カスタマイズ・チューニング

グリップの形状/サイズをカスタム!気持ち良く使う為に絶対に外せない握り心地のお話。[テニスラケットカスタマイズ]

Cover Pic : “Stanislas Wawrinka” by angela n. is licensed with CC BY 2.0. To view a copy of this license, visit https://creativecommons.org/licenses/by/2.0/

唯一の接点はグリップ=超重要!

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どんなに超一流のトップ選手であろうとも、テニスを始めたばかりの初心者プレイヤーであっても、スイング中のラケットとの唯一の接点がグリップ部分というのは全く同じですよね!

今回はこの極々当たり前、だけど極めて重要なグリップの形状と太さ、そしてカスタマイズのお話です。

For You !!

・グリップの太さや形状をカスタムしたい人
・ショットが安定せずに困っている人
・自分好みのラケットをずっと探している人
・パフォーマンスアップをしたい人!

ブランドによって形状や太さは異なるという罠。

知らない方、あまり気にして来なかったという方の為に解説させて頂きますが、グリップの形状や太さはブランドによって違いがあります。

YONEXなら軟式テニスに近い丸っぽい形状ですし、過去のHEADは平べったく潰れたような扁平タイプを採用していました。(※現在は丸型が標準になり、パレットで変更出来るようになっています。)
ウィルソンやバボラなどはその中間で、標準的な形状を採用しています。

別にどれが良い悪いではないのですが、テニスの変化にともなって厚いグリップの人が増えた事などもあり、扁平なタイプはかなり減って来ているのが現状です。

相棒のT-Fightはグリップがかなりの扁平タイプ

昨年末、今後の相棒として我が家にやって来たテクニファイバー・T-Fight RS300
素直な打感と性能で良いラケットなんですが、致命的な弱点はグリップの形状がかなり扁平形状だという事。

コンチネンタル(※反対に極端に厚いグリップも)なら高いフィット感があるし、フェイスの向きが把握しやすいのがメリットの扁平タイプ。
しかし、セミウェスタン〜フルウェスタンで握る事の多い僕にとってはフィットしにくく、指先の力だけで支える感じがしてしまいイマイチ。

テーピングによって多少の修正などは行いましたが、やはりこれにも限度があります。

「しばらく使えば慣れてくるかも」と以前にもトライした事がありましたが・・・テニス歴18年目にもなってグリップ形状を慣れないタイプに変更するのははっきり言って無理!全然無理!笑

あらゆるショットの根幹をなす『感覚』に直結しているとも言えるグリップ形状、ほんの些細な違いでもあっても違和感が生まれてしまうのです

感覚を調整するのは至難のワザ!

「使ってるうちに慣れるでしょう!」っていうタイプの人もいると思いますし、実際に形状が違ってもほとんど違和感なく打ててしまう人も確かにいます。
ただ僕の場合は本当にダメでした。何時間、何日か使い込むと多少マシになるものの、少し間が空くとまた振り出しに戻る・・・という感じ。
一方で、ウイルソンやバボラのラケットはいつ握ってもすぐ馴染める(※調子の良い悪いはまた別ね!笑)という事実。

過去にはHEADのGXT SPEED MP G2を使用していましたが、本当微妙にではあるもののウイルソンG2とは扁平率が違うので違和感が消えず、最終的にパレットをウイルソン型のものに交換したという過去もありました。

そのくらい、感覚を左右するグリップ形状は大切だっていうお話!

チューニングショップでT-Fightをカスタム!

「グリップ形状で悩むなんて時間の無駄!」と思い、相棒T-Fightのグリップ形状の変更とカップリング(※ラケットのスペックを揃える事)をやってもらいました!!

扁平形状だったのをプリンスの#3へ変更!

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今回はノーマルの#3だったグリップを、プリンス型の#3へ再成形をオーダー。

というのも、ウイルソンのG2とG3の中間の太さが欲しかったから!
実はプリンス型の方が若干細めらしいんですね。勉強になります(笑)
手は大きくないのですが、片手BHなどはグリップが太い方が明らかに打ち負けにくい・ブレにくいので、違和感のない範囲で太めにしたいところ。
そいう言った理由などもあってプリンス型#3になりました。

一般的に言われている、グリップの太さによる違いはこんな感じ!

<細いグリップ>
・手首が動かし易くヘッドを返しやすい
・スピン系のスイングに向いている
・現在の選手は細めの場合が多い
(フェデラーやナダルもG2~3程度)

<太めのグリップ>
・手首が無駄に動かず、打ち負けにくく安定性が高まる
・フラット系のショットに向いている
・以前は太めを選ぶ人が多かった
(サンプラスはG5くらいだったらしい!!)

☝️どっちがいい!とかではなく、手の大きさと目的に合わせたチョイスが大切。
面をブレにくくする為に女性がG3選ぶとかもアリだし、ヘッドをきかせたい男性がG1を選ぶのだってアリですよ。

重量/バランス/スイングウェイトも統一。

グリップ部分のウレタンを再成形してもらうのと同時に、持ち込んだ2本のT-Fightの重量/バランス/スイングウェイトのカップリングも実施して頂きました。

重さ
[g]
308308± 0
バランス
[mm]
310311+1
スイング
ウェイト
[kg*cm^2]
274278+4
長さ
[mm]
687687± 0
RA6868± 0
↑チューニング前


買ったお店・時期も異なる2本でしたが、意外と差は小さかったようです!
幸いにもRA68も同じで、スイングウェイトを軸に揃えて行けば同等のパワーに仕上げられそうという状況。
SWが少し低めだったので285に引き上げ、重さは315gをターゲットにして再成形&カップリングをしてもらうようにオーダーしました。

重さ
[g]
315315± 0
バランス
[mm]
310310± 0
スイング
ウェイト
[kg*cm^2]
285285± 0
長さ
[mm]
687687± 0
RA6868± 0
↑チューニング後


そしてこちらがプリンス型#3に再成形した後のスペック。
見事に重量・バランス・スイングウェイトが一致しており、ストリングの打ち比べなどもより正確に行えそうですね!
※初期段階であまりにもスペックのバラつきが大きい場合には、どの数値を優先的に揃えるか?という形でのチューニングになる事もあります。悪しからず。

鉛テープの位置の違いはちょい気になる?笑

数字的には最高の結果だったわけですが、1つだけ気になる点を挙げるとしたらこの鉛テープの量・位置の違い。

もちろんSWまで揃える為には違う量・位置になるのは当然なんですが、なんとなく鉛テープの見え方の差が脳みそを錯覚させてきそうですよね(笑)

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サンプラスに憧れてた層は鉛テープの違いを気にする確率が高いようです(アドブロ調べ)。

料金は2本で税込18,700円でした。

・グリップの再成形(2本)
・カップリング
これらのチューニングを実施してもらい、金額は¥18,700でした。

型落ちや海外品であればラケット1本買う事も出来る金額だと考えると決して安くはない、と感じる人が多いのではないかと思います。
ですが、自分にあっていない(バラつきのある)ラケットを4,5本持ってるより、自分にあっていてばらつきのない2,3本を持っている方が価値があると信じているので納得してお支払い出来るんですよね。

アドブロ的パーソナルスペックを探求

グリップの再成形、スペックのカップリングをして頂きましたが、ここがゴールではありません。
いやむしろここからがスタートだと言っても良いのかもしれません。

ここからはストリングの打ち比べ、さらなるスペックの微調整を繰り返して、自分にとって1番自然で使いやすい=パフォーマンスが上がるラケットセッティングを探っていきます!

目的:パーソナルスペック、手法:プロストック

今も昔もテニス界では”プロストック”というラケットが存在しており、いわゆる市販品・量産品とは異なるものとして高額で取引されていたりします。

プロストックを否定する気はないですし、趣味として購入するのは全然アリだと思います。(市販品にないモールド、スペックは確かに魅力だしね)
ただ、色々ラケットを買い換えたけど合わなかったから〇〇選手のプロストックを買って・・・というのは危険なんじゃないかと思うわけです。
『それって目的(パーソナルスペック)と方法(プロストック)が逆転しちゃってない?』と感じる場合もありますもんね。

そもそもプロストックだって『〇〇選手にとっての最高・最適』という、目的を達成する為の1つの手法に過ぎないと思うんです。
そもそも、あなたにとっての最高である保証なんてないワケですよ。
(プロストック買って悩む経済的余裕があるなら、カスタム費に充てた方が良いと思います)

今回のT-Fight RS300だって、ある意味では僕専用のカスタムを施された特注品(≒プロストック)と言えると思うんですよ!

あなたにとっての最高のラケットは誰かが用意してくれるものではなく、自分で見つけて作り出していくものだと思うんですよ!

カスタムの大切さも周知して行きたい!

そしてこの記事を書くにあたり、チューニングやカスタムの大切さもぜひ知って頂きたいんですよね!

1,2gで大きく変わるパフォーマンス。

まずはこの動画をみて頂きたい!
マチュー先輩、ライズテニスサービス、ラケットマイスターが協力して生まれたこの動画。
わずかな違いでボールに大きな違いが生まれているのが分かります!

でも実際に販売されてるラケットは同じモデルでも±3,4gずれているのは全然珍しくないですし、2本買って2本ともピッタリ同じっていうのは奇跡に近いと言っても良いかもしれません。

その上、それだけ違っても意外と普通に打てちゃうのは、ほぼ無意識にラケットに合わせたスイングに調整出来てしまうようになるからなんです。
でもそれってどっかで問題が生じるはずですし、本来はラケットをプレイヤーに合わせて調整するべきですよね。

あなたにとっての100点を見つけて行きましょ!

トッププロが使っているラケットやセッティングを真似するのも良いと思いますが、やっぱり楽しく快適に長くテニスを続けるには「あなたにとっての100点」なセッティングを見つけ出していくべきだと思うのです。

そして世界中のどこを探したって、あなたと全く同じプレイヤーなどは1人も存在しないんです。だから、自分にとっての最高のセッティングは自分で作り出す・見つけ出すものなんです。

もちろん、このブログはそんなあなたを応援したいと思っているので、何か疑問があれば問い合わせフォーム、twitterのDMなどで問い合わせて頂ければ出来る範囲で対応させて頂きます!

お問い合わせや相談は各チューニングショップ(受付)にどうぞ!

でもやっぱり相談するならその道のプロが良いよね!笑
って事で、いつもお世話になっているショップの情報も載せておきますので、カスタムやパーソナルスペックに興味のある方はぜひ問い合わせしてみてくださいね!

ラケットマイスター (Racket meister)

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ライズテニスサービス (Rise Tennis Service)

ブログ:https://risetennisservice.jimdofree.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/
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