01-ラケットインプレ

新型CX200/400シリーズ(2024)はどう変わったのか。旧型との違いを考察。

DUNLOP(ダンロップ) CX 2024年モデル
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2024年1月に発売となる新作テニスラケット『ダンロップ・CX200/CX400シリーズ』についての情報をまとめました。

DUNLOP(ダンロップ) CX 2024年モデルのフレーム形状

従来からのCXシリーズの良さは残しつつ、DUNLOPらしい柔らかいフィーリングも追及したラケットへ変化しています。

TRUEMAN
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新型の方がボックスらしいフィーリングや性能を実現しています!

DUNLOP CXシリーズ 2024年モデル

DUNLOP(ダンロップ) CX 2024年モデル

新型CX(2024年モデル)の最新情報についてまとめました!

ダンロップの長い歴史を継承するボックス系ラケットであり、柔らかさとコントロールに定評のあるシリーズの最新モデルをチェックしましょう。

モールド(金型)も変更したフルモデルチェンジ

DUNLOP(ダンロップ) CX 2024年モデルの外観、デザイン

金型からボックス形状フレームを刷新し、ツアーでの高い実績を誇る卓越したコントロール性能はそのままに、プレーヤーに更なる飛びと、より攻撃的なスピンをもたらすことが可能に。

それはボックス形状特有のしなりやホールド感があるのに、よく飛び、良くスピンもかかるコントロール系ラケットの新しいカタチ。

さらに振動減衰性能の向上で、これまで以上にクリアで快適な打球感を実現。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/contents/2024cx/

新型CXシリーズはモールド(金型)から随所に変更が加えられており、完全なフルモデルチェンジとなっています。

以下に変更点の詳細をまとめています。

搭載テクノロジー・変更点

コントロールフレームジオメトリ-
(CONTROL FRAME GEOMETRY)
 – より長方形に近いボックス形状
 – フェイス10~2時に溝/くぼみ
 – トップ部分の正面厚を-1mm
 – 面内剛性+面外剛性を調整

パワーグリッドストリングテックプラス
(POWERGRID STRINGTECH+)
 – 中央部のピッチを縦方向に+2㎜

バイブロシールド
(VIEROSHIELD)
 – 3・9時+スロートに制振ゴムを配置

ソニックコアテクノロジー
(SONIC CORE TECHNOLOGY)
 – 重量増加を抑えてパワー+安定

樹脂パーツの形状変更
 – ヨークやトップの形状が変化

コントロールフレームジオメトリ-

DUNLOP(ダンロップ) CX 2024年モデルのフレーム断面形状

2021はフレームの内側と外側で厚みが違う台形の断面形状でしたが、2024はより長方形に近く「ボックスらしい形状」に変化しています。

DUNLOP(ダンロップ) CX 2024年モデルのフレームトップの溝

2024年モデルのフェイス内側・上部には僅かに溝(≒くぼみ)がプラスされています。

DUNLOP(ダンロップ) CX 2024年モデルのフレームトップの正面厚

フレームの正面厚も変更されており、トップ部分では前作よりも1mm薄くなっています。

パワーグリッドストリングテックプラス

DUNLOP(ダンロップ) CX 2024年モデルのパワーグリッドストリングテックプラス

2024年モデルはストリングピッチが拡大しており、中央部分のマス目は縦方向に2㎜大きくなっています。

バイブロシールド

振動減衰性能の向上で、よりクリアで快適な打球感を実現。

衝撃・振動吸収性に優れ、製品部材として広く応用されている制振ゴムをフェイス部(3時/9時部)とスロート部に配置。従来モデルよりも振動減衰性能が約13%向上し、よりクリアで快適な打球感を実現。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/contents/2024cx/index.html

ダンロップが得意としている制振ゴムをフレーム配置する事で、これまでよりも優れた振動減衰性能を実現。

ソニックコアテクノロジー

DUNLOP(ダンロップ) CX 2024年モデルのソニックコア・インフィナジー

ほぼ重量増加なしに、パワーアップと優れた面安定性を実現。

キーテクノロジーの「ソニックコア」の素材に、軽くて反発性と振動吸収性に優れた高反発ウレタン発泡体「Infinergy®(インフィナジー)」を採用。フェイス部に搭載することで、重量の増加を最小限に抑えながらパワーアップと優れた面安定性を同時に実現。さらに衝撃や不快な振動も効果的に吸収し、打球感もしなやかに。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/products/racket/24cx200.html

樹脂パーツの形状変更

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのヨーク部分、樹脂パーツの形状

細かい部分ですが樹脂パーツの形状が変更されています。

DUNLOP CX400TOUR (ダンロップ・CX400ツアー)2024年モデルのバンパー・グロメットの形状の変化

フレームトップのグロメット/バンパーの形状も変更されています。

スペック・ラインナップ

新型CXシリーズはこれまでと同じ7スペックが用意されています。

CX200 (2024)

モデル名DUNLOP
CX200
(2024)
フェイス
サイズ
98 inch2
重量305 g
バランス315 mm
スイング
ウェイト
フレーム厚21.5 mm
均一
フレックスRA65
(前作64)
ストリング
パターン
16×19
グリップサイズ2,3
発売予定2024年
1月13日
価格38,500円
(税込)

打球の威力とハイレベルなコントロールを求めるプレーヤーに。

パワーとスピン性能を高めた98平方インチの新ボックス形状フレームを採用。
大きなスイートエリアを実現し、しなりとホールド感に優れ、オフセンターショットでも振り抜きやすく、多彩なショットを自在に打ち込めるアスリートモデル。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/products/racket/24cx200.html

CX200LS (2024)

モデル名DUNLOP
CX200LS
(2024)
フェイス
サイズ
98 inch2
重量290 g
バランス325 mm
スイング
ウェイト
フレーム厚21.5 mm
均一
フレックスRA65
(前作64)
ストリング
パターン
16×19
グリップサイズ1,2,3
発売予定2024年
1月13日
価格37,400円
(税抜34,000円)

ショットの振り抜きと操作性を重視するプレーヤーに。

「CX200」の軽量バージョン。パワーとスピン性能を高めた98平方インチの新ボックス形状フレームを採用。
CXラケットならではのしなりとホールド感で、ハイレベルなボールコントロールを可能にし、鋭い振り抜きで、どんなショットもしっかりと打ち込める軽量アスリートモデル。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/products/racket/24cx200ls.html

CX200 TOUR (2024)

モデル名DUNLOP
CX200
TOUR
(2024)
フェイス
サイズ
95 inch2
重量310 g
バランス310 mm
スイング
ウェイト
フレーム厚20.5 mm
均一
フレックスRA65
(前作63)
ストリング
パターン
16×19
グリップサイズ2,3
発売予定2024年
1月13日
価格39,600円
(税抜36,000円)

ショットの安定性を重視し、さらなる球威を求めるハードヒッターに。

操作性に優れた95平方インチの新ボックス形状フレームを採用。
パワーとスピン性能を向上し、攻撃力を一層強化するとともに、優れた安定性とホールド感で、どんなボールも確実に捉え、より高精度なボールコントロールを可能にするツアーモデル。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/products/racket/24cx200tour.html

CX200 TOUR 18×20 (2024)

モデル名DUNLOP
CX200
TOUR
(2024)
フェイス
サイズ
95 inch2
重量315 g
バランス310 mm
スイング
ウェイト
フレーム厚20.5 mm
均一
フレックスRA65
(前作63)
ストリング
パターン
18×20
グリップサイズ2,3
発売予定2024年
1月13日
価格40,700円
(税抜37,000円)

ショットの安定性を重視し、さらなる球威を求めるハードヒッターに。

パワーとスピン性能を高めた95平方インチの新ボックス形状フレームに、18×20のストリングパターンを採用し、コントロールを一層強化。
ツアーレベルの戦いを制する攻撃力に加え、優れた安定性とホールド感で、より高精度なボールコントロールを可能にする限定ツアーモデル。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/products/racket/24cx200tour18x20.html

CX200 OS (2024)

モデル名DUNLOP
CX200
OS
(2024)
フェイス
サイズ
105 inch2
重量295 g
バランス325 mm
スイング
ウェイト
フレーム厚21.5 mm
均一
フレックスRA65
(前作62)
ストリング
パターン
16×19
グリップサイズ1,2,3
発売予定2024年
1月13日
価格37,400円
(税抜34,000円)

コントロールだけでなく、パワーや扱いやすさも求めるプレーヤーに。

パワーとスピン性能を高めた105平方インチの新ボックス形状フレームを採用。
「CX200」の卓越したコントロール性能を継承し、しなりとホールド感に優れ、ボールコントロールも自在。
ボックス形状を好み、扱いやすさとパワーやスピンも重視するプレーヤーに。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/products/racket/24cx200os.html

CX400 TOUR (2024)

モデル名DUNLOP
CX400
TOUR
(2024)
フェイス
サイズ
100 inch2
重量300 g
バランス320 mm
スイング
ウェイト
フレーム厚23 mm
均一
フレックスRA68
(前作67)
ストリング
パターン
16×19
グリップ
サイズ
1,2,3
発売予定2024年
1月13日
価格38,500円
(税抜35,000円)

パワーとコントロールを同時に求め、スピンも重視するプレーヤーに。

パワーとスピン性能を高めた100平方インチの新ボックス形状フレームを採用。
「CX400」よりもフレーム厚をやや薄くし(24→23mm)、フレックスも柔らかく設定。
「CX200」と「CX400」の中間的なスペックで、ホールド感に優れ、パワーとコントロールを同時に求めるプレーヤーに。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/products/racket/24cx400tour.html

CX400TOURについてはデモプログラムに当選したので、しっかりインプレ記事+動画にまとめてあります。

CX400 (2024)

モデル名DUNLOP
CX400
フェイス
サイズ
100 inch2
重量285 g
バランス330 mm
スイング
ウェイト
フレーム厚24 mm
均一
フレックスRA71
(前作71)
ストリング
パターン
16×19
グリップ
サイズ
1,2,3
発売予定2024年
1月13日
価格37,400円
(税抜34,000円)

操作性を重視し、スピードボールを正確に打ち込みたいプレーヤーに。

パワーとスピン性能を高めた100平方インチの新ボックス形状フレームを採用。
操作性に優れ、CXラケットならではのしなりとホールド感で、ハイレベルなボールコントロールを可能にし、スピードボールを正確に打ち込める扱いやすいオールラウンドモデル。

https://sports.dunlop.co.jp/tennis/products/racket/24cx400.html

新型CXの発売日・予約情報

新型CXシリーズの発売日は2024年1月13日(土)で、予約はすでに開始となっています。

1月中に購入するとTシャツを応募者全員にプレゼントというキャンペーンも実施されるそうです!

DUNLOPのラケットバッグも要チェック

新型CXと同じ配色が施されたラケットバッグも展開されています。

コーディネートもこれで完璧ですね!

まとめ:新型CXシリーズ・最新情報


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テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年

・オールラウンド器用貧乏
・EZONE98Lを愛用中
・クセの少ないラケットが好き
詳しいプロフィール

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