03-カスタマイズ/チューニング

ラケットを変えずにテニス肘・手首痛を防ぐ方法 [実はシンプルなやり方でもOK]

テニス肘、手首痛を防ぐ
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テニス肘や手首の痛みで悩んでいませんか?
僕も過去に何度か腕を痛めてしまって、思うようにテニスが出来ずに悶々とした経験があります。
今回は肘や手首に痛みが出た時に、ラケットを変更せずに実践出来る方法を3つほどピックアップしました!

テニス肘、手首痛に悩んでる?

肘が痛くてプレーがつらい・・・

手首が痛くて力が入らない・・・

肘や手首の痛みがあるとプレーするのも嫌な気持ちになってしまうくらい、つらいですよね。
かくいう僕も、過去に一度手首を痛めて数ヶ月思うようにプレー出来ない時期がありました。
痛めてしまうとプレー中はもちろん、日常生活ですら痛みを感じる事もしばしば。

でもラケットは買い換えられないよ・・・

という方もいる事でしょう。
コスト的にもすぐに別のラケットを買うというのも難しいのも事実。

でも大丈夫!
そんな人向けに、今回は手持ちのラケットを買い換える事なく実践出来る対処方法をご紹介します。

<ぜひ読んで頂きたい人!>

・肘や手首に痛みを感じる事がある
・ラケットは気に入っているのであまり買い換えたくない
・サポーターを使用しながらプレーしている
・あの時の自分

※技術的な問題点についてはまた別の記事で考察します。本記事では割愛させて頂きます

①ストリングを弾力のあるものに変更

まず最初に考えるべきなのは、やはりストリングのセッティング。
ナイロン系ストリング(マルチフィラメント)なら打球感がマイルドで、関節への負担も抑える事が出来ます。

特に[ポリウレタン]という素材を配合しているものは柔らかい感触のものが多く、とてもオススメです。
コスト的に余裕があるなら[ナチュラルストリング]を選ぶと、最高の打球感と快適性を実現する事が出来ます。

張り替え”頻度”がとっても大切

ナイロン系ストリングを選ぶだけではまだ不十分。
ストリングの張り替え頻度もとっても大切です。
関節への負担を考えると、最低でも1ヶ月くらいでの張り替えをした方がいいと感じています。

ポリエステル系のストリングを張って、2~3ヶ月そのまま使っている人がいますが、これは全くオススメ出来ません。
ナイロンにしろポリエステルにしろ、ストリングは時間経過と共に張力が下がり、素材の弾力性も失われていきます
するとインパクト時の衝撃がより腕に伝わるようになり、痛みを感じる要因となります。

2~3ヶ月切れないのはストリングが固すぎるかも?

週に1、2回テニスをするにも関わらずストリングが2〜3ヶ月切れない場合、ストリングが固すぎる・太すぎる可能性があります。
痛みを感じてしまう場合には、もっと柔らかいストリングを1ヶ月前後での張り替えを前提として選ぶのがオススメです。

「ポリは2〜3ヶ月切れないからお得!」と言う人も居ますが、そのせいで痛みが出たり、サポーターを買ったり、治療費を払ったり・・・・
もう、どちらが賢いかは言うまでもありませんね。

②ラケットは軽すぎませんか?

次に確認してもらいたいのはラケットの重さ。
テニスボールの重さは56~59.4gと規定されており、誰でも条件は同じですね。
しかしラケットの重さは人それぞれ。
重たすぎると取り扱いが難しくはなりますが、軽すぎる場合にはよりインパクト時に力を込める必要があり、腕への負担が大きくなってしまいます。

操作性を落とさない範囲で重量アップを

フレームに鉛テープを貼り付ける事で、重量アップさせるのも有効な対策のひとつです。
重みがある方がボールの勢いに負けにくく、インパクトでの腕への負担を軽減する事が出来ます。

2,3gずつぐらいを徐々に加重していきながら試すのがオススメです。
フェイスの下半分〜スロート部分の位置に鉛テープを貼る事で、操作性は大きく損なわずに重量をあげる事が出来ます。

振り遅れるのはラケットが重たいから?

重たくすると振り遅れるのでは?と聞いてくる人がいますが、適切な重量・スイングウェイトの範囲であれば振り遅れの原因になる事はないでしょう。

詳しくはテニスワンさんのブログに非常に分かりやすくまとめられているので、ぜひ一度チェックしてみてください。
ラケットが重いと振り遅れる!? (外部リンク)

③グリップサイズを少し大きくしてみる

グリップサイズも痛みを防止する為には重要な要素となってます。
最悪なケースとしては、スイートスポットを外したり、相手のボールに押し込まれ、必要以上に腕に力を込めてしまう( or 握り込んでしまう)事です。
この状態が長く続くと痛みを引き起こす可能性が高くなってしまいます。

こんな時は、グリップを太くする事でインパクト時のラケット伝わってくる力に負けにくくなります

まずはオーバーグリップを使って少し太くしてみる方法がオススメ。
古くなったグリップテープで良いので、下地として1枚巻いてみましょう。
この時、いつものように重ねずに巻くと凹凸が表に響かないので、2枚目を綺麗に巻きやすくてGOOD。

必要に応じて下に巻く枚数を調整していけば、ちょうど良い太さを見つけやすいですよ。
太い方が基本的には力負けしにくくなるのですが、太くしすぎると握りづらくなったりラケットを操作しにくくなったりする事もあるのでご注意を。

その他にも熱収縮チューブや、プロショップでのグリップカスタムなどもありますが、費用や手間が掛かるので最初はオーバーグリップの方が手軽ですね。

まとめ:道具で変えられるならトライする価値は有るはず。

いかがでしたでしょうか?
①ストリングを柔らかく
②重量を重く
③グリップを太く

この3点をまずはやってみてください。
ボール+ラケットから伝わってくる力・衝撃を緩和する事が出来るので、痛みの発生を抑えられます。
今日紹介した方法はそこまで大きな出費にはならないので、まずはトライしてみる価値はあると思いますよ!

もしこれでもダメだったら、その時に初めてラケットの変更なども選択肢に入れていけば良いかと思います。
痛みが出ない状況を確保出来たら、技術的な問題の改善にも力を注いでいきましょう!

「TFCC痛めたことある!」というコメントはもちろん、「今まで痛めた経験はない!」という方は是非使っているラケットやセッティングについてコメントしてくださいね!最後までお読み頂きありがとうございました!

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