ラケット

98平方インチ/16×19のラケット打ち比べ!データからベストフィットを探す!

98平方インチのテニスラケットを打ち比べた!

<この記事のポイント>

今回は98平方インチ、16×19、フレーム厚が23,24mm程度のラケット3本を打ち比べました!
同じようなスペックの3本を感覚だけでなく、テニスセンサーによるデータ分析も含めて分析、自分にベストフィットのラケットを探します!

感覚とデータは一致するのかな?
という疑問を検証してみました!

打ち比べるのはこの中厚系3本

今回、打ち比べるのはこちらの3本。
①バボラ・ピュアストライク16/19(2020)
②バボラ・ピュアドライブVS
③ヨネックス・EZONE98(2020)

ストリングは全てテクニファイバー・ブラックコード 1.24mmを45ポンドで張って使用します。

①ピュアストライク16/19(2019)

2019バボラピュアストライク

現在のメインラケットであるピュアストライク。
レザー化、2017モデル用グロメット移植など、チューニングした状態で使用しています

②ピュアドライブVS

ピュアドライブVS

コントロール性を高めた黄金スペック派生系のピュアドライブVS。
ラウンド形状のラケットなので、パワフルさに期待したところ。
ノーマルで使用しました。

③EZONE 98 (2020)

最大24mmから19mmへと一気にくびれるシャフトを採用しているEZONE。
しなり感によるボールホールドの良さがあるラケットです。
こちらもノーマルで使用しました。

スペック比較:主に重さ・バランス、厚さの違い

ラケットピュアストライク
16/19
ピュアドライブ
VS
EZONE98
2020
フェイス989898
重さ305g
(カスタム後316g)
300g305g
バランス320mm320mm315mm
フレーム厚21-23mm21-23mm19-24mm
ストリング
パターン
16 x 1916 x 1916 x 19
RA値707061※
(※テニスGEEK通信【ヨネックス】「試合に勝てる予感がするEゾーン98」を参照)

主な違いはフレームの厚み&断面形状。
潰れた楕円〜ボックス形状のようなピュアストライク、ラウンド形状のピュアドラVS、24~19mmまで変化するEZONE。

ショットにどのような差が生じるのか、打ち比べてきました!

比較方法:フォアクロス10球!

テストの条件は以下の通りです。
・球出しはトスマシンから
・フォアハンドのクロス
・10球連続で打つ
・ミスしない程度に打ち込む

・ZEPP TENNIS2センサーでデータ収集

センサーの詳細についてはこちら:[ZEPP TENNIS2] テニスセンサー初使用!良かった所・悪かった所。

Zepp 2 Tennis 2 スイングセンサー 日本正規代理店品

主観ベスト:ピュアストライク16/19

バボラピュアストライク1619 2019

主観で選ぶベストはピュアストライクですね!
普段使っているラケットだから当たり前と言えば当たり前なんですが(笑)
3本打ち比べても一番良い感覚で打てていたのはピュアストライク。
少し柔らかい打球感、ボールの引っ掛かり感もあって、とにかく安心して打てました。

次点:EZONE98

ピュアストライクの次に良かったのはEZONE98でした。
しなり感によってピュアスト以上に柔らかい打感、適度な引っ掛かり感でボールの持ち上げやすさが好印象でした。

ピュアドライブVSは他2本に比べると明らかに打球感が硬く、球離れが早い印象。その硬さの分、スピードが出ているなら良いのですが、明らかな差を感じる事は出来ませんでした。

データ分析:球速&回転量の平均を算出

ここからは客観的にベストな一本を導き出すため、データの分析を行なっていきます。
今回のセンサーから得られた10球分のデータは以下の通り。

数字がちょっと見辛いので、平均の数値だけをまとめました。

  球速[km/h] 回転数[rpm] 深さ
ピュアスト 121 1280 2.2
VS 117 1486 1.8
EZONE 117 1599 1.6

ただしスイングの精度、データの精度(信頼性)を考慮して、10球打ったうちの最大値&最小値を除いた8球分の平均を算出しています。

深さに関しては上の図のよう3つのエリアに分け、映像からおおよその落下地点を記録して平均を算出しました。(手書きですいません)

客観ベスト:EZONE98 2020

データ分析から考えるとベストと思われるラケットはヨネックス・EZONE98でした!

センサーで収集したデータによると球速はピュアストライクが1番ではあるものの、回転数と落下地点の深さはEZONE98がトップの数値でした!

  球速[km/h] 回転数[rpm] 深さ
ピュアスト 121 1280 2.2
VS 117 1486 1.8
EZONE 117 1599 1.6

ボールの食いつき感があるので安心して振り抜けた事が、回転量と深さに繋がったのではないかと思います。

ピュアストだとパワー不足かも?

主観ではピュアストライクがベストなラケットだと思っていたのですが、データが正しいとするとラケットのパワーが足りていないのかも。
というのも回転を減らして球速を高めているのに、深さが出ていないから。
推進力不足が疑いがありますね・・・。

ピュアドラVSのメリットが見えて来ない・・・

2本のちょうど中間的な結果となったピュアドライブVS。
スピードはEZONEと同じでしたが、回転量は若干少なめ、着地点もEZONEより若干浅めと・・・正直、際立ったメリットが見えて来ないですね
僕自身、弾き感が強い・硬めの打感が苦手に感じていたのが影響したのかも。
(苦手だからこの数値なのか、この数値だから苦手なのか。考察の余地ありですね。笑)

結論:主観とデータは必ずしも一致しない!

主観で1番良い感じだったのはメインラケットでもあるピュアストライクでした。その一方でセッティングなどを含めた今回の条件下では、EZONE98のデータが1番良い数値となりました。

これらの事実から、主観で良いと感じたラケットと、データ的に良いラケットは必ずしも一致しないという結論に至りました。

※今回は分かりやすさの為にフォアハンドだけを分析。実際の試合にはバックハンド/サーブ/ボレーもあるので一概には言えませんが・・・

EZONE98でデータ収集してみようかな

しばらくはEZONE98をメインとして使ってみて、データ収集するのもいいかも?笑
『気持ち良く打てて、良いボールが打てている』という状況を目指して、セッティングを煮詰めて行こうと思います。