インプレッション・感想

切れ味で勝負のラケット:プロスタッフ97CV(2018)[インプレッション・感想]

ウイルソン・プロスタッフ

ウイルソンが誇るフラッグシップモデル・プロスタッフ。
その中でも1番現実的な選択肢になるであろう97CVをレビュー。
RF97じゃないけど、フェデラーになったつもりでプレーしたくなっちゃうラケットですよね。笑

この記事のポイント

・プロスタッフ97CV(白x黒)のインプレ
・実は塗装にも変更点があった??
・CV搭載による変化について
・上級者向けの仕上がり!

ウイルソン プロスタッフとは?

サンプラスやエドバーグ、フェデラーやディミトロフなど華のある選手達に愛され続けているラケット、それがプロスタッフです。

今回インプレッションをお届けするのは、黒x白のカラーがシンプルで美しい「プロスタッフ97CV 2018」です!

Embed from Getty Images

すでにみなさんご存知の通り、このプロスタッフなんですが2019年モデルとして黒x黒デザインに変更が行われたため約1年で廃盤に!
これは先日お届けしたプロスタッフツアー90と同じ香りが・・・。
(プロスタッフツアー90 (Wilson ProStaff Tour 90) | ヴィンテージラケット・インプレッション)

スペック:プロスタッフ97CV (PROSTAFF97CV)

モデル名プロスタッフ 97CV 2018
( PRO STAFF 97CV)
フェイスサイズ98 平方インチ
重さ315 g
バランスポイント310 mm
フレーム厚21.5 mm
フレーム長27インチ
ストリングパターン16 x 19

セッティング:ハイペリオンやブリオを使用

ストリングは2種類試しました。
最初のセッティングはこちら。

ストリング①縦糸:シグナムプロ ハイペリオン1.24
横糸:バボラ ブリオ1.30
テンション44ポンド / 44ポンド

もうひとつのセッティングがこちら。

ストリング②ポリファイバー
ブラックヴェノム 1.25
テンション44ポンド / 44ポンド

ハイペリオンxブリオは写真のように、ドーナツ型の振動止めを使用しています。

打感:ソリッド!

プロスタッフ97CVは比較的硬めの打感で、乾いた感触もあり、「ソリッド」という言葉がピッタリくるかなと思います。
ボールホールドよりは弾きの良さを感じ、面をしっかり合わせてボールを捉えれば小さいスイングでもスピードを出しやすいのがGOODでした!

ストロークの場面では、ソリッドさを生かしたライジング気味の速いテンポのラリーでこそ良さが発揮されるように感じました。
ボレーにおいても、程よい弾き・コントロールのしやすさがあるので安心してプレーする事が出来ました。

フレーム自体の振動は多い

ストリング①のハイブリッド(※振動止め無し状態)だと、インパクト後に手に残る振動が多いように感じました。
CVはどうした!?っていうくらいの感触なので、振動止め無しではとてもじゃないですけど使えませんでした。
ストリング②になると一気に振動が減り、快適に使えるようになりました。

CVの有無で打感が違うらしいという話もありましたが・・・僕には違いが分かりませんでした。笑
  

反発力:97平方インチとしては抑えめ

ラケットの反発力・パワーですが、97 or 98平方インチのラケットの中では比較的抑え目に感じました。
黄金スペックみたいにとにかくパワーが出るっていうラケットではなく、スイートスポットでしっかりボールを捉える事で初めてパワーを得る事が出来ます。

使いこなすにはスキルが必要・・・

ある程度のスキルや体力が求められるスペックですが、315gという重量もあるので上手く打てた時は想像以上にボールが走るように感じました!

ストロークではコンパクトなスイングでこそラケットの良さが出るように感じたので、ポジションを上げて速いテンポのラリー〜ボレーまでつなげるように意識しました。
このラケットで使ってベースラインの後ろから大振りする戦い方は、僕の筋力では厳しかったです・・・。

スピン:悪くはないけどスキルが必要

スピン性能はごく標準だと思います。
ただこれもやはりスイートスポットでしっかり捉えるというのが大前提にあり、スキルがある人ならスライスやトップスピンを幅広く打ち分ける事が出来るラケットです。

弾きの良い感触のラケットなので、フラットドライブ気味のボールをテンポよく打ち込んで攻めていくスタイルの方がマッチしやすいかなと思います。

総合評価:楽ではないけど、スキルがあれば最高の一本。

いくつかのセッティングで打ってきましたが、決して楽なラケットではありませんでした。

その分、非常に素直にプレイヤーの技量を反映してくれます
ごまかしは効きません。
(良くも悪くも。笑)

弾きが良くソリッドな感触なので、基本的には速いテンポ・フラットドライブでボールを打っていくスタイルの人にフィットするラケットだと思います。
ストリングも細めで弾きが良いものが相性が良さそう。

たまに上手く打てた時のボールの伸びはとっても良い!

多分この感触が好きで使ってる人も少なくないんじゃないかなと思います。

ごまかしはききません。

セール価格の2018年モデル(白x黒)

フェデラーが黒x黒を愛用している影響もあってか、すでにお買い得価格になっています。

ライバル比較:VCORE98のかっちり感も魅力

かっちりした打球感、強打してもよじれない高い剛性が魅力のVCORE。
薄ラケっぽさを残してるプロスタッフ、しっかり感の強いVCORE。
スピン性能は若干VCOREの方が良い印象!

この他にもラケットのインプレをいくつも用意していますので、合わせてチェックしてみてくださいね!
→ ラケットインプレッション一覧