01-ラケットインプレ

DIADEM ELEVATE TOUR V3(2023)は球威で押し込む1本!ダイアデム・エレベートツアー/インプレ・レビュー

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2023年1月下旬に発売を迎えるダイアデム(DIADEM)のエレベートツアー v3 (ELEVATE TOUR v3)をインプレッション!

diadem elevate tour v3 のシャフト部分

TRUEMAN
TRUEMAN
ターゲット層は高いプレースキルと体力を持っている人に絞られますが、重さが生み出すパワーと安定性は他モデルにはない大きな魅力!

言うまでもなく”使い手を選ぶラケット”ではありますが、製品としてのポテンシャルは非常に高く、良い意味で「凄く尖ったラケット」に仕上がっています。

diadem elevate tour v3 の外観
メリット デメリット
・若干マイルドな打感
・重みによる強い推進力
・押し負けない安定性
・一発の攻撃力
・ターゲット層はかなり狭い
・スピン系は振れないと厳しい
・振り切るのは大変


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テニス系ブロガー
アドブロ (TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約20年

・オールコートプレイヤー
 (※事象)
・EZONE98がメイン,,,??
・クセの少ないラケットが好き
詳しいプロフィール

DIADME ELEVATE TOUR v3
(2023年モデル)

diadem elevate tour v3 のシャフトからフェイスにかけて

2023年1月発売予定のダイアデム・新型エレベートツアー v3(2023年モデル)はデザインを一新。

diadem elevate tour v3 の外観

深い青、少し紫色に近いような色をベースに、要所にブランドロゴを白地でペイント。

スペック:シリーズで最も硬いRA67の設計

diadem elevate tour v3 のスペック表記
モデル名DIADEM
ELEVATE TOUR v3
ヘッド
サイズ
98平方インチ
重さ315g
バランス315mm
スイング
ウェイト
厚さ21.5mm
フラットビーム
フレックスRA67
ストリング
パターン
16×20
長さ27
グリップ
サイズ
2,3
価格税込
38,500円
発売予定日2023年1月

スペックとしては前作エレベートツアーからの変更はなし。

エレベート98と異なる点としては重量が315g/315mmになっていること、そしてシリーズでも最もしなりが少ないRA67になっているのが大きな特徴となっています。
(※98、LITEはRA64)

フレーム形状は3スペックともすべて同じ

diadem elevate tour v3 の全体

21.5mmの薄いフレームに、比較的スリムな縦長フェイス形状。

98/TOUR/LITEの3スペックすべてで同じフレーム形状となっており、単純に重さ・バランス・フレックス(Stiffness)での選び分けとなります。

打球感をインプレ!

ダイアデム・エレベートツアーv3(DIADEM ELEVATE TOUR v3)でのフォアハンドフォロースルー

RA67とシリーズ中で最も高い数値になっていますが、重さによる効果なのか想像以上にマイルド

インパクトでの衝撃はある程度抑えつつ、エレベートらしい中身の詰まった打球感をしっかり味わうことが出来ます。

しっかり振れる+しっかり当てられる人なら硬さを感じることは少ないと思われます。

前作と比較:ほぼ同じだけど少しだけカドが取れた印象

diadem elevate tour v3 に搭載されているテクノロジー

前作と比較すると若干ですが、インパクトにおけるガチっとした打球感が落ち着いてカドが取れた印象

新たに採用されているKRAIBON(クライボン)が打球感に影響しているのかもしれませんね。

ただし前作と比べても打球感に大きな変化ではなく、直接打ち比べしないと明確な差は感じにくいレベルだと思います。

性能をインプレ!

反発力+1
パワー+1
ホールド感+1
弾道の高さ-1
トップスピン0
スライス+1
安定性+2
操作性-2
振り抜きやすさ-1
快適性-1
※-2から+2までの5段階で評価

性能を端的に表すなら「振り抜ければエグいボールが飛んでいく」といったところ。

とは言えその振り切るためのハードルがなかなかに高いんですが。笑

ストローク:若干低めの弾道で突き刺さるような強打

ダイアデム・エレベートツアーv3(DIADEM ELEVATE TOUR v3)でのフォアハンド

前方向にエネルギーが伝わるのをハッキリと感じられ、推進力の強いフォアハンドを打ち込めます。

305gのエレベート98と比べると(僕のスイングでは)弾道が低めに出やすく、ショットのブレ幅も抑えやすいのは好印象。

ただ重さはかなり感じるため、スイングする時に全身に力が入ってしまいがち、反動で次への動きが遅れがちになってしまいました。

ダイアデム・エレベートツアーv3(DIADEM ELEVATE TOUR v3)でのバックハンドスライス

バックハンドに関してはスライスが自分のイメージより2割増しで飛距離が出る・伸びる感じがあり、無理に振り回そうとせずにキレイなインパクトさえ意識すればOK。

片手のトップスピンはかなりきつく、フラットならまだしもスピン量の細かい調整は早々にあきらめました。

一方で両手打ちバックハンドであればもう少し扱いやすく感じられ、エレベートツアーのがっちり感を球威につなげやすいはず。

ボレー:すべてはラケットセット次第

ダイアデム・エレベートツアーv3(DIADEM ELEVATE TOUR v3)でのボレー

ボレーにおいてはラケットセットがしっかり出来ているかどうかがカギ。

剛性+重みで打ち負ける感覚は全然ないのですが、当たらなければ全自動ドロップボレーに。

スイングで誤魔化す、微調整するというのは難しいので、ネットプレーは本当に最後のおまけ程度に考える方がいいのでは。

サーブ:フラットに打ち込む快感がある

ダイアデム・エレベートツアーv3(DIADEM ELEVATE TOUR v3)でのサーブ

305gのエレベート98はいろんな球種を打ち分け易かったですが、315gになるとサーブの球威でゴリ押しして崩していくスタイルと相性良し

特にフラットサーブで響き渡る打球音は快感。

スピンが掛からないことはないのですが、スイングが緩くなるともれなく相手リターンの餌食になってしまうので強く振り切るのが大前提となるラケットだと思います。

好きなところ:打ち抜く気持ち良さ

このラケットを使ってみて好きだと感じたポイントは、ドライブ系のショットを打ち抜けた時の気持ち良さですね。

TRUEMAN
TRUEMAN
打ち抜けたショットがウィナーになるとまさに快感です!

そして重さによる安定感、打ち負けにくさも性能的な魅力といえるでしょう。

イマイチなところ:ラケットに振り回される

ラケットに重みがあり、強くスイングをしようとするほどに力みが生じやすく、次の球への対応も遅れてしまいがちなところも。

TRUEMAN
TRUEMAN
カイリューが”はかいこうせん”を使った後のような状態ですね・・・反動が。笑

ライバルラケット:現市場では最重量級

重さを軸に、スペック的に近しいモデルは以下の通り。

21-22mm前後の薄い+315g以上はあまり多くはなく、TF40やT-Fight、ピュアストVS、RF97などがあげられるでしょう。

エレベートツアー v3を選ぶ理由は?

・TF40,T-Fight以上の打ち応え
・ピュアストVS以上の引っ掛かり
・RF97以上のパワフルさ
・青系のカラーリング

同カテゴリーのライバルと比較すると、球威のあるスピンを叩き込む安心感がセールスポイントではないかと思います。

ただしこの315g以上の薄ラケは絶滅危惧種でもあるので、「比較してこっちを買う」というよりも「これしかないっ!」という選び方・買い方になると思われます。

発売予定日:2023年1月24日

エレベートツアーv3は2023年1月24日発売予定となっています。

すでに予約は開始となっています!

エレベートと同色のラケットバッグも発売に!

今までのティールからカラーリングが刷新されたエレベートに合わせて、ラケットバッグにも新色が登場。

これでコーディネートも完璧!

【朗報】有料試打プログラムがあります!

取り扱いがグローブライドになったことで、ついにダイアデムのラケットも有料試打プログラムを利用してお試しすることが出来るようになりました!

・ELEVATEx3本、SUPERNOVAx3本
・合計6本セットで試打が出来る
・レンタル期間は10日間
・オンラインで申し込み可能
・費用は3,100円(送料込み)
・推奨ストリング張り上げ
・グリップサイズはすべて#2
・クラブプリンス登録で500pt

一気にダイアデムラケット全機種=6種類を試すことが出来、出費は必要になるものの6本を10日借りられることを考えたら相当お得なプログラム

お友達と複数人で借りたら相当金額も抑えられますし、電車に乗ってお店に試打ラケットを買いに行くよりお得かもしれません。

気になっている人はぜひぜひ!

まとめ:ダイアデム・エレベートツアー v3

diadem elevate lite v3 (ダイアデム・エレベート)

・推進力の強い315gの薄ラケ
・RA67だけどマイルドな打ち味
・重さによるパワーと安定性
・間違いなく使い手を選ぶモデル
・要求される要素のレベルは高い

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