美しくバランスの良いフォームから放たれるバリエーションに富んだショットの数々。
クレーで抜群の強さを誇るベテラン、パブロ・クエバス(Pablo Cuevas)のラケットのスペック、ストリングのセッティングについて調べました!
パブロ・クエバス (Pablo Cuevas)
Embed from Getty Images Embed from Getty Images美しくバランスの良いフォームから放つストローク、タッチの良いボレー、予想を超えるトリッキーなプレー。
魅力に溢れたベテラン選手のパブロ・クエバスに注目です!
パブロ・クエバス:プロフィール
名前 | パブロ・クエバス Pablo Cuevas |
生年月日 | 1986.1.1 |
身長 | 180 cm |
体重 | 78 kg |
出生地 | アルゼンチン コンコルディア Concordia , Argentina |
居住地 | ウルグアイ サルト Salto , Uruguay |
利き手 | 右 Right-Handed |
キャリアハイ | 19位 (2016.8.15) |
キャリアタイトル | 6 <2017> Sao Paulo (Clay) <2016> Sao Paulo (Clay) Rio de Janeiro (Clay) <2015> Sao Paulo (Clay) <2014> Umag (Clay) Bastad (Clay) |
クエバスが実際に使っているラケット・ストリング
そんなクエバスが実際に使用しているラケットに注目!
スペックやセッティングに関して、参考にさせて頂いたのは以下のページです。
https://americanway.com/en/features/2018/01/pablo-cuevas
Embed from Getty Imagesラケット | HEAD プレステージ MP (i.Prestige MP XL ベース?) |
長さ | ノーマル +3cm |
重さ | 355g (ストリング無しの状態) |
ストリングパターン | 18 x 20 |
メインストリング | ルキシロン アルパワー |
クロスストリング | ルキシロン 4G |
ラケットはロング仕様?ラジカルペイントも!
クエバスのラケットは歴代プレステージMP。(14歳の頃からプレステージユーザーだそうです。)
といっても中身はいわゆるプロストックで、マレーやハースなどが使用していたものとベースは同じと思われます。
特に目を引くのが+3cmという長さ!
(分かりやすいように3cmと言ってる可能性もあるかもしれません。)
片手バックハンドで28インチ超の長さを扱えるといいうのはまさに超人。
2015頃の写真ですが、グリップを余らせ気味に握るのが特徴的。ロングラケットを使う選手にしばしば見られる握り方ですね!
(ここ1,2年の写真ではラケットが若干短くなったようにも見えます。)
またロング加工だけでなく、バンパーとフレームの間に鉛テープを貼って重くしているそうで、ストリング無しで355g!!!
長いし重いし・・・プロ級の体力がなければ扱えないラケット。
2017年シーズンには一瞬ラジカルのコスメに変わり、ストリングパターンも16×19に。写真だとストリングは縦に4G、横アルパワーに入れ替わっているようにも見えます。
モールド的に中身はプレステージの時と変わらなそうですが!
(このラケットを使っている写真はあまり無かったので、すぐにプレステージに戻したのだと思われます。)
クエバスのストリング・セッティング
ストリングは縦にアルパワー、横に4Gという、ポリxポリのハイブリッドを使用しているそうです。(ストリングもシーズン・時期によって異なります。あくまでもインタビュー記事作成時点のものとなります。)
STRINGS
https://americanway.com/en/features/2018/01/pablo-cuevas
Luxilon 4g. for the horizontals, because they loose less tension; Luxicon Alu Power, which generate more power, for the verticals. During a game, “I change the racket every time we change balls,” and he has it restrung every day.
横(クロス)にはルキシロンの4G、テンションが下がりにくいから。縦にはアルパワーで、よりパワーが出るから。試合中はボールチェンジ毎にラケットを変え、毎日張り替えている・・・とのこと!
市販品ラケット/ストリングはこちら
Embed from Getty ImagesクエバスのラケットもG360+プレステージMP(コスメ)にチェンジ。
新モールドの採用と、よりしなやかになったフレームは要チェック。
メインストリングに使っているのはルキシロン・アルパワー。
とにかくトッププロでは高い使用率を誇っており、まさに定番の1張り。
そしてクロスに使っているのは同じくルキシロン・4G。
若干柔らかめの打球感と、しっかりとパワーを受け止めてくれる感触が安心の1張り。
そして振動止めもルキシロンを使用しています!
パブロ・クエバスのパーソナルスペック|まとめ
・パブロ・クエバスのパーソナルスペックを調査
・ラケットはプレステージのプロストック+ロング加工
・重さは355gとヘビー級
・ストリングはアルパワーx4Gのハイブリッド
・試合中にはボールチェンジごとにラケットを交換
・大会中、ストリングは毎日張り替えている!