01-ラケットインプレ

[新型] DUNLOP CX400TOUR 2024年モデルをインプレ!2世代目で変わった所を徹底評価。ダンロップ・CX400ツアー

Dunlop CX400TOUR 2024 Impression / Review
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今回インプレするのはフルモデルチェンジが行われた『ダンロップ・CX400ツアー2024』です!

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのロゴデザイン

全体的には前作で培ったコンセプトを踏襲しつつ、よりボックスらしいフレームへとブラッシュアップされています!

TRUEMAN
TRUEMAN
こういうので良いんだよこういうので!の最高峰のラケットだと思います!

強烈な個性などはありませんが、あらゆる面でクセが少なくバランスが良いラケットに仕上がっています。

こんな人にオススメ
オールラウンドモデルが欲しい
楽に使えるボックス系が欲しい
ラケットに足し引きを求めない
ラケット探しに疲れてしまった
テンポ良く攻めてネットで決めたい
単複両方でしっかり攻めたい
メリット・デメリット
○ クセの無い性能
○ 柔らかいのに軽い打球感
○ ボレーが捌きやすい
○ フラット系が快適に飛ばせる

× 打ち負けやすい
× 回転は意外と掛からない

この記事では『DUNLOP CX400TOUR』を徹底的に解説させて頂きます!

DUNLOP CX400TOUR 2024

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのデザイン

前作(2021年モデル)で初めて登場したCX400TOURがフルモデルチェンジ

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルの外観

今回は2021年モデルと2018年モデルを足して2で割ったような配色・デザインになっており、発色の良いオレンジが目を引きます。

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのsonic core / infinergy

歴代モデルで搭載されていたSONIC COREは新型にも継承されています。

スペック/仕様

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのスペック
モデル名DUNLOP
CX400TOUR
(2024)
フェイス
サイズ
100 inch2
重量300 g
バランス320 mm
スイング
ウェイト
フレーム厚23 mm
均一
フレックスRA68
(前作67)
ストリング
パターン
16×19
グリップサイズ1,2,3
発売予定2024年
1月13日
価格38,500円
(税込)

基本的なスペックは前作から変更なし

カタログ上で変化した点としては、RA値が前作のRA67からRA68へと僅かに上昇しています。

それでも打感の柔らかさを演出するテクノロジーについては後述しています。

実測値:十分なパワーがありそう

重量304g
(バンド込み)
バランス320㎜
スイング
ウェイト
289
RA値RA69

例によってライズテニスサービスさんにてスペック計測をして頂きました。

基本的に上振れ気味の個体となっており、ノーマルでも十分なパワーや安定性を発揮してくれそうな予感のする数値ですね。

正面厚は若干薄くなった

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのフレーム・正面厚さ

(※数値はバンパーなど樹脂パーツの厚みを含めて計測)

フレームトップ部分は前作よりも1mm薄く設計されているそうです。(※バンパーを除いて比較)

特徴・コンセプト

新型のCXシリーズに共通するコンセプトは、柔らかい打球感なのにパワーのあるショットが打てるという点。

それを実現するために、面内剛性と面外剛性に着目をして設計を見直しています。

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルの剛性、変形

面内剛性はインパクト時にフェイスの中央に向かって縮むように変形するのに対する剛性であり、新型CXは面外剛性を柔らかくすることでボールを掴むようなフィーリングを実現。
(※変形量は縦3%、横13%拡大)

一方の面外剛性というのはRA値に近い考え方で、この面外剛性を高める・硬くすることでパワーロスを抑えて力強いショットを実現。
(※剛性はフェイス周りで前作+3%、スロート周辺で+26%)

ラインナップや搭載テクノロジーの詳細についてはこちらの記事をチェック。

前作からの変更点

フレーム断面形状がピュアなボックスに変化

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのフレームサイド

2021はフレームの内側と外側で厚みが違う台形の断面形状でしたが、2024はほぼ長方形に変わっていて「ボックス感」が強くなっています。

フレームのトップに溝(くぼみ)

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのフレームトップの溝・くぼみ

フェイス内側には10~2時部分に溝・くぼみが追加されており、これによりストリングのたわみなどを引き出しやすくしています。

ストリングピッチが拡大

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのグロメット

新型CXは全スペックでストリングピッチを拡大

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルと2021年モデルのストリングピッチの比較

1マスあたりの高さが+2㎜(※クロスストリングの間隔が広い)増えており、ストリングのたわみ量も大きくなりやすくなっています。

VIBROSHIELDを新たに搭載

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのシャフト、ロゴデザイン

フェイスの3・9時方向とスロート部分に制振素材を搭載し、減衰性や快適性を向上。

樹脂パーツの形状が変更

細かい部分では樹脂パーツの形状も変更が加えられています。

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのヨーク部分、樹脂パーツの形状

前作で直線的だったヨーク部分の樹脂パーツ(グロメット)でしたが、今作ではスタンダードな形状になっています。

主に振り抜きを良くする(空気抵抗を減らす)目的なのではないかと思われます。

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのバンパー・グロメットの形状の変化

フレームトップ部分、バンパーの溝も変化しています。

インプレ・評価

ストローク0打ち合いは少しキツイ
ボレー2弾きが良く打ちやすい
サーブ0打ち分けはしやすい
フラット1テンポ良く捌ける
ドライブ0伸びは出にくい印象
トップスピン0ストリング次第
弾道の高さ-1基本は少し低めに出やすい
スライス0感触は良い感じ
反発力1軽い打球感に貢献
パワー0悪くないが重み不足
ホールド感1掴む感覚は十分
安定性0不快ではなないがちょいブレ
操作性2楽に振り回せる
振り抜き1楽で軽い振り抜き
減衰性0情報はしっかり伝わる
快適性1カスタムしたらなお良し

打感にも性能にも尖った部分はないのですが、減点が少なく凄く使いやすいラケットでした!

柔らかさは十分に感じられ、実際の試合の中でもオールコートで活躍してくれる汎用性の高さがありました。

一方でナイロンや柔らかめのポリを張った時にはスピンを掛けたショットの球威不足、対強打での安定感で不満を感じる場面もあり、ストリング選びが多いに影響するタイプのラケットだと思います。

TRUEMAN
TRUEMAN
セッティング次第ですが、僕にはどのショットでもどのプレーでも違和感なくこなせる最高のオールラウンドモデル!

打球感:柔らかいけれど軽やか

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルの打球感、フィーリング

今回はナイロンマルチとポリの両方で試しましたが、どちらも共通して柔らかさがありつつも軽やかな打球感になっています。

前作(2021)はもっと板っぽい打球感だったので、新型の方がボールを包むようにして掴んでから飛ばすという感じですね。

アドブロ
アドブロ
ただ前作より明らかに柔らかいか?っていうと難しいところ。
個人的にはほぼ同等~新型の方が少し柔らかいと感じました!

柔らかくて軽やかという点ではARMA PRO101が近しいフィーリングで、CX400TOURのほうがもう少しクリアな打球感ですね。

RPMブラストを張っても十分柔らかさを感じられたので、球威を求めるなら多少硬めのポリを、食いつきを追求するならPTプロなど柔らかめのポリ、軽やかに弾かせたいならナイロンという選び方でOKです。

性能:高い調整力と汎用性

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのバックハンドストローク

軽い力でフラット系ショットを飛ばせるので、ライジングやボレーが非常に快適

フラットでテンポ良く相手のボールを捌いてさっさとネットに出て仕留める、これがCX400TOURの強みが活かせる戦術でした。

オールコートで戦えて、状況に合わせてショットを変えていける、そんなラケットに仕上がっています。

アドブロ
アドブロ
カスタムすると一気に感触が変わるのでイジりがいのある素材系ラケットですね!

サーブ:フラットは楽、スピンはストリング次第

取り回しの良さ、打感の軽さにより、サーブをリラックスして打つ事が可能

力みや体勢の乱れを最小限に抑えられるので、サーブ&ボレーにつなげやすいというのもメリットですね。

ナイロンの時の球威やスピンはイマイチなので、丁寧なコントロールと配球で打ち込まれないようにする工夫が必要かも。

後述していますがRPMブラストを張ったらスピン系ショットも対応しやすくなったのでオススメ。

ストローク:どんどん前に入って捌くのが吉

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのフォアハンドストローク

フラット系のストロークが打ちやすく、コートの中に入って早いテンポで捌きやすいラケットだと感じました。

軽めの打球感なのもライジングで打つのに相性が良いですね。

サーブと同様にナイロンを張った時はスピン系の球威を出しにくいので、ストローク戦でポジションを下げてしまうと不利になりがち。

ブラストのような少し硬めのポリを張るか、少しテンションを上げて張り上げた方がスピードのあるボールを打ちやすく感じられると思います。

ボレー:操作性もスイートエリアも○

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのボレー

ボールを掴みつつも軽やかな打感で飛ばせるので、ボレーはとにかく打ちやすかったです

サーブ&ボレーは勿論、ダブルスでのポーチやボレー合戦などのような時間的余裕が少ない場面でも高い操作性のおかげで安心でした。

セッティング

いくつかストリングを試しましたが、圧倒的に感触が良かったのはRPMブラスト

シャープな打感、スピードの出しやすさ、回転の掛けやすさ、いずれも良い感じで好感触。

素材的には硬めのポリであるブラストでしたが、打球感は十分に柔らかいまま球威が出るのでとても良かったです。

TRUEMAN
TRUEMAN
たわみが大きくなるように設計されているからかなのか、柔らかいストリングだとちょっと球が走りにくい印象!
普段よりちょい硬めのものを選ぶとちょうど良さそう!

新型と旧型(2021)の違いについて

新型:オールラウンド+バリエーション豊富
旧型:安定性+スピードに優れる

新旧の違いを簡潔に表すと上記の通りなんですが、想像以上にハッキリとした違いがありましたね。

どっちが良い悪いではなく、ご自身のプレーや求めるものに合わせて選び分けるのが吉です。

メリット・デメリット

メリット デメリット
・フラット系は打ちやすい
・軽やかな打球感
・操作性は良好
・ボレーがしやすい
・打ち負けやすい
・スピンは掛けにくい
・意外と弾道上がらない

ラケットの特性・ターゲット

ダブルス・・○・・シングルス
ボレー・○・・・ストローク
高い弾道・・○・・低い弾道
バリエーション・○・・・安定性
柔らかい・○・・・硬い
スイートエリア
先端寄り
・・○・・スイートエリア
手元寄り
イージー・・○・・スパルタン

ラケットの特性やターゲットは上図の通り。

単複問わずに使えるラケットですが、ストロークの強さで1本で打ち勝つというよりもスライスやボレーを交えたバリエーションの豊富さで相手を翻弄するイメージ。

サービスゲームはS&Vを軸に得点、リターンゲームではリターンを相手の足元に沈めて甘くなった返球は前に詰めながら処理・・・そんな積極的なプレーをしたくなるラケットです。

TRUEMAN
TRUEMAN
単複両方、ストロークもボレーもしたい、そんな要求(ワガママ)に高いレベルで応えてくれるラケット!

みんなのクチコミ・評価

複数の友達にこの新型CX400TOURを打ってもらって感想を聞かせてもらいましたので、その一部をまとめました!

・かなり打球感柔らかい(IC ALL)
・ボレーだけめっちゃ飛ぶ (PTプロ)
・面100だけど振り抜き悪くない
・打感は軽い (RPM BLAST)
・性能は良いがデザインが・・・

アドブロのご意見番であるずぉさん(※以前はCX400TOUR2021年モデルユーザー)にも打ってみてもらいました!

発売日・予約情報

新型CXシリーズの発売日は2024年1月13日(土)から発売されています。

ラケットの配色を再現したラケットバッグも用意されていますので、色味もしっかり揃えたい!っていう人はマストバイですね!

ライバルラケットの比較

<ライバルラケット>
・SPEED MP
・PERCEPT 100
・BLADE 100
・PURE STRIKE100
・TOUR100

CX400TOURを選ぶ理由:一番普通のボックス系かも

ライバルと比較すると新型CX400TOURは良くも悪くも普通のボックス系っぽい使用感が魅力ですね。

SPEED MPは妙にホールド感が強い、PERCEPT100はやはりアイソメトリックが影響、BLADEはD型断面なので純粋なボックスではない・・・という感じなので「面100で普通のボックス」っていうのは実は貴重な存在と言えるかもしれません。

まとめ:CX400TOUR 2024


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テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年

・オールラウンド器用貧乏
・EZONE98Lを愛用中
・クセの少ないラケットが好き
詳しいプロフィール

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