インプレッション・感想

2016ピュアアエロプラス (PURE AERO+) :バボラとしては硬い感触のスピンラケット| インプレッション

かっちり硬いスピンラケット

バボラ ピュアアエロ+(2016)

硬めの打球感

感覚を超えるスピン量

爆発的なパワー

8

パワフルさ

7

スピン性能

7

かっちり感

5

扱いやすさ

ナダルの12回目の全仏制覇。
その裏で、僕は旧型ピュアアエロ+をテストしてきました!

ピュアアエロプラスとは?

アエロプロドライブ

ピュアアエロ2016

ピュアアエロ2019
と進化してきたアエロシリーズ。
今回は1つ前のピュアアエロ2016年モデルのプラスモデル(0.5インチロング)のテストしました。

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ナダル(Rafael Nadal)を筆頭にペール(Benoit Paire)やツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga)と言った選手達に愛されたこのモデル。
(※実際はほとんどペイントジョブですが。)

10年以上続いてきたアエロプロドライブ(通称APD)シリーズから、ピュアアエロという名称に変更され大きなインパクトをもたらしたモデルになります

Pure Aero + 2016

ピュアアエロプラス:スペック&セッティング

続いてはスペックです。

モデル名ピュアアエロプラス
Pure Aero Plus
ヘッドサイズ100 平方インチ
重さ300g
バランスポイント320 mm
フレーム厚23 / 26 / 23 mm
フレーム長27.5 インチ
STIFFNESS69

TENNIS WAREHOUSE(https://www.tennis-warehouse.com)よりでSTIFFNESS=フレームの硬さをチェックしたところ、2016年モデルが69、2019年モデルが67と若干旧型の方が硬い仕様になっています。

ストリングはこちら。

縦ストリングバボラ VS touch
横ストリングバボラ RPM ブラスト

フレームからストリングまで、一応バボラの組み合わせとなっています。

打感:結構な硬さを感じる・・・

実際打ってみて最初に感じたのは結構な硬さでした。
インパクト時に「バンっ!」という硬い感触が手に伝わってきます。
バボラはピュアドライブやピュアストライクも使ってきましたが、それらに比べるとかなり硬く感じると思います。

僕には硬く感じる

ボールの食いつき・ホールド時間はそれほど強く感じることは無く、どちらかというと弾き感の方が際立っている印象でした。

またストリングが張ってから時間が経過していたこともあり、弾力が無くなってしまったのも影響していたんじゃないかなと思います。

パワー / 反発力:0.5インチの恩恵もありパワフル

パワーはすごかったです!
固めの感触で一気に弾き出す反発力、0.5インチロングによるパワーも加わり、振り切れた時はかなりパワーののったボールが飛んでいきます

ピュアドライブの方がマイルドな感触とボールホールド、そのあとの反発力を強く感じられるのですが・・・ピュアアエロはもっとしっかり振り切れる人向けのラケットだと思いました。

振ってこそのラケット。

当てるだけでも多少反発力はあるのですが、このラケットの良さはやはり振ってこそのものだと思います。
パワーもありますがスピンも掛かるので、とにかくフルスイングして相手を押し込んでいくテニスにフィットしやすいと思います。

0.5インチロングはスイングウェイトが大きく、取り回しが良いわけではないので、細かくいろいろやるよりは振り切っていく方がいい・・・というか、そうじゃないとロングのメリットはないかなと。

以前に比べると明らかに0.5インチ以上のロングラケットは市場から減っていますが、ピュアドラなどの黄金スペックには十分パワーがあるのでロングにするメリットがそこまで大きくなくなってしまったのも一因かと思いますね。

スピン性能:自然とスピンが掛かる!

スピン系ラケットと言えばピュアアエロ・・・って言っても過言ではないモデルだと思いますが、そのイメージの通り優れたスピン性でした!

高いスピン性能

ストリングの影響もあると思いますが、比較的硬めの感触にも関わらずスピンはかなり掛かるので、慣れるまで若干の違和感はありました。

ピュアストライクには主にナイロンストリングを組み合わせてマイルドな打感+高いスピン性能を発揮する事が出来ていたのですが、このピュアアエロにはポリエステルストリングの方が相性が良いと思います。

しっかり振れる人が滑りの良いポリを使って、ガンガンスピンボールを打ち込んでいく・・・そんなスタイルが良いかなと。

まとめ:スピンを駆使するストローカーには最高。

噂通り高いスピン性能だったピュアアエロプラス。振り抜きさえすればしっかりスピン掛かります。

このプラスモデルはスピンを駆使してストロークで相手を打ち負かしていくスタイルには凄く良いと思います。高いスピン性能と、0.5インチロングによるボールスピード。上手く使いこなす事が出来れば、かなりのパフォーマンスを発揮出来ると思います。

少ししんどいかな?と思ったのは、想像よりも硬い打感、0.5インチロングによる取り回しの若干の重さでした。サーブとストロークでガンガン押し込む方がやりやすいですね。

と言っても新型は少しSTIFFNESSも下がり、打感としても柔らかくなったみたいですし、取り回しもノーマルのレングスなら苦労する事も無いと思います。

好きな感触とプレースタイルに合わせてチョイスすれば、大きく失敗する方はそうないと思いますね。

ライバル比較:EZONE 2020

スペック的に近いEZONE2020は気になる存在。
スピン性能が高いピュアアエロに対し、EZONE2020は柔らかい打球感とボールスピードが魅力。
振り抜ける98、反発力を活かしながらパワーボールを打ち込む100。
良い意味で悩ましいラインナップになっています。

この他にもラケットのインプレをいくつも用意していますので、合わせてチェックしてみてくださいね!
→ ラケットインプレッション一覧