ストリング

[スコーピオン インプレ]柔らかめの打球感でハードルの低いポリエステルストリング!|WeissCannon(ヴァイスカノン)SCORPION

柔らかめ打球感のポリ

WEISS CANNON SCORPION

柔らかめの打球感

ボールの抜けが良い

緩いスイングでも大丈夫

7

パワフルさ

6

スピン性能

5

しっかり感

7

扱いやすさ

この記事のポイント

ヴァイスカノンのスコーピオン(SCORPION)をインプレッション。

比較的しっかりとした打球感が多かったヴァイスカノンの中では、柔らかめの打球感で扱いやすいのがスコーピオンの特徴!
スイングスピードはそれほど速くないけどポリを使いたいという人にぴったりなストリング!

SCORPION(スコーピオン)

ドイツを拠点とするストリングブランド:ヴァイスカノン( WEISS CANNON )。
今回はそのラインナップの中でも、反発力に優れたポリエステルストリングであるスコーピオン(SCORPION)をインプレッション。

スコーピオン(SCORPION)のスペック

製品名スコーピオン
SCORPION
素材ポリエステル
断面形状丸型
構造モノ
太さ1.22mm
1.28mm
(1.33mm)

少し透明な感じの白色をしているスコーピオン。
日本ですぐに購入出来るのは1.22mm/1.28mmの2種類で、少し細めになっています。

公式HPに書かれている特徴としては、
・優れたパワー
・スピン性能
・耐久性
・コントロールとタッチ
・テンション維持性能
・張りやすさ
などが挙げられています。

セッティング:ピュアストライクに45ポンド

ストリングスコーピオン 1.22mm
ラケットピュアストライク 16/19
2017年モデル
テンション45ポンド
張り方1本張り
重量増加+16.3g

今回は少し細めの1.22mmをピュアストライクに張り上げてみました。
重量増加は16.3gとなっており、同社のシルバーストリング1.25mmが+16.7gだったのを考えると妥当な感じ。

張ってみた感触:少し硬めで張りやすい

表面はツルツルしており滑りは悪くなかったです。
素材自体には意外と張りと硬さがあり、クセがつきにくくストリンギングはしやすかったです。

・優れたパワーのポリ
・少し細めの1.22/1.28mmがある
・ストリンギングがしやすい

打感:柔らかくて楽に振り抜ける

まず感じるのは柔らかさ
緩いスイングでも柔らかさ・食いつきを感じられました。
またインパクト後の球の抜けが良く、手応えが軽めで振り抜きやすいです。

プロレッドコードに似た打球感

打球感が似ているのはプロレッドコード(WAX)の1.20mmの細ゲージ。

柔らかめ打球感なのと、すっきりとボールが飛ぶ感触が似ています。
ハードすぎないポリを求める人にはどちらもフィットするはず。

性能:緩めのスイングでもしっかり飛ぶ!

スコーピオンは緩めのスイングでもボールがしっかり飛ぶのが良いポイント。ストリング側で飛距離が出せるので、スピンを掛けても浅くなりにくいのが良いポイント!

反発力:緩めのスイングでも結構飛んでくれる

スコーピオンの良さを強く感じたのはストロークでゆったりとしたスイングをしている時
柔らかくホールド感がありつつも、意外と飛びが良い。
1.22mmと若干細いのが弾きを生み出しているのかも。

反対にある程度スイングスピードが上がってくると、柔らかさのせいでパワーロスする感じが強まります。フラット系のサーブ、全力で振り切るストロークでは、振った割に強い(速い)ボールにならない印象。
普段から硬め+太めのポリを使用している人には、結構な違和感が残るかもしれません。

スピン性能:こするスイングでもある程度OK

ストリングがある程度ボールを飛ばしてくれるので、回転量は多く掛けられるように感じました。弾道を上げる・下げるといった調整はしやすかったです。

耐摩耗性:少しノッチが出来やすい

細ゲージだったという事を差し引いても、ノッチは少し出来やすいようです。
表面の滑りは悪くは無いものの、スピン系ストローカーやハードヒッターには耐久性の面で厳しそうです。

データ比較:緩めのスイングではメリット有り

同じWEISS CANNONのストリングであるシルバーストリングウルトラケーブルとフォアハンドの打ち比べを実施。
テニスセンサーによるデータ比較したのこちら表です。

緩く振ってもある程度スピンが掛かる

普段通りのスイングと、回転を意識したスイングでほぼ同じ数値になっています。
弾道の高低に差こそありますが、意識しないでも自然とスピンのかかったボールになっている事が分かります。
楽に振ってもある程度のボールを打つ事が出来るのが、このスコーピオンの大きなメリットとなっています。

強い・速いスイングには不向き。

逆に、強くスピンを掛けようとしてもあまり変化しないところから、強いスピンボールを打ち込むのには不向きと言えるかもしれません。
強打した時にはしっかりスピードと回転量は出ているものの、若干コントロールしづらい印象だったので、ゆったりしたスイングをメインに組み立てる方がスコーピオンの良さが出せると感じましたね。

コスパ:単価は安いので悪くはない

柔らかめの打球感、単価の安さを考えるとコスパは悪くはないですね
ただし、フィーリングの近いプロレッドコードが同等orより安価で購入出来る為、コスパ自体が大きなアドバンテージとは言えないところ。

単張最安値:¥1,000+送料

WEISS CANNONのストリングは、現状ではテニスショップ・アミュゼさんが取り扱っています。
価格は¥1,000+送料で、ゲージは1.22mm/1.28mmの2種類のみです。

ロール最安値:1張分¥738!

ロールはの最安値は¥11,800、1張り分は約738円まで安くなります
コストを抑える事が出来るので、特に張り替え頻度が高い人はロール買いが間違いなさそう。

ライバル比較:レッドコードやブラックヴェノム

性能やフィーリングが近いのはテクニファイバーのレッドコード、性能が近くてより柔らかい打球感を持ったブラックヴェノムなどは比較したいポリ系ストリングですね。

プロレッドコード:性能もコスト面も同等以上?

性能はほぼ同等、打球感も結構スコーピオンと似ているプロレッドコード。
店舗や時期によってはスコピーオン以上に安く購入出来、コスパにも優れているのも大きなメリット。
標準的な太さの1.20mm/1.25mmが展開されてる為、悩んだらとりあえずプロレッドコードの方を選べば良いと思います。

ブラックヴェノム:もっと柔らかい打球感

スコーピオンよりも柔らかく食いつきの良い打球感を求める人にはポリファイバーのブラックヴェノムがオススメ
しっとり感が強い打球感は、薄ラケや18×20パターンのラケットに張れば食いつき感をプラスしつつもマイルドな打球感にする事が出来ます。

これら以外にも50機種以上のストリングをインプレしているので、好みのストリング探しのヒントとしてご活用ください!

オススメ:ゆったりスイングでラリーをした人に!

・ナイロンはあまり好きでは無い
・柔らかめの打球感が欲しい
・飛びもある程度欲しい
・スイングスピードはそれほど速くはない
・プレースメントで組み立てたい

・コストもある程度抑えたい

こういった要素を満たすプレイヤーにはスコーピオンはフィットするはず。
ゆったりしたスイングでもある程度のボールが飛んでくれるので、プレイヤーはコントロールや配球に集中する事が出来ます。

中厚系、黄金スペックなどのラケットにも問題なく使用出来ると思いますが、扱いやすさを考えると太めの1.28mmを選んだ方が無難でしょう。

まとめ:柔らかめで扱いやすいポリエステル

スコーピオン・まとめ

・スコーピオンは柔らかめの打感
・ゆったりスイングでも自然とスピンかかる
・ある程度の飛びをアシストしてくれる
・強く速いスイングではパワーロス気味
・単価が安く、コスパは悪く無い