01-ラケットインプレ

ヨネックス・パーセプト100(2023)インプレ/レビュー。正統進化した新型テニスラケット。YONEX PERCEPT100

YONEX PERCEPT100 (ヨネックス・パーセプト100) 2023年モデルをレビュー、インプレッション
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今回インプレするのはブイコアプロ100の後継機種にあたる『ヨネックス・パーセプト100』です!

ヨネックス・パーセプト100(YONEX PERCEPT 100 2023)のフェイス形状

筆者
筆者
ブイコアプロ100の良さをしっかり継承した”正統後継機種”と言える1本ですね!

こんな人にオススメ
オールラウンドプレーがしたい
柔らかめの打球感が欲しい
ゆったり振っても飛ばしたい
VCP100から円滑に乗り換えたい
メリット・デメリット
○ 柔らかい打球感
○ 食いつきや減衰性
○ オールラウンドな性能
○ 弱点の少ない仕上がり
○ 前作から正統な進化

× 食いつきによる失速感
× 100Dに比べて没個性気味
× 前作からの進化は最小限

この記事では『YONEX PERCEPT 100』を徹底的に解説させて頂きます!

ヨネックス・パーセプト100
(YONEX PERCEPT100 2023)

ヨネックス・パーセプト100(YONEX PERCEPT 100 2023)のインプレッション・レビュー。
ヨネックス・パーセプト100(YONEX PERCEPT 100 2023)のシャフト

今回はブイコアプロ100(VCORE PRO100)の後継機種にあたる新型テニスラケット:ヨネックス・パーセプト100 2023年モデルをレビューしていきます。

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前作が黒ベースに緑+紫の強そうなデザインだったのに対し、今回のパーセプトは淡い緑色をベースにしたちょっと可愛らしい雰囲気のデザインへと変更されています。

ヨネックス・パーセプト100(YONEX PERCEPT 100 2023)のグロメットは半透明の緑色

グロメットも良く見ると黒ではなくて、半透明なグリーン系となっています。

筆者
筆者
前作がエヴァ初号機っぽかったのに対して、パーセプトはエヴァ仮設5号機っぽい色合いになったなと(個人の感想)。

スペック/仕様

ヨネックス・パーセプト100(YONEX PERCEPT 100 2023)のスペック
モデル名YONEX
PERCEPT100
フェイス
サイズ
100
重量300g
バランス320mm
スイング
ウェイト
(318)
フレーム厚23 mm
均一
フレックス(RA65前後)
ストリング
パターン
16×19
グリップサイズ1,2,3
発売予定2023年
9月上旬
価格40,700円
(税込)

(※カタログ値ではなく、PTレブ1.25を張り上げた状態での実測値)

前作(VCP100)からモールドやカタログスペック上の変更はありません

ヨネックス・パーセプト100(YONEX PERCEPT 100 2023)のデザイン、カラーリング

スイングウェイトとRA値はライズテニスサービスさんで測って頂いた数値となっており、ストラングの状態でSW318(フレームのみでは推定285前後)、RAは64となっています。

ちなみにTennisWarehouseではRA66となっていたので、パーセプト100の平均はRA65前後と考えても良さそうですね。

前作VCORE PRO100がRA63、パーセプト100がRA66とされていたので、パーセプトになってRA値は+2,3ポイントほど上がっているようですね。

RA値の近いラケットを一覧にまとめたのが以下の表になります。

63VCORE PRO100(2022)
BLADE100v8
CX200TOUR
TOUR100
64EZONE98(2022)
TF40
CX200(CX200LS)
ELEVATE
ELEVATE LITE
65PERCEPT100
PRESTIGE TOUR2022
G360+ PRESTIGE PRO
G360+ RADICAL MP/PRO
TR960CONTROL
TOUR18x20
66ULTRA TOUR100v4
FX500TOUR(2023)
BOOM PRO
VCORE98(2021)
VCORE100(2021)
XCALIBRE(エクスカリバー)
T-Fight RS300
G360+ EXTREME TOUR

パーセプト・シリーズの実測値

スペックスイング
ウェイト
(ストリング込み)
RA値
97
(ポリツアーレブ125)
31359
97D
(ポリツアーレブ125)
33260
100
(ポリツアーレブ125)
SW318RA64
100D
(ポリツアーレブ125)
32064
100L
(レクシスコンフォート125)
30864
104
(レクシスコンフォート125)
30262

パーセプト全機種のスイングウェイト+RA値の測定結果が上図の通り。

100はスイングウェイト318、RA値64なので、シリーズの中ではパワフルなスペックだと推測出来ます。

特徴・コンセプト

ヨネックス・パーセプト100(YONEX PERCEPT 100 2023)のフレームトップ

研ぎ澄まされた手のひら感覚で自在にボールをコントロール。
攻撃的にボールを操る、オールラウンドモデル。

https://www.yonex.co.jp/sp/tennis/racquets/percept-100.html

パーセプト100はシリーズの中でも最も標準的なスペックで、幅広いユーザーがオールラウンドに使うことが出来ます。

ヨネックス・パーセプト100(YONEX PERCEPT 100 2023)のシャフト内側

前作からの大きな変更点としてはサーボフィルター(SERVO FILTER)を搭載したことによるホールド性能・減衰性能の向上。

前作からの変更点やスペック一覧などはこちらの記事をチェックしてください。

インプレ:予想通りのマイルド系万能型

ストローク-1意外と失速感があるかも
ボレー0乗り感に慣れればGOOD
サーブ1回転の調整はしやすい
ドライブ1厚く捉えて打ち込める
トップスピン-1回転過剰で浅くなりがち
弾道の高さ1引っかかりは非常に良い
スライス-1若干調整がしにくい印象
反発力0辛くはないが乗り強め
パワー0まさに平均値という感じ
ホールド感2かなり食いつきはある
安定性0しなやかさの割には良い
操作性1扱いやすい300g
振り抜き1100にしては悪くない
減衰性1減衰性は良好
快適性1全体的に快適

打球感:しっかりホールド+程良い手応え

ヨネックス・パーセプト100(YONEX PERCEPT 100 2023)の打球感、フィーリング

パーセプト100の打球感は柔らかくホールドする感覚が強めで、インパクトでの手応えはほどよいレベル。

フレーム自体のしなりやたわみはそこまで大きい感じではなく、ストリングが大きくたわんで動くことで柔らかさが出てるという感じでした。

ヨネックス・パーセプト100(YONEX PERCEPT 100 2023)のグロメット、グロメット径は大きめ

ストリングのピッチ(間隔)は広く、さらにグロメット穴の直径も大きい(※前作同様)というのがこの感触を生み出しているようですね。

パーセプトは前作よりRA値が少し上がりましたが硬さは感じず、減衰性も含めて快適性は良かったです。

筆者
筆者
打球感やストリングの動き方はSPEED MP(2022)に近いんじゃないかと思います!

今回はポリツアーレブ1.25(新色ミント)を使っていたのですが、このセッティングだとかなり強くボールを掴むのでガッシガシ振っていける人向けだなと感じました。

性能:少しだけ控えめな万能モデル

コンセプト通りストロークからネットプレーまでオールラウンドに使える仕上がりのパーセプト100。

EZONE100やピュアドライブのようなパワー系黄金スペックと比べると、全体的にやや控えめ・大人しめといった印象でした。

サーブ:回転と変化で揺さぶるイメージ

ヨネックス・パーセプト100(YONEX PERCEPT 100 2023)のサーブを評価

回転の掛けやすさ、操作性の良さなどもあり、スピン系〜スライス系を使って相手を揺さぶるようなサーブが打ちやすかったです。

球速重視の1stサーブ(フラット系サーブ)も悪くはないものの、同シリーズの97と比べると球速や推進力は少し物足りなく感じました。

ストローク:バリエーションのある展開が可能

ヨネックス・パーセプト100(YONEX PERCEPT 100 2023)のストロークを評価

ドライブ系から少し高めの弾道のスピンまで調整はしやすく、バリエーションのある展開をしやすいラケットだなと感じました。

フルスイングのショットをコートに収めたい人はもちろん、ゆったり大きなスイングでコントロールを重視したいという人にもオススメ。

ただPTレブとの組み合わせだと食いつきの強さとスピン性能の高さが災いして、回転過多でショットが浅くなりがちな場面も。

この点においては新たに追加されたパーセプト100Dがカバーしているので、前作以上にスペック選びは悩ましい部分かもしれません。

ボレー:弾くよりも少し押す方がGOOD

ヨネックス・パーセプト100(YONEX PERCEPT 100 2023)でボレーをインプレッション・評価

ボレーのようなスイングでもボールの食いつき・乗り感はあり、弾いて飛ばすというよりも押して深さを出すイメージの方がGOOD

使い心地は前作とあまり変わっていないと感じたので、VCORE PRO100ユーザーのパーセプト100への移行も安心出来ると思います。

筆者
筆者
柔らかいフィーリングでオールラウンドに使いやすい、そんなコンセプトに違わぬ仕上がりになっていると感じました!

メリット・デメリット

メリット デメリット
・柔らかい打球感
・食いつきや減衰性に優れる
・オールラウンドな性能
・弱点の少ない仕上がり
・前作から正統な進化
・食いつきによる失速感
・100Dに比べて没個性気味
・前作からの進化は最小限

他スペックとの違い・選び分け

ここからはパーセプトシリーズでの100の位置付けや、前作ブイコアプロ100との違いについてまとめてみました。

100Dと比較:推進力と操作性に大きな違い

比較100100D
推進力
球威
弾道
高さ
中~高
回転
掛けやすさ
操作性

今回新規に追加されたのが100Dと比較すると、意外と別物感が強いなと思いました。

実際に同じPTレブを張って打ち比べてみましたが違いは明確で、100Dの方が重みもあって直線的な速さ・推進力を出していきやすく、一方の100は操作性が良く食いつきの強さによって高さや回転量の調整がしやすいといった感じ。

100Dの方がより威力重視・攻撃的プレーをしたい人に、100は操作性と調整力が欲しい人にそれぞれオススメしたいですね。

VCORE PRO100との違い:新型の方が安定性向上

前作にあたるブイコアプロ100(VCP100)と比較すると、若干ですがパーセプトの方がフレームのバタつき感のようなものは減ったんじゃないかなと思います。

VCP100はしなやかで食いつきの感じやすいラケットに進化したモデルでしたが、しなりだけでなくねじれやたわみ感も大きかった印象があります。

実際PTレブxPTファイアのハイブリッドにしたらあまりにも上手く打てなくて、VCP100を手放すことを決めたのでありました・・・

パーセプト100は柔らかさはありつつも無駄なねじれやたわみはなくなって、ストロークでもボレーでも安定したショットを打ちやすくなったと思います。

ライバルラケットの比較

<PERCEPT100のライバル>
SPEED MP
CX400TOUR
PURE STRIKE100
BOOM MP
TOUR100 など

パーセプト100のライバルに当たるのは、面100平方インチ+300g前後+23mm前後のスペックのラケットですね。

特にスピードMP、CX400TOURの2本はスペック上はほぼ同じということもあり、ぜひ比較したいモデル。

PERCEPT100:アイソメトリックのあるSPEED MP

モデル名PE
100
SPD
MP
CX400
TOUR
球威
しなり
(RA値)

65

62

67
操作性
振り抜き
スピン
ドライブ
スライス
食いつき
疲れにくさ

すごく雑な表現をすれば、パーセプト100は『ヨネックスがスピードMPを作ったらこんな感じ』っていうイメージ。

柔らかい打球感とスピンの調整のしやすさがありつつも、ヨネックス独自のアイソメトリック形状によってスイートエリアの広さや位置がスピードMPとは違うという感じです。

RA値はSPEEDが62、パーセプト100の65となっていますが、打球感の柔らかさは結構近い印象。

スピードMPの縦長フェイス形状があんまり合わなかった・・・という人はパーセプト100を試してみてると良いかもしれませんね。

CX400TOURもスペック上はほぼ同じですが、①センターフォーカスされたストリングパターン、②グロメットの直径は標準、③RA67で若干高め、という違いがあります。

CX400TOURの方がカッチリした打感から低く速いボールが打ちやすくなっており、パーセプト100の方が食いつく分だけ少し高めの弾道でスピンを掛けるスタイルとフィットしやすくなっています。

まとめ:ヨネックス・パーセプト100(2023)


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テニス系ブロガー
コトウダマサト (TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年

・オールラウンド器用貧乏
・TOUR100 290gを愛用中
・クセの少ないラケットが好き
詳しいプロフィール

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