・細いストリングでハイブリッドしてみた!
・ミクロスーパー1.25×ハイパーG1.20
・ラケットはEZONE98を使用してテスト
・単体使用よりも弾きが前面に!
・反発力、球離れは良い
・食い付きが少なくコントロールしづらい
・スピンはそんなに掛からなかった
・ミクロスーパーがありえないほど削れる!
細いゲージでハイブリッド
今回のテーマはこちら。
細いナイロンストリング、細いポリエステルストリング、この2つを組み合わせてハイブリッドにしてみよう!
ストリングの太い/細いの基準
まず初めに、ストリングの太い/細いの基準についておさらいしましょう。
一般的にストリングの標準的な太さは
ナイロン:1.30mm
ポリエステル:1.25mm
となっています。
これは僕が勝手に決めたわけじゃなく(笑)、現在販売されている商品もほとんどが1.30/1.25を基準に太い/細いが区切られています。
太さで性能はどう変わる?
同じ商品であれば、ストリングの直径が細くなるほどボールの弾きや反発力、ストリングの動きなどが増加する傾向にあります。
反対に太くなると、弾きや反発力は抑えられますが、切れにくくなります。
体力や技術によって感触はかなり変わりますが、”一般的には”だいたいこんな感じになります。
セッティング:EZONE2020でテスト
ここからは今回使用する道具についてまとめていきます。
ラケット | ヨネックス EZONE98 |
ストリングパターン | 16×19 |
メインストリング (縦糸) | ゴーセン ミクロスーパー 1.25mm |
クロスストリング (横糸) | ソリンコ ハイパーG 1.20mm |
テンション | 45ポンド/45ポンド |
ヨネックスの最新作、EZONE98に細ゲージの2つを組み合わせてみました!
フレーム厚が最大24mmですがシャフトは19mmまでしぼられ、しなりも出るように設計されているこのラケット。
細ゲージによって弾きが良くなるのか?
食い付き感が増えるのか?
しっかり打って試してきました!
細ゲージハイブリッドの性能
打感:弾く!いや、弾き過ぎる!
打感は意外と硬め。
ただとにかく弾きます!
パキィーンという感じの音を響かせつつ、インパクト後はすぐにボールが弾き出されて行きます。
食いつく感触はかなり薄い。
良く言えば弾きが良くてパワフル!
正直に表現すれば弾きが良すぎて扱いが難しい。
凄く神経使う(笑)
反発力:パワーはある
細ゲージにした事による最大のメリットは弾き・反発力が増した事!
特にリターンの場面、相手の速いサーブが入ってきてもコンパクトに当てるだけでも結構飛んでくれるので安心感ありますね。
スピン性能:掛かる時は掛かる
掛かる時は掛かるんですが・・・
フルスイングで打とうと力を込めると、弾きが良すぎてスピンかかる前に飛んでいってしまうぅぅぅ(笑)
こんなプレイヤーにオススメ
・弾きの強いストリングが欲しい!
・面の小さいラケットでもボールを飛ばしたい
・密なストリングパターンのラケットで飛ばしたい
ストリング側で弾き感を補いたい時にはお役立ち間違いなし。
ボールを楽に飛ばしたい女性プレイヤーにもいいかと。
ミクロスーパーが合わないかも
ミクロスーパーxハイパーGの組み合わせだと、完全に弾きやすいセッティングになりますね。
最近の剛性の高いフレームに組み合わせるならミクロスーパー1.25だとあまり相性が良くないのかも、と思いました。
もっと球持ちの良いストリングか、もっと太いゲージの方がボールが落ち着いてコントロールしやすいはず。
まとめ:細ゲージは弾き感が凄い!
今回はミクロスーパー1.25mmxハイパーG1.20mmのハイブリッドをテスト。
弾き感がすごい。
上手くハマればボールを楽に飛ばしてくれる快適なハイブリッド。
一方、弾きが凄すぎて、ラケットやプレイヤーとの組み合わせによっては神経擦り減らすような扱いにくい感触になるかも。
ストリングに大きな弾き・アシストを求めるプレイヤーならメリットは大きく感じられるはずです!
今回も最後までお読み頂きありがとうございます!今後もストリングのインプレなど、楽しんで頂けるようなコンテンツをどんどん発信して行きます!「ミクロスーパーを数十年愛用してる!」とか「実はポリエステルしか張ったことがない!」など、どんな事でもコメント頂けるとモチベーションがとっても上がりますので是非!