最強であり続けるセレナ・ウィリアムズ
Embed from Getty Images今年39歳を迎えるセレナ・ウィリアムズ(Serena Williams)ですが、今もなお現役最強選手として第一線で活躍を続けています。
グランドスラム通算23勝
グランドスラムではシングルスで通算23勝を上げており、女子では歴代2位の記録となっています。
またセレナはグランドスラム4大会+オリンピックのシングルス・ダブルスの全てで優勝しています。
これは男女を通じても歴史上でセレナただ1人。
また10代の頃から活躍をしており、1990年代/2000年代/2010年代/2020年代と、4つの年代で活躍している伝説的な選手となっています。
使用ラケット:Wilson BLADE SW102 AG
Embed from Getty Imagesセレナが使用しているラケットはウイルソンのBLADE SW102 Autograph (ブレードSW102オートグラフ)。
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— Wilson Tennis (@WilsonTennis) August 18, 2020
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黒をベースに、フレームトップにはゴールドを配色したデザインとなっています。
モデル名 | BLADE SW102 Aoutograph |
フェイスサイズ | 102平方インチ |
重さ | 306g |
バランス | 330mm |
フレーム厚 | 22mm |
フレーム長 | 28インチ |
ストリングパターン | 18 x 19 |
スペックの中で最も特徴的なのがフレーム長が28インチに設定されている点ですね。
長さからくる遠心力は、27インチとは比べ物にならないほどの球速・球威をもたらしてくれます。
ただしタダでさえ扱いの難しい28インチ設計に加え、306g/330mmというトップヘビー気味の重量バランス設計になっているため、扱いきれるプレイヤーは多くはないラケットです。
前作は104平方インチ?
Embed from Getty ImagesBLADE SW102の前は、同じくBLADEのSW104というモデルを使用していました。
長さや重量バランスは同じですが、フェイスサイズが104平方となっています。
SW102と形状もほぼ同じですので、セレナが実際に使っているラケットが104なのか102なのかはなんとも言えない部分ですね。
(マーケティング的な理由で、デザイン変更とフェイスサイズの表記を102に変更した・・・という可能性もあるかも。)
使用ストリング:ナチュラル x 4Gのハイブリッド
Embed from Getty Imagesセレナが使用しているストリングは、縦にウィルソンのナチュラルストリング1.30mm、横にルキシロンの4G 1.25mmのようです。
セレナの圧倒的なパワーを生かしつつコントロールをするのに、ナチュラルx4Gの組み合わせが良いのかもしれませんね!
過去には錦織圭選手もナチュラルx4Gの組み合わせを使用していたので、トッププロにも支持されているハイブリッドですね。
ウェア:NIKEを使用
過去にはブラックパンサーモチーフのウェアも!
セレナが出産からの復帰時(全仏オープン)に着用したのが、全身をピタッと覆うようなシルエットのウェア。
Embed from Getty Images映画ブラックパンサーから着想を得たウェアらしく、”キャットスーツ”と呼ばれて話題となりました。
なおその後、協会によってこのような全身を覆うウェアは着用禁止という事になったようです。
(タイツやコンプレッションウェアは問題無いようです。)
キャリア初期はPUMAを着用
Embed from Getty Imagesキャリア初期(2003年頃まで)はPUMA(プーマ)を着用していました。
他の選手を遥かに凌ぐ身体能力、圧倒的なサーブとストローク・・・セレナの強さとプーマの躍動感のあるイメージの組み合わせは悪くなかったですね!
(まさか10数年後も第一線で活躍し続けているとは、さすがに予想出来た人はそう多く無いはず。笑)
その他の選手についても情報まとめています
セレナ以外にも大坂なおみ選手、フェデラーやナダルといった選手たちのラケットやストリングについても情報をまとめています。
トップ選手の道具を見比べて楽しむのも良し、憧れの選手のスペックを真似してみるのも良し!