01-ラケットインプレ

錦織圭選手が実際に使ったラケットスペック&ストリングについて![パーソナルスペック]

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ツアーでも屈指のフットワーク、ボールメイキング能力を誇る錦織選手。

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そんな彼が実際に使用しているとされるラケットのスペック、ストリングのセッティングについて調べました!

超ローテンションも試してた??

この記事のポイント

・錦織選手のラケット、ストリングについて調査
・ラケットのスペック、中身について分析しています。
・ストリングの種類、テンションについてまとめました!
・同じセッティングにする為の解説もアリ

2023年3月現在、復帰に向けてリハビリ中の錦織選手なんですが、どうやら新たなラケットにスイッチしようとしている模様。
そのラケットの詳細について、情報をまとめてみましたのでぜひチェックを!

錦織圭選手のプロフィール

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名前
Name
錦織 圭
生年月日
Birth Date
1989年12月29日
身長
Height
178 cm
体重
Weight
73 kg
プロ転向
Turned Pro
2007年
出生地
Birth Place
島根県
Japan Shimane
居住地
Residence
アメリカ
フロリダ州ブラデントン
Bradenton, FL, USA
コーチ
Coach
Michael Chang
Max Mirnyi
最高ランク
Career High
4位
(2015.3.2付)

身長は178cmとツアーの中では”小柄”な錦織選手。
これまでに記録したATP最高ランクは4位!

優れたフットワーク、巧みな戦術、ボールメイキング能力など、これまでのアジア系選手とは一線を画すプレーが魅力。

特にバックハンドは世界でもトップクラスで、錦織選手が活躍している大きな要因のひとつでもあります。

錦織圭選手が実際に使用しているテニスラケット

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錦織選手が実際に使用しているとされるラケットのスペック、ストリングのセッティングについてまとめています。

※ネット上で見つけた情報を基づいているため、100%の正確さを保証するものではありません。参考としてお楽しみください。

ウルトラツアー95って事になってるけど・・・

ウイルソンの公式HPを見るとウルトラツアー95CV V3.0(ULTRA TOUR 95CV)使用と書かれています

でも実際に錦織選手のラケットはいくつか違いがあるようなので、次項からは市販品との違いなども解説していきます。

ラケットスペック:さらにロングカスタム?

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錦織選手はこれまでにH tour / n tour / Steam / Burn / Ultra tourなど、複数のモデルを使用して来ましたが、いずれも基本的な設計は共通したモデルになっています。

複数のサイトで調べてみたところ、ほぼ共通して出て来たのが以下のスペック
(今回参考にさせて頂いた記事はこちら:Kei Nishikori Racket)

総重量346g
バランス335mm
スイングウェイト347
長さ27.7inch

特に目を引くのが長さが27.7インチという部分。
市販品は0.25インチロングでしたが、それよりもさらに半インチ長くなっています。
シュワルツマンも明らかにロングカスタムのラケットを使っているので、小柄な選手が戦っていく為には長さはひとつの武器なのかもしれませんね。

スペックに関してはシーズンごとに調整もしていると思いますし、もっと長いんじゃないか?という話も聞こえて来たりしているので、あくまでも”一時期使用していたスペックがこれ”という感じでお願いします。

まさかのペイントジョブ??

Burn95からUltra Tour 95CVへの変更&販売が発表された時には、

えぇ!?ウルトラ??全然コンセプト違うじゃん!?
と驚いた人も少なくなかったのではないでしょうか。
(僕はめっちゃ驚きましたよ。ウルトラなんでもあり。笑)

そしてUltra Tour の商品ページにはこのような記載が。

そして本人の要望でもあった「バウンドの後の伸び」そして「柔らかい打球感」を実現させる為、彼が選んだのは「クラッシュゾーン」でした。

https://www.wilson.co.jp/news/keinishikori_ultratour_cv.html

怪我による欠場などもあった後だった事もあり、このラケット変更には確かに一理あるかもと納得したわたくし。

ですが、こちらの写真を拡大してみたら思わぬ事実を発見。

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一番の変更点であるはずのクラッシュゾーンが・・・うむむ?
目をこらして見ても、市販品と同じ形状には見えない気が。

グレーなところですが、実際にはウルトラ使ってないっぽいですね(笑)

歴代ラケットは全て同じ金型なので、ペイントジョブされると実際の中身については判別不可能。
nTour95だと書かれた記事もありますが、真実は闇の中。
(ウイルソンのこれまでの宣伝方法から考えると・・・ねぇ?笑)

ペイントジョブについてはこちらの記事も参考にして頂けると嬉しいです。

錦織選手のストリング:柔らかいセッティングに

錦織選手のストリング・セッティングについては以下の3記事を参考にさせて頂きました。
更なる高みへ。錦織圭“LUXILONストリング「ELEMENT 125」”を選択。(外部リンク)
【2019全米情報反映】錦織選手のストリングテンションは?(外部リンク)
錦織の張り 3つの流儀とは(外部リンク)

詳細が気になる方は各記事チェックしてみてくださいね!

4GソフトからELEMENT(エレメント)へ変更

錦織選手が使用しているストリングはこちら。

メインストリングウイルソン ナチュラル 17(1.25mm)
クロスストリングルキシロン エレメント125

2018年シーズン、それまで使用していたルキシロン4Gソフトからエレメント125に変更したそうです。

   

ストリングのテンションですが、2018年ATP Finalsでは40ポンド前後、2019年全米では48×45ポンド前後だったそうです。
テンションは気温や気圧、選手のコンディションによって大きく変わるので、これもあくまで参考値ですが。

ナチュラルハイブリッドはプロに頼もう・・・

錦織選手と同じセッティングを試してみたい!という方も少なくないと思いますが、特にナチュラルは張るのに技術が必要なので信頼出来るプロにお願いするのがベストだと思います。

ネットから注文+ラケット郵送でストリング張り替えが可能なショップが増えて来たので、この機会に検討してみませんか。
ナチュラルは安い買い物ではないからこそ、確実なストリンギングが大切ですよ!

着用ウエア:ユニクロ

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2011年から、錦織選手が着用しているウエアはユニクロのもの。
当時のユニクロはスポーツ選手との大型契約などは前例がなかったものの、その後はジョコビッチ・国枝選手・フェデラーといったトップ選手とも契約、テニス界に大きなインパクトを与えています。

着用シューズ:NIKE

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シューズは2017年シーズンに、それまでのadidasからNIKE製のものに変更。
フェデラーも使用しているVaporシリーズを使用しています。

2020全仏OPではアームカバー(スリーブ)着用

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約1年のブランクから復帰した2020年中盤。
復帰直後は、右腕にアームカバー(アームスリーブ)を着用している試合もありました。着圧によるサポートというよりは、肘周りの保温を主な目的として使用していたようです。
なお、錦織選手が使用していたのはC3fit(ゴールドウィン)のアームカバー。

着圧の強いタイプはサポート力によってプレーをアシストしてくれるので、一般プレイヤーにもオススメなアイテムです!

錦織選手と同じアイテムを試してみよう

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ここからは錦織選手と同じセッティングを試す為のアイテムの数々をご紹介します!

ラケットのカスタムについては別記事で詳しく解説しているので、よろしければ合わせてチェックしてみてくださいね。

グリップ形状はウェイト・バランスだけでなく、錦織選手と同じようにロング加工をする事も可能です。
グリップを自分好みの形状にカスタマイズ! head偏平グリップを丸型に。[ラケット・カスタマイズ]

    
ストリングはウイルソンナチュラルxエレメント125で!
ラフィノさんではこのハイブリッドの組み合わせを販売しています。

(※張り上げ限定の商品なので、一緒に張り上げを注文してくださいね。)
縦ナチュラルx横ポリで、45-50Pくらいにしたらちょうど良さそうですね!

そして振動止めはキモニーのクエークバスター
カラーも豊富なので、色違いを買ってラケットとのコーデを楽しみましょ!

   

グリップはウイルソンのプロオーバーですね。
幅が広く、錦織選手と同じようにグリップの上部まで巻き上げるのも簡単。

あとは、ひたすらYouTubeで錦織選手のプレーを脳みそにすり込んでプレー出来る日に備えましょう!!笑

まとめ:真似してみるのも大いにアリ

それでは今回のまとめです!

まとめ

・ラケットはUltra Tour 95CV(ペイントジョブ)
・長さは市販以上にロング加工されている
・ストリングは縦ナチュラルx横エレメント125
・4Gソフトからエレメントに変更
・テンションは40~50P

SWやテンションの調整は必要になると思いますが、一般プレイヤーが試しても面白いラケット+ストリングなんじゃないかなと思います。

2014年の全豪で錦織選手の試合を見た事があるのですが、ボールの弾道が想像以上にバリエーションに富んでいて、観ていてもすごく楽しかったですね!

急激に落ちてくるトップスピン、滞空時間の長いスライス、真っ直ぐコートに突き刺さるフラット気味のバックハンドストレート。
空間を上手く使う・・・っていうのはこの事だったんだぁ!と感動したのを覚えています。

そんな錦織選手の強さをスタッツから分析した記事も作成したので、合わせてお読みください。

https://tennis-advantage7.com/2020/04/22/nishikori-stats-analysis/

同じセッティングを試してみて、どれだけ自分が打てるのかを知りたいものです。
(がっかりする自分の姿が思い浮かびます・・・笑)

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