります。
しかし実際に打つと明らかに硬く、そして手応えが重いです。

10代の頃はこういった「ガツンとした感触がたまらーん!」って言ってた事もありましたが(笑)、今思えば体力に見合わないラケットを使っていたという事でしたね。

手応えってエネルギーロスです。

ガツンと来るってことは、その分のエネルギーがインパクト時に失われているのであって、筋力を使うくせにボールは飛んでいかない、とってももったいない状況になってるワケです。
その事に気づいてからはフレームもストリングも出来るだけガツンと来ない、手応えが軽くなるようにセッティングを探し始め・・・今は良い感触で打てるようになってきました。

(プロスタッフも合っている人にとっては気持ち良く打てるラケットになる・・・はずなんです、きっと。笑)

ピュアストライク16×19の良いところ:パワーとスピンの高いバランス

ピュアストライク2017

そしてもう1つの良かった点として挙げられるのが、パワーとスピンの高いバランスです。
98平方インチのラケットとしてはかなりパワーがあるのでボールスピードが出しやすく、FSIパワーの採用により回転も掛けやすくなっています。

パワーとスピンの恩恵を強く感じるのは、少し走らされた・横に振られた状態でストロークと打った時ですね。
体勢が万全ではない中でのショットはどうしてもボールに回転が掛からず、ミスが増えてしまったり、コートに収まっても伸びのないボールになってしまうことがしばしば。

ピュアストライクだと同じような状況下でもラケットがアシストしてくれるので、しっかりスピンを掛けてコートの収める事が出来る確率が上がったと思います。
自分で打ったボールが、今までよりもしっかりと回転が掛かっているのを実感することが出来ます。また、スイートスポットを多少外してしまってもある程度ボールを飛ばしてくれるので、特に試合の緊張する場面などは安心感が違います。

30歳を超え、ようやくちゃんとしたトップスピンに近づいてきました。笑
一度この回転量、フィーリングに慣れてしまうとなかなか違うラケットに浮気・・・違うラケットに持ち替えるのはなかなか出来なくなっちゃいますね。

ここはイマイチ:時にマイルド過ぎる打感

ベタ褒めで来ましたが、ピュアストライクのここがもうちょい・・・と、思う部分もあります。

ストリングのチョイスにもよりますが、時々打感がマイルド過ぎる・ボカっとしてボヤけて感じられる事です。

ストロークでは問題に感じる事は少ないのですが、タッチショットやボレーなどの小さいスイングでのボールの処理が難しく感じる事もあります。

現状の対策としては、ポリエステル系ストリングをハイブリッドにして少し高めのテンションで張っています。
打感に多少ハリが出て気持ち良く打てるようになって来たと思います。

ここはイマイチ:ラケットの取り回しは微妙

ピュアストライク2017

そしてもう1つ課題だったのがラケットの取り回しでした。

320mmと黄金スペックと同じバランスながら、重量は+5gの305gとなっています。
この5gの影響が思っていたよりも大きく、時々ヘッドの返しが遅れてしまうような感覚がありました・・・。
速いボールに対するボレーや、相手のサーブに対するスライスリターン・・・といったショットで、ヘッドが遅れてしまい意図しない所へボールを飛ばしてしまうことも。

今までパワー抑えめのラケットを使う事が多かったので、ボレーやスライスで面をあおるようにして打つ悪い癖があるもんで・・・。

対策としてレザーグリップへの変更と、グリップエンドをテーピングで高く加工した事によって、操作性を若干高められました。
(ノーマル時に比べて10g近く重量は増えてると思います。)

かなり良い感触で使えるようになってきました!

紆余曲折を経て、かなり良い感触で使えるようになったピュアストライク !

このブログで色んなラケットをオススメさせて頂いてはいますが、簡単に買い換えるのではなくて使い込んで自分好みに仕上げていく方法を確立する・・・のが大切なんだと改めて思いました。

今後力を入れていきたいと感じる今日この頃です。笑

打ち比べも時に大切ですが・・・

そんなこんなでピュアストライクを使い始めて2年。

良い点も良くない点も含めて、上手くお付き合い出来るようになってきました・・・まるで結婚生活のようだと思うのでありました。笑

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