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BX300はカッチリ感+スピードで攻める!BRIDGESTONE X-BLADE(エックスブレード)|ラケットインプレ

今回はBRIDGESTONEの競技者向けラケット:X-BLADE BX300のインプレをお届け!
これまでのこだわりを継承しつつ、現代的なテイストを盛り込んだ実戦向けの1本へ進化したBX300をがっつりインプレ!

X-BLADE BX300とは?

2005年に初代(PROBEAM X-BLADE)が登場し、2020年に15周年を迎えたX-BLADEシリーズ。
ブレード製法にグラスロービングを編み込むなど、独自の製法・仕様にこだわったラケットです。

X-BLADE BX300は2019年3月発売されたモデルで、ブレード製法を継承しつつもカッチリ感・安定性を高め現代的な性能を目指したモデルになっています。

スペック:X-BLADE BX300

モデルBRIDGESTONE
X-BLADE BX300
フェイスサイズ98平方インチ
重さ300 g
バランス320 mm
フレーム厚22mm
フレーム長27インチ
ストリングパターン16 x 19

振り抜きの良さとブレない安定性能を追求したハードヒッター向けトップモデル。

https://www.bs-tennis.com/xblade_bx/lineup.html

市場でも多く販売されている300g/320mmの重量バランスを採用。
幅広いユーザーにフィットするスペックとなっています。

採用テクノロジー:ホールド感アップの機能搭載

X-ブレード製法筒状に編み込まれたカーボン繊維で製造。
ホールド感・マイルドな打球感を実現。
ねじれを抑制。
CGカーボンブレード24Tカーボンとグラスファイバーを使用。
伸縮性が高く、しなりとホールド感が向上。
パワースタビリティ
カーボン
フェイス5・7時に高密度のカーボンを配置。
安定性能と高速スイングを実現。
レジツイストBフレームグロメットの溝を深くしたフレーム断面形状。
フェイスのたわみが大きくなりホールド感向上。

従来のX-BLADEを代表するX-ブレード製法はもちろん、新しい素材の追加+断面形状の変更など、こだわりの詰まった1本に仕上がっています。

ガッチリしたグロメット+ストリングパターンは共通

グロメットは幅もボリュームもあり、がっちりとした作りをしています。
打球感にも影響する部分なので、ここにもこだわりを感じます。
ストリングパターン、ストリングの間隔は300/305/315全て共通となっています。

セッティング:ブラックコード1.24mm

ストリングブラックコード 1.24mm
テンション(BSモニターラケット)
張り方1本張り
総重量325g
カスタム内容・オーバーグリップ1枚
・振動止め無し

ストリングはテクニファイバー・ブラックコード。BRIDGESTONEオンラインで当選したモニターラケットのため、詳細なテンションは不明です。
オーバーグリップを一枚巻きましたが、それ以外は完全にノーマルで使用しています。

動画インプレ:BX300/305/315イッキ打ち

315/305/300を打ち比べてきましたよ!
300が一番現代的な味付けで、どのショットも打ちやすかったです!

打感:カッチリ感+弾きを感じる

ストロークを打ってみるとまず感じるのはカッチリ感+弾きの良さ
BX305/315がしなりが強く感じられるのに対し、BX300は明らかに剛性感が高くパワフルな弾きを感じ取れ、ライジングのようなコンパクトなスングでもスピードのあるボールを打ちやすかったです!

打球感はプロスタッフ97CVやVCORE98に近いような印象でした。BX305/315に比べると硬く感じますね。

性能:どの場面でも使いやすい1本

剛性感があり、パワーを引き出しやすいBX300。
ベースラインから打っても良し、ボレーでもちょうど良いアシストが快適・・・と、どの場面でも使いやすさを発揮してくれました!

反発力:他モデルに比べて反発力に優れる!

反発力は十分。BX305/315に比べると明らかに反発力があります。
振った分だけ素直に球速が上がっていく感じ。

スペックがほぼ同じグラフィンXTスピードMPと比べると、ブレード製法のおかげかBXの方が少ししなり感がありコントロールしやすい印象。

スピン:フラットドライブ向き

X-BLADE BXシリーズに共通して言える事ですが、スピン性能はそれほど高くはありません。厚い当たりのフラットドライブを安定して打ち込む、そんなスタイルにフィットする仕様。

フラットドライブの速いボールで攻めつつも、押し込まれ気味の時は少し弾道を上げて時間を稼ぐ・・・くらいは出来そう。

操作性:過不足なく扱える水準

300g/320mmは市場の王道なだけあって、操作性は良いしある程度のパワーも出て、過不足なく使える設計。
ダブルスや反射的なボレーで不安なく使えると思います。

筋力がある人は+5~10gくらいプラスして、重さによる破壊力をアップさせるのもありかも。

データ比較:BX305/BX315/ピュアストライク

ここではBX305・BX315(いずれもブラックコード張上げ)、そして僕のメインラケットであるピュアストライク16/19(ナイロン張上げ)との違いについて触れていきます。
実際に打ってみた感触、ZEPPテニスセンサーで集計したデータの両面からまとめてみました。

BX305:スピンのかかり方に大きな差が

同じBXシリーズではありますが、300/305の差は大きかったです。
305はしなり感が強くコースコントロールはしやすいものの、スイングのパワーがしなり→回転量に変換されてしまい球速を上げにくく感じました。

上のグラフで85-100km/hの分布をみると、305(青い丸)の方が回転量が多めで、ボールのバラつきも大きい印象。
『回転量多くて良いじゃん?』って思う人もいるかもしれませんが、打ってる側からするとチョリっとしたボールばかりでスピードが上がっていかない感じでした。実際105-110km/hのボールは少なめ。

これでも300の時よりも、305の時の方が頑張ってスイングしてたんですけどね(笑)

BX315:重さによるフラットなボールが伸びる?

バランスはどちらも同じ320mmながら重量の差はなんと15グラム!
特に振り出しの重みが凄く、速いスイングスピードをキープするのは一苦労。
またBX315は305をベースにしているのでしなりが大きく、さらに重みによってボールの食いつき感は3機種の中で一番。

振り抜けた時はギューン!とボールが走るイメージがあったのですが、データからはなんとも言えない結果に。
300と比べると回転量は多めに分布していますね。

頑張って振った315、普通に振った300、球速的には大差無いので、実際の試合で使うなら確実に300ですね。

ピュアスト16/19 : ストリングの差も影響?

ピュアストライク16×19(バイオロジックXX128)と比較したデータがこちら。

感覚としてはどちらも同じくらい快適に使えましたが、データには大きな差が!明らかに回転量が多いピュアストライク、スピードが出ているBX300。
ちょっと意外な結果。
ただBX300はポリ、しかも緩んでたという点で球速が大きく出ている可能性はあるかも。ストリングの条件を同じにして打ち比べたらまた違う結果になりそうです。

回転量と球速の詳しいお話は別記事にまとめているので、合わせてチェックしてみてください!

まとめ:高速ボールで攻める1本!

BRIDGESTONE X-BLADE BX300のインプレまとめです!

まとめ

・BXシリーズの中ではカッチリした打感
・300g/320mmはどの場面でも使いやすい
・反発力がありボールのスピードが出しやすい
・プロスタッフやVCOREが競合ラケット
・球速を活かした攻めにフィットしやすそう

実際に打ってみて、無理なくスピードが出る使いやすいラケットに感じました。今メインで使っているピュアストと近い感覚で打てましたし、BX305/315よりも実践でも使いやすい1本だと思います。
ただ、これがX-BLADEらしい1本か?と聞かれたらなんとも言えない気が・・・。
BX315の強烈な個性の前では、ちょっと霞んで見えてしまいますね。

どうせならBX315、もしくはBX305カスタム?

スペック、使用感、どちらも尖ってるのがBX315。X-BLADEの歴史の集大成と言っても過言では無い仕上がり。オススメ出来る層は少ないですが、使い方次第ではもの凄いパフォーマンスを発揮してくれます。
操作性+しなりを求めるなら305をベースにカスタムしていくのもあり!

<この記事で紹介した製品一覧>