新型ツアープロZをインプレ!

ありがたいことにプリンスさんから新型テニスシューズ:ツアープロZⅦをご提供頂き、数カ月に渡って使用してきました!

ここ数年はプリンスのテニスシューズを愛用してきているんですが、この新型ツアープロZは歴代モデル以上の完成度を誇る1足になってますね。
ブラック×オレンジのCGをテスト

今回テストさせて頂いたのはブラック×オレンジのCG(クレー&グラスサンド用)の26.5cm。
※アドブロの足型とフィット感については前作同様でしたのでこちらの記事をご参照ください。

新型はブラックをベースに鮮やかなオレンジを組み合わせた配色になっており、前作・前々作よりも存在感のあるビジュアルになってますね。
アッパーは前々作に近づいた?

前作Z6(左)と新型Z7(右)のアッパーを比較したのが上の画像。
Z6は格子のようなパターンだったんですが、Z7では横方向へ細かくラインが走っているようなパターンのアッパーに変更されています。

Z6(左)とZ5(右)のアッパーの比較がこれなんですが、これを見るとZ7はZ5に近いアッパーを採用したというのが良く分かりますね。
スタビリティと快適さのバランス◎

今回はオムニコートでツアープロZ7 CG(※クレー&グラスサンド用)を使用してきましたが、スタビリティの高さと快適さのバランスが非常に良かったですね。

ラリー中にブレずに安定していて、ダッシュやストップの際に力を逃がさず地面に伝えることができます。
地面との接地感はダイレクトで好印象

スタビリティ系に分類されるツアープロZですが、地面との接地感はダイレクトで非常に好印象。
ほぼ同時に登場したツアープロライト9のほうがクッション性重視で、ダイレクトな接地感は控えめと言えますね。

地面を感じ取りやすくアウトソールのグリップ力も十分にあるので、機動力の面で大きなアドバンテージを感じられました。
踵まわりのフィット感はやっぱり最高

従来モデルから継続している大きなヒールカウンターパーツは踵を包み込むようなフィット感を実現してくれるので本当に最高ですね。
他ブランドのシューズを履いたりしたりもするんですが、そのたびに「踵まわりのフィット感が足りん・・・」と不満を感じてしまう身体になってしまいました。
シューズとのフィット感を左右する要素である踵まわりの設計が改めて素晴らしいと実感しました。
初日から快適に履けるのも良い

プロからも評価が高かったツアープロZ5は素晴らしいサポートと剛性を誇った一方、初めて履いた時のタイトさと硬さにより若干しんどかったのも事実。
その点、今作は剛性感は十分に残しつつも初日から快適に履けるアッパーの柔軟さも実現。
一般プレイヤーでも十分に恩恵を感じられるテニスシューズになっています。
ツアープロZⅦのスペック
| 商品名 | ツアープロゼット 7 |
| 発売時期 | 2025年12月下旬 |
| サイズ | 23.0~29.5cm |
| 幅 (ラスト) | 2E相当 |
| 色 | ブラック×オレンジ ホワイト×オレンジ |
| 生産国 | MADE IN CHINA |
| 価格 | 19,250 (税込) |
ツアープロZ7の諸元は上図の通りで、足幅に関しては2E相当となっています。
重量は歴代モデルとほぼ変わらず
| モデル名 ※全て26.5cm | 重量 |
| ココ・デルレイ | 330g |
| ツアープロライト9 AC | 341g |
| ツアープロライト9 CG | 343g |
| ツアープロライト6 CG (※紐を社外品に交換) | 358g |
| ツアープロZ5 AC | 374g |
| ツアープロZ6 CG | 377g |
| ウーバーソニック3 MC | 378g |
| ツアープロZ7 CG | 382g |
| ツアープロZ6 AC | 389g |
| ゲルレゾリューション8 OC | 389g |
重量に関しては歴代モデルからほぼ変わらずで、スタビリティ系としてみれば「まぁそんなもんだよね」っていう感じですね。
こちらの動画でも語られていますが重量に関する不満というのはほぼ出ておらず、実際に履いてみても重さが気になることは無かったですね。
発売日:2025年12月下旬
ツアープロZ7は2025年12月下旬に発売となっています。
プリンスはAC(オールコート用)とCG(クレー&グラスサンド用)という独自の表記になっていますので、オムニでプレーする方はCGを選んでください。

アドブロ (コトウダマサト/TRUEMAN)
・30代男性
・テニス歴約23年
・オールコートプレイヤー(自称)
・ラケット購入累計100本超え
・ラケット累計200本以上テスト
・ストリングは200パターン以上テスト
アドブロの詳しいプロフィール












