ヨネックスのハードヒッター、競技者向けラケットの代表モデルであるブイコアプロ ( VCORE PRO ) の新作が登場!
スペックや新しいテクノロジーなど、情報をまとめました。
新型ブイコアプロ発表
みなさんこんにちは。
先日、情報解禁となりましたヨネックスの新型ブイコアプロ。
スタン・ワウリンカ、フランシス・ティアフォー、ピエール・ユーグ・エルベールなど、ATPでも特にハードヒッターに愛されているブイコアプロシリーズ。
今回、新しいブイコアプロはどこが変わるのか?どう良くなるのか?をまとめました!
新型ブイコアプロ どこが変わった?
新しいブイコアプロ。
ここからは新しいモデルによって変わったところをチェックしていきます。
プレスリリースは以下のリンクからチェックして頂けます。
新振動吸収素材VDM搭載で雑振動を30%カット! ヘビードライブと高いコントロール性を実現するVCOREシリーズ最上位モデル「VCORE PRO 97、100」2019年9月中旬より発売
ヨネックスは、高いスピン性能のテニスラケット「VCORE(Vコア)」シリーズから、新衝撃吸収素材を搭載し、クリアな打球感で正確なコントロールも実現するハードヒッター向けの最上位モデル「VCORE PRO 97」、「VCORE PRO 100」を2019年9月中旬より発売いたします。
http://www.yonex.co.jp/tennis/news/2019/07/1907291100.html
新衝撃吸収素材!?
クリアな打球感で正確なコントロール?
気になりますね!
早速詳しく見ていきましょう!
変更点①デザイン
まず、デザインはこちら。
全体に深みのあるグリーンをメインに、ゴールドでロゴなどが刻まれています。
前作が紺色をベースに水色・オレンジ色の配色だったので、デザインは大きく変更されていますね。
より高級感、大人っぽさを感じるデザインになっていると思います。
変更点②VDM
今回新たに搭載されたテクノロジーがこの「VDM」。
これはバイブレーションダンプニングメッシュ( Vibration Dampening Mesh の略 ) という素材で、以下のような効果が得られます。
特殊なメッシュ状の新振動吸収素材「VDM」をグリップ部に内蔵。
http://www.yonex.co.jp/tennis/news/2019/07/1907291100.html
従来素材よりも広範囲にわたって使用することで、フレームの固有振動はそのままに、雑振動(ストリングの固有振動)を30%カット※し、正確なショットに求められる打球情報が得られます。
グリップの部分に新たな素材を組み込む事により、無駄な振動をカットし、よりクリアな打球感を実現出来るとの事。
ウィルソンはバサルトバイバーやカーボンマッピング、バボラはSMAC社のカーボンを使ったコアテックスと、素材による振動制御が広まってきていますね。
搭載テクノロジーについて
新型ブイコアプロに搭載されているテクノロジーはこちら。
・VDM:振動吸収素材により無駄な振動を除去
・Namd:速いスイングでも硬くならないカーボン。しなりと復元力を実現。
・アイソメトリック形状:言わずと知れたヨネックス独自の長方形フェイス形状。
・ロックブースター:打球時のエネルギーロスを抑えるグロメット
VDM以外は、前モデルからほぼそのまま引き継がれています。
スペックについて
ここからはブイコアプロシリーズの各モデルのスペックについてまとめていきます。
ブイコアプロ97 (VCORE PRO 97)
モデル名 | ブイコアプロ97 |
フェイスサイズ | 97平方インチ |
重さ | G:310g LG:290g |
バランスポイント | G:310mm LG:325mm |
ストリングパターン | 16 x 19 |
フレーム厚 | 20mm |
フレーム長 | 27インチ |
商品ページ:http://www.yonex.co.jp/tennis/racquets/vcore-pro97.html
ブイコアプロ100 (VCORE PRO 100)
モデル名 | ブイコアプロ100 |
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | G:300g LG:280g |
バランスポイント | G:320mm LG:335mm |
ストリングパターン | 16 x 19 |
フレーム厚 | 21mm |
フレーム長 | 27インチ |
商品ページ:http://www.yonex.co.jp/tennis/racquets/vcore-pro100.html
今、ヨネックスの日本語HP上で確認出来るのはこの2モデルとなっています。
補足ですが、海外のサイトを見ているとブイコアプロ97HDというモデルもあるようで、
・フェイスサイズ:97平方インチ
・ストリングパターン:18×20
・重量:320g
という完全ハードヒッター向けの仕様となっています。
HDという名称は確かRDXシリーズ以来かと。
(たぶん、確か!笑)
今のところ海外サイト以外では情報があがっては来ていませんが、日本でもこの97HDが展開されるのか気になるところですね!
まとめ:実質マイナーチェンジ
2018年3月に前モデルが発売された事を考えると、わずか1年半でのモデルチェンジとなりました。
ただ変更点としてはデザインの変更・VDMの変更の2点なので、マイナーチェンジと言っても良いかもしれませんね。
新型ブイコアプロは9月中旬の発売予定。
発売まであともう少し!
楽しみですね!
個人的には旧型がかなりお買い得になってきているので、こちらのチョイスも大いにアリな状況。